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No.6 エネルギーをあげる「言葉の伝え方!」

ここまでで、“言葉”の持つ影響力を 感じ取ってもらえたでしょうか?

そして今回は言葉のエネルギーをあげるために「伝え方」について、知っておくべき2つの大事なことをお伝えします。

1つ目、「マインド」を整えて非言語力をあげる!
2つ目、「伝え方」のスキルを知る!

<マインドを整えて非言語力をあげる!>

使う言葉はもちろん大事ですが、それ以上に非言語力(ノンバーバル)が重要になります!
その非言語力はあなたの「マインド」に大きく影響されます。

例えば、「可愛いね~」と言いながら、話している人の顔が怖かったら~、全然うれしくないですよね?(苦笑)

これは考えてみたら当然のことで、「マインド=心・精神」ですから、本当に可愛いと思っていないのに「可愛いね~」と言っても、声のト~ンや表情にあらわれてます。そしてそれを察知する能力は、大人が思う以上に子どもの感度は高いのです。

では、この「マインドを整える」にはどうしたらいいのか?

マインドは、あなたの「心」と「思考」によって作られます。
あなたの今の人生における満足度の状態が「心」にあらわれ、その満足度を図っているのが、今までのあなたの思考のクセ(パタ~ン)や価値観です。

なので、現時点で、言葉に非言語力が噛み合っていないのなら、この2つを整え、成長させていく必要があります。
それはつまり、あなたが"自分自身と向き合う"ことから始まります

この点に関しては、別の機会でふれますので、ここでは先に進めますね。

「伝え方」のスキルを知る!>

1歳~3歳頃は、 「伝え方」というより 良い事、悪い事の区別を教える ティーチングの時期です。 そして生涯に渡り影響する「インナーチャイルド」の時期でもありますね。(この頃はとにかく スキンシップ重視ですね(笑))

4歳~9歳ぐらいは、 正しい言葉、良い表現の言葉、 言葉の数に意識を向けて、この時期は ポジティブな言葉を使った 「伝え方」を特に意識します。

もっとも「伝え方」に 気を配るようになったのは 10歳ぐらい、小学校3、4年生 ぐらいでしたね。

これぐらいから、けっこう大人のような 発言をするようになってきます。
その訳は、今ならわかります。

脳は、発達順序として 「運動系」から スタートするのです。まあ、そりゃそうです。ハイハイや立って歩いたりが 先ですから(笑)

この「運動系」は右脳の役割で、3歳頃はこの「右脳」がとても大きいのです。

そこから徐々に「左脳」も大きくなり、10歳ぐらいで、個人差はあると思いますが 「右脳」と「左脳」の大きさが 揃ってくると言われています。

※ちなみに人が抽象概念を使えるようになるのは9歳頃からと言われています。抽象概念とは「愛とは」「死とは」といった概念です。

思考系である左脳が 右脳と行き来しながら 創造的な思考が活発になってくるので、発言も大人っぽくなってきます。
(※余談ですが、この頃から、丸暗記が苦手になってきます)

そういう訳で 「伝え方」を10歳ぐらいから 親はとくに意識し始めます。

※10歳ごろになると、客観的に自分を見るようになり「他者」を意識し始めます。他の子と自分を比較して、自己評価や自尊心が低下してしまう時期でもあるので、親の「伝え方」が大きく影響するのです。

そして特に「伝え方」に気を配るシチュエーションは 「ほめる時」「叱る時」です。

※諭す(さとす)もありますが、 別の機会にて。
「怒る」はNGですよ。 自分の感情のまま怒りをぶつける事です。
「叱る」は愛情が前提で、子どもの事を思っての事です。

「ほめる」も「叱る」も タイプによって伝え方は異なります。
私が、皆さんに伝えているのは、「アドラー心理学」 「アサション」を ベースにした「ほめ方」 「叱り方」です。

「アサーション」は 相手も自分も生かしながら 感情表現できる 自他尊重のコミュニケーション。そして、「アドラー心理学」を ベースにした「ほめ方」は、「勇気づけ」と言われています。

≪良くない事例≫
★期待に応えようとして頑張る
★ほめてほしいから勉強する
★欲しい物を買ってもらいたいから 良い子にする

子どもの年齢にもよりますが、上記のような状態に 子どもがなってしまう「ほめ方」は 親子が上下関係(=アメとムチ型) になっています。

これは依存する子を 育ててしまいます。私もここには気をつけました。

また「すごいね」「さすがだね」と ついつい言っていると、 タイプによっては、過度のプレッシャーを感じます。

そういう意味でも、タイプを見極める観察眼と 「自立」を促す 「ほめ方」や「叱る」スキルを、親がもつ事が必要です。

<まとめ>
◆非言語力をあげるために"自分自身と向き合う"!
◆「伝え方」では"タイプを見極める観察眼"と"「ほめ方」や「叱る」スキル"を学ぶ!


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