碧央(あお)@セラムン二次創作者

2023年8月4日に始めたばかりの初心者。 二次創作小説(セラムンのみ)の書き手。 文…

碧央(あお)@セラムン二次創作者

2023年8月4日に始めたばかりの初心者。 二次創作小説(セラムンのみ)の書き手。 文の読み書きがスキ🩷 主に二次創作の発表の場😊 ゆくゆくはそれ以外も文を紡ぎたい! フォロー&いいね、感想等お気軽にどうぞ😉

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セラムン二次創作小説『愛の女神の憂鬱(クン美奈)』

私には付き合っている彼氏がいる。 そいつとは自然と将来、即ち未来を共にすると約束している。 少なくとも公斗は私とずっと一緒にいる気になっているみたい。 私はと言…

セラムン二次創作小説『初めての感情(エリちび)』

自分がこんな気持ちになるなんて、思ってなかった。 こんな感情が湧き上がってくると思ってもいなかった。 あたしの中に、こんな醜い心があるなんて知らなかった。 その…

セラムン二次創作小説『遠い日の少年』

「たっだいまぁ~♪」 4月中旬のある日の休日。 保育園がお休みの休日、活発で元気な男の子である衛は近所の友達や保育園で出来た友達と遊ぶ事が日課になっていた。 この…

セラムン二次創作小説『改めてデートを(ジェダレイ)』

和永は悩んでいた。 付き合ってそれなりに月日が経っていた。にも関わらず、あまり進展が無い。 と言うか、デートを殆どしていない。振り返ると、デートをした記憶がほぼ…

セラムン二次創作小説『初デートに行こう(まもうさ)』

付き合って初めての休日。まもちゃんと初めての外出の日、私はいつになく舞い上がっていた。 その上、まさかまもちゃんにちゃんと告白して貰えるなんて嬉しくて更に有頂天…

セラムン二次創作小説『Majiで恋する5秒前』

午後7時。夜になり、日が暮れかけた頃。 ほたる達はまだ九助の家にいた。 学校から出た大量の宿題をしに九助の家へと来ていたほたる達。なるるとるるなのおバカコンビが…

ミッションの一貫です。すみません。

セラムン二次創作小説『タピりたい』

ゴールデンウィークって事で各教科、いっぱい宿題が出た。 遊びを兼ねていつものメンバーで宿題をしようと、九助の家に集まることにした。 「チョベリブー」 「超キャパい…

セラムン二次創作小説『初デートに前に(クン美奈)』

とある日の休日。美奈子は彩都を呼び出して、ショッピングに連れ回していた。 目的は初デートの服装選び。来たる公斗との初デートに着ていく勝負服を、昔から一番よく知る…

セラムン二次創作小説『付き添いだったはずなのに』

ある日の休日。世間一般では待ちに待っていた嬉しい休日がやって来た。 せつな自身も普通であればゆっくり出来る休日は有難い。 しかし、今日と言う休日はせつなに取って…

セラムン二次創作小説『リフレーーーッシュ!!!(ゾイ亜美)』

「あ、いゃんっ」 頬を高揚させ、亜美は気持ち良さについ口から甘い吐息が漏れる。初めて聞く、自身の艶っぽい声に羞恥で更に赤面した。 その声を聞いていた彩都は満足感で…

セラムン二次創作小説『銀河を彷徨って』

何故私が最強の戦士では無いのだろう? これだけ強い力を持ちながら、本当のセーラー戦士ではなかったのだろう 屑な星で生まれたばかりに、選ばれなかったなんて悔やんで…

セラムン二次創作小説『終わりのない世界』

終わりの無い世界があるなんて、あの頃の私は想像もしていなかった。仲間を失う事も。 “月野うさぎ”として転生して“セーラームーン”をやる事になったのは、前世での禁…

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セラムン二次創作小説『せつなママはメンクイ』

大学のゼミで出たレポートを書き終えたせつなは引きこもっていた自室を出て、リビングへ姿を現すとそこには優雅にはるかとみちるが寛いでいた。 ほたるの姿だけが無く、少…

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セラムン二次創作小説『愛の女神の憂鬱(クン美奈)』

私には付き合っている彼氏がいる。

そいつとは自然と将来、即ち未来を共にすると約束している。

少なくとも公斗は私とずっと一緒にいる気になっているみたい。

私はと言うと、まあありだなと思っていた。つい最近まではーー。

最近、ふと思ったのよね。

仮にうさぎがこのままクイーンになって千年時代が到来しているのを想像してみてよ!

