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ガチか、ゆるくかをせめぎあい、価値を創るには?【研究者日記】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

最近、葛藤していることをちょっと話します。

動画を撮って作ってる時間は楽しい。何かそういうことをして、ついでにお金にもなれば一番いいし、そういうのがワークアズライフかなって思う。

自分のやりたいことに対してガチになるのっていいと思うし、それって自分の大切にしたいこととか、価値に沿っているのであれば、きっと自分が死ぬ時に後悔しないんじゃないかなと思うんです。

僕の仕事は、やりたくない仕事ももちろん多少はありますけど、まったくもってやりたい仕事ができていると思うし、やってて後悔もないのかなって思ったりします。

ただ、もっと上を向いてやりたいことを追求すると、生活に根ざしながら仕事をしたいとも思う。サウナ入った帰りにぼやいていることを動画に撮って、それを何か心理学の役に立ってるような情報発信するとか、ブログ記事にするとか、そういう風にできるにがやっぱりいいなと思うんです。

価値に沿ってることなんであれば、寝るを生きがいにしてもいいのかなと思ったりもします。ただ何かやっぱりこれはやりたくないなってこととかにガチ凸になると、自分も苦しくなってくるし、何かやりたいことじゃないのに…というのがあったりしますけよね。自分主体ではなく、相手や気まずさ、後ろめたさが原動力になると、やらざるを得ないみたいな現象が起こりえます。

色んな情報発信のことをしたりとかは、それも仕事でないかと言えばそういうわけでもないし、仕事かって言われたらちょっと微妙というふうに思うんですけど、その心理士の働きとしては情報発信は重要です。

仕事かどうかよりもそれを楽しんでやれているというのが自分としてはいいのかなと思っております。

自分のやりたいことに向けてやるんだったら達成感みたいなものも出てくるかなと思うので、やりたいことをやりたいですよね。全力で楽しんでやれればいいのかなと思ったりします。

ガチ凸がいいか、ゆるぷかがいいかみたいな話に戻すと、何か、ガチ凸でかかって、圧倒的な価値を作るみたいなことをする人も必要だとも思うんです。

ガチ凸になりたい自分っていうのもいて、圧倒的なものを作ったり、研究したりとか、発明したりとか、エンタメ作品を作ったり、そういう意味ではこれはガチ凸の人がいないと作れません。そういうガチ凸はありなんだろうなと思います。

一方、そうじゃないならと言っていいかわかんないけど、ある程度ストレスマネジメントしつつ、ゆるぷかに過ごすみたいな感じのところもあってもいいと思うんです。

一般的にはそっちの方がいいのかなと思うんですけど、でも圧倒的なものを作る人ってそっちじゃないんですよね。そっちじゃなかったみたいな感じに自分がなったことを受け入れられるかどうかっていうところで結構せめぎあいったりするんです

自分はそんな形ではできなかったなあみたいな感じになるんですけど、それでそれていうのは仕方がなかったかなみたいな感じで思えたりとか、何か私が圧倒的な存在じゃなかったなみたいな感じで思えるかどうかってところが、結構重要なポイントなのかなと思うんですよね。

いろいろお金引っ張ってきて企画しようとした時に、50万円規模の予算を使うことにもプレッシャーになるんだなって思って、なんかひとりでは本当に何もできないんだなと思い、自分的にこうやって戦い続けるのはちょっとしんどいなって本当に思ったんです。

自分一人でやるのってやっぱ大変だよな~って思ったし、これぐらいの規模のこともできないのかあ、こんなんでいいのかなあみたいに思ってちょっと自己嫌悪になったんですけど、明らかに身体に不調反応が出てたんで、このやり方は無理だなと思いました。

あんまりにも人に頼るの過ぎるのもどうなのかなあと思うところもあって、もう早くにいろんな人にヘルプを求めてもよかったのかなって思いました。

やっぱ色々分散して、やってもらえるところをやってもらって、そういうつながりの中で自分ができることをして、それで貢献できる部分があるみたいなことも重要なんだろうなと思います。

だからじぶんでなんとかするとかではないし、1つのことに100%コミットするんじゃなくて、分散してコミットして、それは色々な人が頑張ってるところで何かお手伝いできると自分はいいんだろうなって思います。

大きい価値を作るプロジェクトの一部には少なくともちょっとずつ関われるし、そういうコミットの形でもいいのかなと思ったりしました。

個人的な結論としては、1つのことにガチ凸して新しい価値を作るのは自分には無理だけど、分散していろいろなプロジェクトにかかわって、そこで得意なこととしてコミットして、大きい価値を作る一部にはなれる。

そうすると、手を抜くこともせずできることをして、疲れたときにはゆるぷかして、そして、自分の生活に根差したワークアズライフな取り組みもできそうだなと思いました。

だからゆるぷかでいくか?ガチ凸でいくか?という回答の1つは0ー100ではなく、分散してうまく自分が潰れないようにしつつ、やりたいことに全力でコミットするということなのかなという考えにたどり着きました。

続きの話があるのでまたの記事にて。

最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました!

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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