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【読書ログ】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0 」を読んでみた #3

今回は、最近読んだ本「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0」を独断と偏見でまとめたいと思います(*゚▽゚)ノ

1.どんな本か

累計140万部の販売を達成した、仕事や人生を成功に導く強みとは何か知り、強みの原石である才能・資質の見つけ方や活かし方、強みへと昇華するためのヒントが書かれた本です。著作は、米国Gallup社という、世界30余の国に拠点を設けている世論調査やコンサルティングを行う企業です。Gallup社は、60年間をかけ、世界の卓越した成功者を分析し、オンラインで資質を診断できる「クリフトンストレングス」を開発しました。本を購入すると特典があり、「クリフトンストレングス」が無料で診断できちゃいます。

自分の才能・資質を知って、強みとして活かしていきたいと思う方にオススメの本です!ぜひ読んでみてくださいね!(*≧▽≦)/ ✧

2.要点まとめ

私なりの解釈で簡単にまとめてみました。

(1)「強み」「弱み」とは何か

・強みは、常に完璧に近い成果を生み出す能力のこと。満足感も得られる。
・強みは、自分の才能(資質)を正確に把握して、知識と技術で才能(資質)を磨くと強みになる。自分の才能(資質)がわからないままだと、むやみに知識や技術を吸収してしまい、時間がもったいない。

・弱みとは、優れた成果を得るのに妨げになること。進歩が望めないため、特にこだわらず、折り合いをつける方が良い。

<弱みと折り合いをつける方法>
①少しでも良くするために頑張る
②サポートシステム作る
③才能の力で打ち勝つ
④潔く弱点を認めて人に助けてもらう
⑤そもそもやらないようにする

強みを知り効率よく育てるために、まずは自分の才能(資質)を正確に知ることが必要です。そもそも才能(資質)とは何かを考えよう。

(2)「才能」とは何か

・才能は、無意識に繰り返される思考・感情・行動のパターンで、何かを生み出す力を持つ資質のこと。自分の資質を意識し、知識や技術で才能として鋭く磨けば、強みになる。(資質+将来性・成長性=才能。資質・才能にせよ、育てないと強みにはならない。)

・才能は、16歳頃に永続的に決まる。人が誕生した時、思考・感情・行動パターンのもとになる複数の脳の神経回路がつくられる。しかし、3歳頃を過ぎると、親の遺伝的特性と幼児期の体験を通して、不要な神経回路の遮断、断捨離が始まる。最終的に、16歳頃、よく使う神経回路のみが残り、永続的な思考・感情・行動パターンが決まる。

才能(資質)と強みの関係性を知ったところで、自分の才能(資質)を見つけていこう。

(3)「才能・資質」を見つける方法

長期的に以下の4つの観点から自分の行動や感情を見つめてみる。
①自分が無意識にどんな反応をしてるか観察する。
②自分が本当に望むことは何か考える。
③新たな技術の習得をする時、習得が早いものは何か考える。
④何をしてる時に満足感を感じるか考える。

(ちなみに…自力で才能・資質を深掘りするなら、「「やりたいこと」の見つけ方」「「才能」の見つけ方」の著者、八木 仁平さんのYoutubeの「得意なこと・才能がないを解消する30の質問」が参考になります。)

とは言え、才能・資質は、無意識にやれてるから自分で気づくのが難しく、じっくり自分を客観視する時間も視野もなかなか持てない…そんな方は、ギャラップ社のクリフトンストレングス(資質診断)をしてみよう★

(4)クリフトンストレングス(資質診断)とは

クリフトンストレングスは、自分の強みの原石である資質がわかるオンラインの診断ツールです。

過去30年間に、米国Gallup社が、アメリカ内外の傑出した才能を持つ200万人強の人々へインタビューを実施し、資質のパターンを分析した結果、普遍的と思われる34個の資質を見つけ出しました。診断は30分程度で、無意識の思考・感情・行動パターンを引き出す質問に答えながら、自分の世界に通じる強みになる可能性が高い資質(診断でわかる資質のすべてが成功者の種!)を教えてくれます。下記のURLから、ぜひ診断してみてくださいね!★+。:.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。+゚★

本を購入した方は、無料で優位な資質5位を診断できます。全部の34個の資質の順位を確認したい場合は、追加の課金が必要です。

3.資質診断してみた!