クンツァイトと結婚したら、少なくとも千年と言う長ぁーい月日、彼だけを

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セラムン二次創作小説『初めての感情(エリちび)』

自分がこんな気持ちになるなんて、思ってなかった。

こんな感情が湧き上がってくると思ってもいなかった。

あたしの中に、こんな醜い心があるなんて知らなかった。

その感情とは、単純な単語。ーーー嫉妬だ。

何故こんな感情を持ってしまったかと言うと、エリオスの行動にある。

きっと彼は、何でも無い行動だったはずで。彼にとってはごく当たり前のことで、日常茶飯事。

だって、いつも一緒にいて、同士であり

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セラムン二次創作小説『遠い日の少年』

「たっだいまぁ~♪」

4月中旬のある日の休日。

保育園がお休みの休日、活発で元気な男の子である衛は近所の友達や保育園で出来た友達と遊ぶ事が日課になっていた。

この日もずっと外で遊んで帰ってきた。

「おかえりなさい、衛くん。手洗い忘れずにね!」

「はぁ~い」

家に帰ると美人で優しい母親がいつも出迎えてくれる。

衛はそんな母が大好きで、言われた通り言いつけは守り、家にいる時はいつもベッタ

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セラムン二次創作小説『改めてデートを(ジェダレイ)』

和永は悩んでいた。

付き合ってそれなりに月日が経っていた。にも関わらず、あまり進展が無い。

と言うか、デートを殆どしていない。振り返ると、デートをした記憶がほぼ皆無だった。

「よし!レイをデートに誘うぞ!」

火川神社で定期的にバイトをしている和永は、今度のバイトにデートに誘おうと決意した。

「レイ、今度の日曜は暇?デートしない?」

「その日は先約が入っているので、無理ですわ」

瞬殺の

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セラムン二次創作小説『初デートに行こう(まもうさ)』

付き合って初めての休日。まもちゃんと初めての外出の日、私はいつになく舞い上がっていた。

その上、まさかまもちゃんにちゃんと告白して貰えるなんて嬉しくて更に有頂天になってしまった。

私たち、本当に付き合ってるんだ。隣で歩くまもちゃんの顔を見上げながらついついニヤケてしまう。

「どこに行きたい?」

「え?」

不意にまもちゃんから質問され、少し驚く。

手を繋いで歩いているけれど、確かにどこに

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セラムン二次創作小説『Majiで恋する5秒前』

午後7時。夜になり、日が暮れかけた頃。

ほたる達はまだ九助の家にいた。

学校から出た大量の宿題をしに九助の家へと来ていたほたる達。なるるとるるなのおバカコンビが宿題を終えたのは午後5時になろうとしていた時だった。

九助の姉、琴乃の「せっかくだから食べていけば」の一言に甘える事にしたお子様御一行。

食べ終わるとすっかり日がくれようとしていた。

「すっかり遅くなっちゃったね」

「地獄の宿題

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セラムン二次創作小説『タピりたい』

ゴールデンウィークって事で各教科、いっぱい宿題が出た。
遊びを兼ねていつものメンバーで宿題をしようと、九助の家に集まることにした。

「チョベリブー」
「超キャパい」

みんな黙々と宿題をしていると、なるるとるるなが根を上げた。
相変わらずギャル語は理解出来ないけど、雰囲気で嫌な事だけは充分くらい伝わって来る。

「チョベリブー?キャパい?」

こっちが頭おかしくなりそう。

「チョベリブーは超ベ

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セラムン二次創作小説『初デートに前に(クン美奈)』

とある日の休日。美奈子は彩都を呼び出して、ショッピングに連れ回していた。

目的は初デートの服装選び。来たる公斗との初デートに着ていく勝負服を、昔から一番よく知る彩都に見立ててもらおうと目論んでいた。

