碧央(あお)@セラムン二次創作者

2023年8月4日に始めたばかりの初心者。 二次創作小説(セラムンのみ)の書き手。 文…

碧央(あお)@セラムン二次創作者

2023年8月4日に始めたばかりの初心者。 二次創作小説(セラムンのみ)の書き手。 文の読み書きがスキ🩷 主に二次創作の発表の場😊 ゆくゆくはそれ以外も文を紡ぎたい! フォロー&いいね、感想等お気軽にどうぞ😉

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  • クン美奈小説

    前世、現世、未来のクン美奈の話をまとめて置いていきます

  • まもうさ小説

    原作、旧作、Crystal(Eternal、Cosmos)、ミュージカル全媒体のまもうさ中心(エンセレ、タキムン、まもうさちび、キンクイ、キンクイレディ、遠うさ、月影うさ、セーラーコスモス×タキシード仮面含む)の小説まとめ

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セラムン二次創作小説サイトを運営しています😊 メインは飽くまでもサイトになりますので、ご興味ありましたら訪問頂けますと嬉しいです✨ https://plus.fm-p.jp/u/4heavenstars/

    • セラムン二次創作小説『せつなママはメンクイ』

      大学のゼミで出たレポートを書き終えたせつなは引きこもっていた自室を出て、リビングへ姿を現すとそこには優雅にはるかとみちるが寛いでいた。 ほたるの姿だけが無く、少し気にはなったものの定位置であるソファーへと腰掛ける。 「よっこいしょっと」 「おいおいせつな、年寄り臭いぜ?」 レポートと睨めっこでずっとデスクワークをしていたせつなは軽く腰を痛めていて、下半身がなまりつつあった。 今日久しぶりの発言が、若者らしからぬ言葉に本人は何も感じていないばかりか気に求めていなかった

      • セラムン二次創作小説『ありがとう、さよなら(クンヴィ)』

        『ありがとう、さよなら(クンヴィ)』 “君の恋は永遠に叶うことはない” 久々に再開したあの人は、やっぱり又、敵の手に落ちていた。 前世の時と同じように、私の前に敵として立ちはだかった。 どうしてまた敵の手に落ちたの?なんて無駄な事は聞かないわ。 歴史は繰り返される。そう言う運命。 私の恋は永遠に叶わない。 エースにそう言われた時から、覚悟はしていた。出来ていた。はずだった。 だけど、現実を突きつけられると辛い。 “戦い続けろって運命” 私はプリンセスを守る

        • セラムン二次創作小説『どんな些細な事でもあなたは……(ネフまこ)』

          まことと付き合って何度か家に訪れたある日、勇人はポツリと呟いた。 「この家の間取りって、まことにとって使いやすそうに出来てるよなぁ……偶然か?」 まさか家についてそんな風に見られているとは思ってなかったが、まことは気づいて貰えたことに嬉しくなった。 「いや、偶然じゃないよ」 「あ、やっぱり?何となくそうかなと思ったんだよな。使い勝手良さそうに出来てる」 「拘ったんだ。気づいて貰えて嬉しいよ」 「俺、よく気づくだろ?理想の彼氏!」 「自分で言うか」 何気なく気づ

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        • クン美奈小説
          40本
        • まもうさ小説
          53本

        記事

          セラムン二次創作小説『ピンクムーンに思いを馳せて(まもうさちび)』

          いつものように衛のマンションへと遊びに来ていたうさぎは、部屋の中から満月が見えるのに気づき、ベランダへと移動した。 「うわぁ~綺麗な満月だよ、まもちゃん♪」 「本当だな。4月の満月の事を“ピンクムーン”って呼ぶらしいぞ」 うさぎに呼ばれた衛もベランダへと移動し、うさぎの横で月を見上げ、月についての雑学を披露する。 「流石まもちゃん詳しいね!」 「ああ、まぁな」 「でもどうしてピンクムーンって呼ぶの?」 「ピンク色の花が咲き誇る時期に昇るからだと言われているらしい

