見出し画像

わくわくを見つけたい

 無意識と意識の話をしよう。
私たちはいつも意識側で何かをジャッジしている。
「それはまだ無理だよ」「挑戦して失敗したら落ち込むよ」
思考はそんな風におしゃべりをする。

 一方、無意識はわくわくが大好き。
何かをしたくてたまらない。とにかくやってみたい。
そんな無邪気な生きものだ。

 無意識にフォーカスすると、やってみたかったこと、なんとなく諦めていたこと。そんなもの達が心の中で広がっていくのがわかった。
無意識は嫌なことに関してもはっきりものを言ってくるので、その声を大切にすることがわくわくにも繋がっていくと思う。

――好きなことでわくわくしたい!
誰しもそう思うだろう。ただ、日々の中で感性は失われてしまっていたりする。無意識はなんと言っているのか。まずそこから始めてみよう。

----------------------------------------------------------------

 ここからは余談で、季節の話をすこし。
桜が満開である。柔らかくてなんとも儚げできれいな花である。
春という季節は、何かを新しくしたいという希望のような暖かなものを感じる。
 一方で、この季節の空気の生ぬるさに怖さを感じる。
夜にふと目が覚めてしまい、廊下を歩くと死の匂いを感じるのだ。
それは新しさで溢れている季節の象徴なのかもしれない。
 この対比的な季節はあっという間に消えてしまい、初夏がやってくる。そうすれば、あの陰鬱とした思いはどこかへ消え去ってしまう。
 それさえも儚げであるのが、春だと感じるのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?