この何気ない日常を
言葉にするのは
なんだかもどかしくて。

インドを出て
時間が経つにつれて
また更にインドへの想いが募って。

私はインドに恋してるんだなぁと思います。

この１ヶ月間
日々言葉を綴ってきましたが
振り返ると少しずつ自分の中で
心が安定しているのを感じます。

不安とは無知からくるものだと
改めて気付かされる時間でした。

そして改めて人と人とのご縁は
細い糸のようなもので繋がっていて
(友達のサンディはよくこのことを
ナディが繋がっていると話してくれました)

良いエネルギーの物同士が
必然的に繋がっていく時間だった気がします。

最終日にかけて私は
寂しい気持ちになったり
悲しい気持ちになったり

心がうまくついていってない時間がありました。

今ここにいて
出会った人たちとの時間は
当たり前ではなくて
コロナ前を思い出し

もしかしたら？
また何年もここに訪れられなくなるかもしれない
ここで出会えたことは
本当に奇跡のように美しい時間なんだと。

以前までの私は
この別れが悲しくて
惜しくて
人と出会うことを拒絶していたんだと
気付かされました。

こんなに辛いなら
最初から出会わなければいい。
仲良くならなければいい。
自ら扉を閉じてしまっていました。

でも出会ったことで
絆という糸を太くしていくことで
気付くこと、成長することが
沢山あったインドでの日々。

別れはとても悲しくて
辛くて
笑顔でいるのが精一杯でした。

この瞬間は
決して当たり前ではない。

朝のおはようの挨拶しかしない道端にいる子供たちも
花売りのお兄ちゃんも
チャイスタンドのおじさんも
毎晩同じ時間にお寺で祈ってたおばあちゃんも

そしてこのインドマイソールで出会った
サラスワティ先生
サラスワティシャラの練習生のみんな
海外のプラクティショナー
日本のプラクティショナー
インドのママ
大好きなご夫婦

この出会いは当たり前じゃない。

今世で私という存在と出会ってくれて
色んなお話をしてくれて
時に心配してくれたり
笑顔で優しく語りかけてくれたり
皆さんの愛溢れるエネルギーに
私は日々満たされていました。

また必ず。
同じ時間は戻ってはこないけれど。

また同じ土地で
みんなの笑顔と出逢いたい。

どこにいても私たちの
ナディ
は繋がっている。

あなたが辛かったら
私も辛さを感じ
あなたが嬉しかったら
私もその嬉しさを感じる。

みんなとの時間
そしてインドでの時間は
私の宝物です。

また必ずどこかで。

そして沢山の成長をさせてくれた
インドマイソール

私が還ってこれる場所。

ただいまと言わせてくれる場所。
温かい愛溢れる街。
そして人々。

いつも喧騒の中にいて
乾き切ってしまった私の心を
沢山の溢れる愛で満たしてくれる
オアシスのような場所。

そして愛が何かを気付かせてくれる場所。

大切な人達を思い出させてくれる場所。

常に神様がそばにいると
そして私自身が神であると
改めて教えてくれる場所。

日本でもこの気持ちを忘れないように。

大きな地球という大地で
私たちは繋がっていて
いつだって目を閉じれば
そこに戻れる。

時に悲しくなったら
目を閉じて思い出して
また愛を感じます。

沢山の愛で包んでくれた
インドでの時間。

心から沢山の人への感謝と
このマイソールの地に愛と感謝を。