          セラムン二次創作小説『ピンクムーンに思いを馳せて(まもうさちび)』

          セラムン二次創作小説『両手に花』

          『両手に花(まもうさ←コスモス)』 一体、今何が起きているんだ? 俺の身に、何が起こっているのだろう…… 今、俺は二人の女性が両方の腕にしがみつかれている。 一人は俺の愛しい可愛い大好きな恋人のうさだ。うさが俺の腕に抱き着いているのはいつもの事で、日常茶飯事。何ら問題は無いし、嬉しい。ずっとこうしていたいと言うのが本音だ。 そしてもう一人はセーラーコスモスとな乗る女性。この女性が厄介で、うさと見た目が瓜二つ。いや、もううさそのものだ。 本人もうさの来世の姿だと認め

          セラムン二次創作小説『両手に花』

          セラムン二次創作小説『愛は盲目』

          兄弟仲良く久しぶりに地球へ来たデマンドとサフィール。 ひょんな事からスーパーのお菓子売り場に行くとサフィールはとあるお菓子が目に止まった。 「兄さん、このお菓子見てよ!ルマンドだって!地球には兄さんと似た名前のお菓子があるなんて地球も捨てたもんじゃないな」 普段はクールで地球に嫌悪感を示すサフィールだが珍しくテンションが高くなり、兄の名と似たお菓子を見て子供のようにはしゃいでいた。 「サフィール、これを見てくれ!ミンティアBREEZEの味がCRYSTAL SILVER

          セラムン二次創作小説『愛は盲目』

          セラムン二次創作小説『追想(遠うさ)』

          ここの所毎日ゲーセンに通ってる。 別に何も珍しい事では無いのだけど、後ろめたいのはどうして? まもちゃんに似ている遠藤さんに会いに行っているから? 「うさぎちゃん、こいつは新しくバイトに入ったオレの親友、遠藤だよ」 まもちゃんとトレードしようね、絶対ね!って約束した懐中時計。タキシード仮面が私を庇ってくれた時に止まっていた時計。 それが突然動き出した日に突然現れたその人は、まもちゃんと顔も声も何もかもが瓜二つで。 でも、古ちゃんお兄さんの親友で、大学生なんだって。

          セラムン二次創作小説『追想(遠うさ)』

          セラムン二次創作小説『過去は振り返らない(ジェダレイ)』

          「レイさんのこと、もっと知りたいな」 「別に、話すほどの事など、何も……」 “知りたい”と言われ、動揺する。 彼が何を知りたいのか?それは、何となく分かるから……怖い。 彼の知りたいこと、それは私の恋愛事情や家庭環境。 ここ火川神社の宮司をしている祖父と2人、この家で暮らしている。両親はいない。 カラス二羽と仲がいい。 付き合う前に、散々通いつめていたらここまでの事は分かっていると思う。 過去の事は、余り話したくない。と言うのが本音だ。 「レイさんの事だから

          セラムン二次創作小説『過去は振り返らない(ジェダレイ)』

          セラムン二次創作小説『どんな姿形になっても(クン美奈)』

          『どんな姿形になっても』 「本当に石になってたなんてね……」 金髪ロングの髪の毛を、赤いリボンで後ろに括った特徴のある髪型をした少女ーーー愛野美奈子はケースに大切に保管された石にそう呟いた。 最初は、半信半疑だった。 「四天王がまもちゃんの家に石になって居候してる!」 興奮気味に彼女の守り人である月野うさぎが受験勉強をしている時にそう喚き散らした。 美奈子はその言葉に耳を疑った。 非現実的なその言葉は、勉強嫌いのうさぎが受験勉強で気が狂ったのだと考えた。 「う

          セラムン二次創作小説『どんな姿形になっても(クン美奈)』

          セラムン二次創作小説『千年桜』

          「ふぅー、やっと出来た!!!」 六月中旬、梅雨に入り雨が続く天候のコントロールが出来ないクリスタル・トーキョーの庭園でセーラージュピターが歓喜の声を上げた。 この日、ずっとこの数ヶ月かけてやってきた事が漸く完成したからだ。 「頑張ったな、ジュピター」 ジュピターがやってきた事を一緒になって手伝っていたネフライトが労いの言葉をかけた。 ずっと、こん詰めて頑張っていた事を傍らで見てきたネフライトは、誰よりも頑張っていたジュピターを誇らしく思った。 「何とか間に合いまし

