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ただ君に幸あれ

日に日に娘が成長する。

動き出し、欲しいものを手にする。
おもちゃが手から落ちたら、拾ってくれと声を出す。
眠くなったら心地よい体勢を探してもぞもぞする。
近寄ると笑顔で迎えてくれる。
他にもまだまだたくさん…。

子どもの成長って素晴らしい。
毎日に彩りを与えてくれる。ありがとう。

少しずつコミュニケーションがとれるようになってきた娘。
夜もぐっすり寝てくれて、1人の時間になってもついつい娘の動画を見ているわたしがいる。

そして思うこと、ただ幸せでいてほしい。

何が幸せなのかは彼女のみが知るのだけれど。そしてまだ0歳の彼女が何を感じているのか、わからないけれど。
幸せでいてくれ。今もいつまでも。


わたしは初めて6年生の担任になり、卒業生を送り出すとなったときも同じことを思った。

ただみんな、幸せになってください。
その幸せは自分で決めていいんだよ、と。

これから大変なこともあるだろうけど、とか、
仲間を大切にして、とか、
感謝を忘れずに、とか、
努力は自分のためになる、とか、
そういう教えは思いつかず、
卒業式後、教室での最後の話でそういった記憶がある。

よくどの学年が1番思い出になっているかと聞かれることがあるが、
社会人1年目で担任したあの子たち
初めての卒業生のあの子たち
初任校最後のあの子たち
コロナ禍をともにしたあの子たち
異動後初めての担任のあの子たち、などなど
いつだって思い入れのあるクラスだ。

それと似ている。
ふにゃふにゃの新生児の娘
首が座った娘
笑うようになった娘
寝返りをするようになった娘、などなど
いつが1番かわいいとかじゃなくて、
いつだって彼女と過ごしているとわたしの心が満たされる。

正確には向き合っていると、泣き声に参ってしまったり、ふぅとため息がででしまったりもする。
でもやっぱり1日を振り返ると満たされている自分がいる。

ああ、本当に幸せになってほしいなあ。
何が好きになるのか、どんなことを知りたがるのか、今から楽しみだ。

そしてどんな選択も親として受け入れ、彼女の幸せを応援する存在でありたい。

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