少し風が出てきた様だ。 「さてと…」独りなのだから声に出す必要もないのについ声に出る。そろそろ年かなと自虐しつつ、ゆっくり立ち上がり歩き出す。 そう、私は独りだ。 笑い合い、ふざけ合い、キラキラと輝いていた季節はもう通り過ぎてしまったのだ。 真似事の友情や愛情に夢中になって、自分の年すら忘れてしまっていた。 空を見上げて、ただ楽しかったと思い出す。 今私の両手には何も残っていないから。 数ヶ月前まで私は魔法の中にいた。 若い友だちと大好きな彼。 声と文章の世界では年なんて
言葉とはなんて難しいんだろう。言いたいことの半分も伝わらない気がする。文字にすれば尚更だ。だけど諦めずに伝え続けていけば、いつか気持ちは通じると信じよう。たとえ今分かってもらえなくても。例えば誰にも分かってもらえなくても、伝えようとする気持ちが大切だと思うから。私は書き続けよう。
恋なんて初めてじゃない。 それなのにどうだろう？ 大人の女性になりたくて、努力してきたことがパラパラと崩れていく。まるで自分が10代の少女のようだ。10代は言い過ぎか…？でも、まあ取り敢えず、大変なのである。毎日頭から彼のことが離れず、胸が痛くなる日々を送っているのだ。 何故こんなことになったのか、自分でもわからない。運命なんて信じてないけど、いくつかの偶然が重なって出会うってこともあるんだなあ。 あの時、あの場所に向かわなかったら、時間が少しでもずれていたら、彼とは出会
大好きな彼に隠している事がある。 こんなに好きになるなんて思ってなくて、 愛してるっていう言葉に戸惑っている。 話した事は全て受け入れてくれる 優しい彼に一つ嘘をついたの。 意気地なしの自分が不甲斐なくて、 哀しみが胸に広がる。 おはよう、おやすみ、行ってきます。 彼がくれる優しいキスは いつも煙草の匂いがする。 抱きしめられて香るライオンハート。 大きな手に包まれて、安心できるこのひと時を 離したくなくて、離れたくなくて。 彼を思い切り胸に吸い込み感じとる。 私
君は毎朝LINEをくれる。 嬉しい習慣。 だけど、来ない日が来そうで 時々怖くなるんだ。 私の胸の真ん中には君がいる。 私のことを毎朝毎朝思い出して。 それだけで それだけで 一日中幸せでいられるから。
