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Kindleセルフ出版(KDP)を試してみたという話

おはようございます。
あおはるです。

かねてより興味のあったKindleセルフ出版。
Amazonの電子書籍に自分で本を出せるというサービスです。

こんな感じで。

ようやく1冊出してみたので、今回は出してみるまでの体験談を書いてみます。


KDPに出してみようと思ったあの日あの時

ショートショートのときわひでたかさんが、KDPに出版されているのを知り、「こんなことできるんだ!」と感銘を受けたのがきっかけ。

それからしばらくの間、出してみたいという気持ちはあれど、まず出すための原稿を作らなきゃと、仕事の合間を縫ってコツコツ書き溜めていました。

原稿を作成していたあの日あの時

いざ、何を書こうかと考えた時、最初は何でもロジックで解決するドラえもんのような話を書こうと思っていて、いまいち筆が進まず(笑)

これはきちんと企画から考えようと思いなおし、私の場合は普段書いているnoteがあったので、社会人スキル系でまとめてみようと企画骨子を固めました。

流れとしては
・ターゲット:社会人(なりたての人)
に向けて、
・テーマ(分野):ビジネススキルの解説系
で何か書けないだろうかと考え、
・経産省が提唱している『社会人基礎力』について書いてみよう
と、なりました。

とはいえ、世の中に既に語られていることばかりなので、自身のウリというか、表現の+αとして、私はゲームの分野で仕事をした経験があるので、ゲームの世界に例えるとどういうことかという味付けをすることにしました。

出版に必要なものを揃えたあの日あの時

KDPに出版するために必要なものは、Amazonのアカウントと原稿(+表紙)だけです。

今回は、
・原稿はWord(docx形式でOK)で作り
・表紙はPowerPoint(jpg、画角は2,560 x 1,600)で作り
・イラストはエトリエ様のフリー素材をお借りしました

事前の調べではe-pub形式に変換するなどアップロードが手間なのかなと思いましたが、Wordでそのまま反映できました。
Word内の画像もそのまま反映されましたし、巷で言われているほどWordが崩れるということはないようです。

こんな感じで、Kindle側のガイドもあります。

いざアップロードすると、Wordとレイアウトの印象が変わると思いますが、Kindleは文字フォントをユーザーが任意で変更できるので、あまり気にし過ぎてもよくないだろう、と考えました。

いざ、登録をしたあの日あの時

アカウントと原稿や表紙の準備ができたら、いざアップロード!
下記のような画面で設定するのですが、noteを投稿されたことがある方なら抵抗感はあまりないと思います。

参考画像2

価格は、KindleUnlimited(読み放題)で出したかったので価格は250円+KindlieUnlimited対応にしています。
※99円から出せるのですが、(おそらく)読み放題にする最低価格が250円

noteとの差分でいうと、登録するとレビューが走るので登録してからの変更は極力避けた方がよさそうです。
※本がどのように表示されるかは事前にプレビューで見れます

Amazonに並んだ今日、この日

というわけで、数時間のレビューを経て、無事にAmazonに並びました。

参考画像

Amazonに自分の本が出展されている。
noteへの初投稿やYoutubeに初めて動画をアップロードした日の気持ちと同じく、世の中に発信したという達成感が湧きます。

本って一定の権威があったりするので、なかなか雑多なものは出せないという気持ちのハードルがあるかもしれませんが、まずは何事もやってみるという精神で進めてみました。

後押ししてくれたのはこの本です。

まずは出してみるという最初の一歩が大事。

最後に

セルフ出版もっと流行ってほしいなぁ。
歌手の世界で言うインディーズのようなもので、粗削りだけれども面白い作品って世の中にいっぱいあると思うんですよね。

Youtubeも投稿者が儲かる→面白い人が集まる→プラットフォームとして人気が出るという循環が生まれ、今ではクリエイターが自由に好きなことを表現できる場になっているので(かつ、頑張れば生計を立てられる)、本の世界でもこういうサイクルが生まれてほしいです。

個人の時代になってきているなぁと感じております。
個人で人気を獲得し、有名になる人がどんどん出てきてほしい。

noteも有料販売ありますよね。
noteでの有料販売も今度は試してみたいと考えています。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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(2020/09/04追記)

黒い白クマさんより、コメントにて、振込手数料が掛かるのかどうかをご質問頂きましたので、私のわかる範囲でご回答いたします。

まず、私の出版環境は以下のようになっておりまして
・日本国内のみの販売
・振込先銀行は三井住友銀行
・ロイヤリティは70%を選択

で、これに海外からの入金なので振り込み手数料が1,000円以上かかってしまうのではないかというのがご質問のポイントでした。

よさそうな事例があったので、2020年6月の支払い225円(雀の涙)がどう振り込まれたかをみてみますと、

検証結果

いちおう、225円が特に手数料も掛からずに振り込まれました。
※もともとこの金額に対して振込手数料が差し引かれているということでもありません。他の月も同様で、レポートの通りの振り込みがありました。

参照された記事の時は手数料が掛かったのかもしれませんが、いま、国内で販売する限りは大丈夫そうです。
ひょっとしたら海外で販売していたケースかもしれないですね。

参考になれば幸いです。

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noteでは以下のような記事を書いています。
よければあわせて読んでいただければ幸いです。

’20/08/03追記 有料noteも書いてみました。
もしよければこちらもよろしくお願いいたします。

’20/08/22追記 note内で初心者交流のサークルを立ち上げてみました。
noteで活動されている方、ぜひ概要だけでも見て頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。



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