震災忌三日もすれば忘れてる
凄く天気がいい日が続くが来週からは雨模様だった。どこにも行かなかったな。近場の海でも行きたいのだが。
朝は、風呂ラジオ。
坂本龍一の「ぼくはあと何回満月が見るだろう」結構切実さを感じてしまうがその言葉はポール・ボウルズの引用だった。あと中森明夫はアナーキスト大杉栄のことなどけっこう趣味が被ってしまうのは時代のせいだろうか?
あと何回、桜が見られるとか、秋刀魚が食えるとか、そいういう日常も大切に生きるために俳句なんぞを詠んでいる。
今日の一句。
昨の夜は久しぶりに秋刀魚。まだ今年の水揚げではなく去年の解凍秋刀魚だろうが。大根が高かったのでおろしはなしだった。カボスも無論ない。
昨日は図書館に行って映画『福田村事件』を見た。『甘粕大尉』や『モダン都市と現代俳句』を読んでいるとあっという間に闇の時代に突入してしまうのだと知ることになる。関東大震災の前はモダニズムの時代だったのだ。『福田村事件』も過去のことというよりも、現代に潜む闇の映画だよな。三橋敏雄の俳句をやっていてそれに相応しい一句があった。
図書館で高橋源一郎『ぼくらの戦争なんだぜ』をまた借りたのだが、過去に読んでいた。最近そういうのが多いな。
あと池田澄子『三橋敏雄の百句』を借りたのだった。図書館で『甘粕大尉』を半分ぐらい読んだ。
『福田村事件』はミニシアターとは思えない程混雑していたが、震災忌とTVで紹介されたからだろう。比較的若い人も多かった。これは大事なことだ。年寄りばかり観てもなと思う。ただ隣の人は居眠りこいていたけど。
今日の一句。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?