そこに加え、彩都は女装の麗人。最近のレディースのトレンドにも敏感。こんな打って付けの人はそういない。

「公斗はどんな服着ていても、幻滅なんかしないわよ?」

連れ回しては、あーでもないこーでもな

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セラムン二次創作小説『付き添いだったはずなのに』

ある日の休日。世間一般では待ちに待っていた嬉しい休日がやって来た。

せつな自身も普通であればゆっくり出来る休日は有難い。

しかし、今日と言う休日はせつなに取っては来て欲しくなかった休日だった。出来ることなら自身の技で一日を飛び越えたい。そんな禁忌を犯したいと思えてしまう程に来て欲しくなかった日。

「今日が来てしまったのね。とっても憂鬱だわ」

盛大なため息と共にベッドから起き上がり、重い体を

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セラムン二次創作小説『リフレーーーッシュ!!!(ゾイ亜美)』

「あ、いゃんっ」

頬を高揚させ、亜美は気持ち良さについ口から甘い吐息が漏れる。初めて聞く、自身の艶っぽい声に羞恥で更に赤面した。

その声を聞いていた彩都は満足感で満たされていた。

「ふふっ。亜美もそんな声出すのね」

「やだ、聞かないで!」

余裕のある彩都にからかわれ、亜美は益々羞恥心で死んでしまいそうになる。穴があれば入りたいと言った気持ちだ。

だが、それを彩都は許さない。

「照れち

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セラムン二次創作小説『銀河を彷徨って』

何故私が最強の戦士では無いのだろう?

これだけ強い力を持ちながら、本当のセーラー戦士ではなかったのだろう

屑な星で生まれたばかりに、選ばれなかったなんて悔やんでも悔やみきれない

もっと大きく美しい星に行けば私も本当のセーラー戦士として力を持てるだろうか?

私に相応しい素晴らしい星を求め、宇宙を彷徨い歩く日々

どこも屑ばかりで嫌気がさす

私に相応しい星は何処だ?

星々を点々としている中

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セラムン二次創作小説『終わりのない世界』

終わりの無い世界があるなんて、あの頃の私は想像もしていなかった。仲間を失う事も。

“月野うさぎ”として転生して“セーラームーン”をやる事になったのは、前世での禁断の恋の贖罪なんだと思っていた。

戦いを通して、どれだけ罪深い事をしたのかを知る為の試練。そう考えていた。

でも今、何度も何度も転生した結果、私はセーラーコスモスとして宇宙を守護に持つ最強の戦士となった。

かつての仲間や恋人もその度

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セラムン二次創作小説『初デートに行こう(まもうさ)』

付き合って初めての休日。まもちゃんと初めての外出の日、私はいつになく舞い上がっていた。

その上、まさかまもちゃんにちゃんと告白して貰えるなんて嬉しくて更に有頂天になってしまった。

私たち、本当に付き合ってるんだ。隣で歩くまもちゃんの顔を見上げながらついついニヤケてしまう。

「どこに行きたい?」

「え?」

不意にまもちゃんから質問され、少し驚く。

手を繋いで歩いているけれど、確かにどこに

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セラムン二次創作小説『せつなママはメンクイ』

大学のゼミで出たレポートを書き終えたせつなは引きこもっていた自室を出て、リビングへ姿を現すとそこには優雅にはるかとみちるが寛いでいた。

ほたるの姿だけが無く、少し気にはなったものの定位置であるソファーへと腰掛ける。

「よっこいしょっと」

「おいおいせつな、年寄り臭いぜ?」

レポートと睨めっこでずっとデスクワークをしていたせつなは軽く腰を痛めていて、下半身がなまりつつあった。

今日久しぶり

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