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小説を通して自分がさらけ出せる

99%割愛してこの1文だけ紹介します

小説には登場人物という覆面が欠かせない。つまり、虚構の人物の視点を借りることになり、それによって感情を表現しやすくなる。

『読者に憐れみを』(カート・ヴォネガット&スザンヌ・マッコーネル)146ページ一部抜粋


これは衝撃的だった。
こんなにも簡潔に自分の考えを言語化してくれていた。


私は小説(と言っても3000文字程度)を書く。


小説というのはおおよそ、フィクションだ。
なんでもありだ。


女性になったり、子どもになったり、宇宙飛行士にも、犬にもなれる。


そしてその登場人物を通して、間接的に自分をさらけ出せる。


例えば、自分の口から直接出すのは恥ずかしい性癖や、言動、あるいは思想。これらを登場人物という仮面を通して堂々と言える。


個人的にはこれが小説を書くメリットの1つだろう。


他にも、物語を通りして訴えたい社会問題や自分が抱えるテーマを、小説という媒体を緩衝材にして、やんわりと、しかし確実に発信することができる。


私は決して上手いことは言えないが、それでも書き続けたい。







そしてモテたい。

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