          セラムン二次創作小説『千年桜』

          セラムン二次創作小説『ザ・ピース(ジェダレイ)』

          四月になり、街が騒がしくなった。 新生活が始まるから、と言う理由では無い。それならまだレイとしては良かったのだが、違う理由で騒がしく、それがより一層の憂鬱を誘う。 「はぁ……」 火川神社でいつもの様に仕事をしていて、レイは深いため息を一つ付いた。 仕事ででは無く、騒がしい町に対してのため息だ。 それに敏感に察知した和永は、レイを気にかけて話しかける。 「どうした、レイ?機嫌が悪い様だけど?」 良くも悪くも和永は素直でストレートな性格。その為、レイの態度を見てその

          セラムン二次創作小説『ザ・ピース(ジェダレイ)』

          セラムン二次創作小説『秘密の趣味』

          デス・バスターズとの戦いが終わり、間もなくして学校は夏休みに入った。 40日と言う長い休みを貰うなんて初めてて、ワクワクしていた。んだけど…… 夏休みに入ると同時にうさぎもまもちゃんも中学三年生と高校三年生で受験生でこの夏休みが勝負だと受験勉強を本格的に始めてしまった。 うさぎが頑張らないといけないのは分かる。いつも赤点で酷い点数をたたき出しては育子ママに怒られているし、この前だって激怒されて期末テストまで毎日勉強させられていたし。自業自得って奴だ。 だけどまもちゃん

          セラムン二次創作小説『秘密の趣味』

          セラムン二次創作小説『大人のあなたのために(まもうさ)』

          うさぎはこの日、並々ならぬ決意をして衛の家へと遊びに来ていた。 「まもちゃん、私今日大人になるわ!」 衛の隣に座り、衛の顔を真っ直ぐ見て真剣な眼差しでそう宣言した。 今までに見せたことも無いうさぎの大人の顔に、衛はドキッとして目が離せずにいた。 それだけ衛の事をうさぎは考えてくれていると言うのが、その視線で感じ取れる。 「うさこ……無理はするなよ?」 うさぎの気持ちを汲み取った衛は、そう優しく声をかけた。 「まもちゃんのだもん、私は大丈夫だよ」 心配する衛に対

          セラムン二次創作小説『大人のあなたのために(まもうさ)』

          セラムン二次創作小説『眠れる森の美少年の目覚め(A美奈)』

          美奈子はこの日、金星に来ていた。 いつ振りかのセーラー戦士の戦闘服を着て、生まれ故郷である金星の地に足をつけていた。 何故ここに来たのか?その理由はある人を復活させたかったからだ。 「大丈夫、だよね?」 ヴィーナスは、両手で持っていたダンブライト石をギュッと握り締めた。 そう、美奈子が復活させたかった人とは、ダンブライトーー金星での名は、アドニス。そして、地球名は最上エース。 金星人であるエース。自身が持っているヴィーナスクリスタルで蘇ることが出来るのでは?と美奈子は考え

          セラムン二次創作小説『眠れる森の美少年の目覚め(A美奈)』

          セラムン二次創作小説『銀髪に魅せられて』

          今私の目の前にいるのは紛れもなくプリンセス・セレニティその人だった。 時代は変わり、姿形も変わったけどプリンセスとして覚醒し、前世の記憶が戻った彼女“月野うさぎ”はあの頃のプリンセスその物だった。 前世での私はプリンセスの銀色に輝く長く綺麗な髪が大好きだった。 その髪の色に憧れていた。 守護星である月と同じ色に輝くその髪はとても魅力的で、繊細な髪質だった。 そんなプリンセスの髪をお団子に結うのが彼女にお仕えした時からの私の日課になっていた。 髪が伸びるのもとても早

          セラムン二次創作小説『銀髪に魅せられて』