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こちらも韓国からの「ラブレター」映画か?

『ユンヒへ』(韓国/2019)監督イム・デヒョン 出演キム・ヒエ/中村優子/キム・ソヘ/ソン・ユビン/木野花/瀧内公美

解説/あらすじ
高校生の娘を持つシングルマザーのユンヒのもとに、いまは韓国を離れて北海道・小樽で暮らす友人から1通の手紙が届いた。もう20年以上も連絡を絶っていた2人には、互いの家族にも打ち明けていない秘密があった…。

韓国クィア映画ということなのだが、クイアということを除いたら普通のラブ・ロマンス映画になるのか?ただ韓国社会の複雑な情景も描かれていて単なるラブ・ロマンスだけではない。映画の背景は、『82年生まれ、キム・ジヨン』と同じだった。ユンヒは兄の為に進学を諦めなくてはならない。

またクイアということで、精神病院に入院させられたこと。そういうユンヒの背景を丁寧に描いているからこそ、次世代の娘に繋げていく映画となっていた。小樽観光ラブ・ロマンス映画だけではない韓国母娘映画でもあった。

そっか『ドライブ・マイ・カー』かと思っていたが、岩井俊二の『ラブレター』の方に似ているのか?


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