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「読むと書く」のコミュニケーション

そろそろ大学の授業も最終回(後期)。

言葉のやり取りの場に何が起こるのか。
書いて、読んで、シェアして……。

人の話を聞いて、感じたことを書く。

その繰り返しで、ほんとにわたしも思いもよらなかったところに辿り着いた気がします。

最初の頃の感想レポートでは、「読むのも書くのも苦手です」と書いていた何人もの学生たちが、どんどん伸び伸び好き勝手に書いてくれるようになって、また話がめちゃくちゃ面白いんだ。

自分の話をしてもらうと、いくらでも言葉が出るんだなあ。

神戸松蔭女子学院大学では、同じ科目で来年もまた一コマ担当する予定なんだけど、いろんな大学の、いろんな学生に話を聞きたくなってる。

子どもがおらず、普段若い子とあんまり接する機会がないからかもしれない。
20歳前後の若い人たちの話はひたすら新鮮で、かつ切実で目が開かれるようでもあった。

なんも知らんねんなあ。
そんなことに我に返ったり。

大学の授業だと15回も「会える」というのが貴重な機会にも感じた。
「読むと書く」「聞くと話す」を中心とした、いわば「言葉によるコミュニケーション」。
そんな「生きるための言葉」を実践的に考えていく授業、どこかでやらせてもらえそうならぜひお声がけください。

来週にある最終回の授業準備しながら、これまでのみんなのレポートを読み返しつつ、ああ、もう最後かあ、めちゃくちゃわくわく面白かったなあってさみしくなっている今日この頃なのでした。

ほんと、たくさんのことを教えてもらいました。
(わたしの中の情報量が飛躍的にアップデートされてる)。

【みんなで読んだ本】
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