私は、せっかくなので課金して、全34個の資質の順番を診断してみました!何枚かの診断レポートと、資質を深掘りするワークなどももらえます。

また、本書では、診断後、自分の資質を正確に認識して、柔軟に資質を組合せ、特に上位5個の資質を生涯で磨き続けることをオススメしてます。また、会社での利用方法として、全従業員で資質のリストを作成することや、業務配置や育成などへ活かし方のアイディアも記載されてます。

4.資質診断の深掘りする方法

資質診断をしたものの、正直に言うと…資質をどう扱えばいいか、資質の組合せをどう解釈して良いか、具体的なことがあまりよくわかりませんでした。( ˘•ω•˘ ).。oஇ

そこで、資質をより深掘りするため、Gallup認定ストレングスコーチ(Gallup社の専門トレーニングを受け、コーチングやチームビルディングなどの才能開発の専門家)の方々の、下記、資質をまとめたブログを参考にしました。

■資質の説明&育成方法がよくまとめられたサイト

■一部に資質同士の相乗効果に関して記載があるサイト

■診断から弱みに関して、どう考えればいいか記載があるサイト

5.私の診断結果

Gallup認定ストレングスコーチの方々のブログを参考にしながら、簡単に自分の資質をまとめた図が、下記になります★

<上位資質の特徴>
・リスクや逆境にも挑戦ができ、勝負に勝ち、自分が認めらるために努力する。また、考えるより行動派。(影響力)
・勝ち筋を見つける(影響力)や、好奇心や成長意欲から、幅広いジャンルの人・物・情報・アイディアを収集し、勉強し専門的になる。(戦略的思考)
・自信のある姿で、チームを牽引し、鼓舞する。信頼できるチームに役立つのが好き。チームを褒め、信頼関係を築きながら、チームの小さな可能性を育て、同じ方向へ向くよう調整する。(人間関係構築力)

<上位資質からみる資質の育成方針&取り扱い方>
・影響力&戦力的思考から、自分への意識が向きがち。周囲の声に耳に傾けるよう意識する。行動前に考え、周囲に根拠や説明を十分するように気をつける。「チームで勝つ」「チームに役立つ」かを意識する。
・自我&ポジティブから、ネガティブ(消極的・懐疑的)な出来事や人が苦手。ポジティブな人や環境に身を置く、または、影響を受けないように自分で自分を大事にケアする。
・調和性と影響力が相反してるため、内面的な葛藤に苦しみがち。調和性と影響力を緩めて、自分をマネイジメントする。
・実行力がないので、チームで得意な人を頼る。または、目的意識(目標志向)や人との約束(責任感)を意識したり、収集や勉強に時間かけ過ぎず、断捨離・整理しつつ、人のために活用し、アウトプットするようにする。

4.読んで思うこと

就活やキャリアアップなどのネット記事に、「自分の強みを活かそう」という言葉をよく見聞きします。それで、自分の強みについて考えますが、どこか確信が持てず、モヤモヤしてました。

本書や資質診断、Gallup認定ストレングスコーチの方々のブログで、成功のためか、幸せなためか、自分の目的のために、どのように自分の資質を育て、活かし、努力するか、何が自分の頑張りのスイッチになるかが明確になり、とてもスッキリしました。

また、無意識に繰り返される思考・感情・行動のパターン(資質)によっては、結果的に行動が同じでも、人により行動の原動力が違う可能性があることにも気づきました。誰かと関わる時、どんな資質がある人で、その人のやる気スイッチがどこなのかを考えて、関われたらなと思います。

みなさんはどんな成功者の種(資質)を持っておられるでしょうか?違いを想像するだけでもワクワクしてくる私です₍₍ο(*⸝⸝˃ ᵕ ˂⸝⸝*)ο₎₎

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