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エバンジェリストがインフルエンサーより優れている理由


こんばんは。
今回、エバンジェリストがインフルエンサーより優れている理由を解説しようと存じます。


エバンジェリストとは?


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エバンジェリストとは、英語の Evangelist に由来し、日本語に変換すると、伝道師(でんどうし)と言います。

エバンジェリストで一番良く耳にするのは、Microsoft の役職の一つに数えられる、エバンジェリストが有名です。

エバンジェリストの役割は、主にこう、言われています。


エバンジェリスト(Evangelist)とは、主にIT企業で、自社の製品やサービスを中立的な立場でわかりやすく消費者に伝える職種のことです。エバンジェリストの語源は「Evangelist(伝道師)」で、大衆に向けて啓蒙普及活動をする人のことを指します。

マイナビエージェント - エバンジェリストとは? / 最近注目の「エバンジェリスト」とは?役割や登用するメリットを紹介

エバンジェリストという職種が企業で生まれたのは、1984年のアップル社であると言われています。
当時、アップルはパーソナルコンピューターの開発をしていましたが、「コンピューターというのは個人が使うものではなく、大学や研究機関が使うもの」というのが常識でした。
そのため、「個人でコンピューターを使うと、どのような素晴らしい世界が拓けてくるのかを伝える業務をするために生まれたのがエバンジェリストという職種です。
このエバンジェリストは、マイクロソフトを始めとする多くのIT企業が採用をしていきました。また、現在では非IT企業でもエバンジェリストに相当する仕組みを導入してマーケティングに活かすようになっています。

マイナビエージェント - 企業での職種としてのエバンジェリストの起源 / 最近注目の「エバンジェリスト」とは?役割や登用するメリットを紹介


こうしてみると、ITや非ITで働く会社の中の人がエバンジェリストの職に就き、自社の製品やサービスを中立的な立場でわかりやすく消費者に伝える職種であり、令和の時代の視点からすると、『企業公式インフルエンサー兼エバンジェリストの位置づけが大きいかと思います。


なぜ、エバンジェリストがインフルエンサーより優れているのか


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結論から言うと、メーカーがインフルエンサーに丸投げして、メーカーが丹精込めて作った製品を宣伝してもらうのは、明らかなリスクを負わなければならず、あまりにもインフルエンサーに対してのお金をかけてまでお願いするのは、あまりにも割に合わないからです。

インフルエンサーは、メーカーとは無関係の第三者であり、メーカーが発表した製品を宣伝する際に、自分のフォロワーの反応を気にして、企業の意図とは異なることを言ったり、やったりする可能性があります。

そのことから、メーカーはインフルエンサーに丸投げして、メーカーが丹精込めて作った製品を宣伝してもらうのは、明らかなリスクを負わなければならず、あまりにもインフルエンサーに対してのお金をかけてまでお願いするのは、あまりにも割に合わないですし、引き続き、インフルエンサーに任せるのは、リスクとしか言わざるを得ません。


一方、メーカー直属のエバンジェリストは、メーカーの社員が伝道師に変身し、メーカーが発表した製品を宣伝する際に、メーカーの意図に沿ったことを言ったり、やったりします。

そのため、メーカーは、メーカー直属のエバンジェリストに製品や商品、サービスを消費者に向けて、発信してもらうことで、メーカーが丹精込めて作った製品や商品、サービスを正しく宣伝してもらうことができ、企業のイメージを向上させる、持続的でよりメーカーの本軸の事業を安定して取り組むことができます。

また、メーカー直属のエバンジェリストに製品を宣伝してもらうことで、企業が丹精込めて作った製品をより正しく宣伝してもらうことができ、メーカーのイメージアップに貢献することが可能です。


エバンジェリストを用意することで、こんなメリットが


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実は、メーカー直属のエバンジェリストを用意することで、こんなメリットがあります。
メーカーとインフルエンサーの間には、NDA(秘密保持契約)を結ばれます。
これは、メーカーからインフルエンサーやメディアにあるお問い合わせ先から、商品提供や商品貸出の依頼を受け、インフルエンサーやメディアがメーカーから送られた、NDAを読み、NDAに署名した者がメーカーからの商品提供や商品貸出をリリース前やリリース後にSNS等でプロモーションをインフルエンサーやメディア自身がメーカーの代わりに立って、仕かけることができます。

しかし、NDAのそもそもの趣旨を知らないインフルエンサーは、このようなNDAというものに興味がなく、NDAを無視したコンテンツ作成を実施し、メーカー側が大きな不利益を被ってしまいます。これは、インフルエンサーやメディアに丸投げした、メーカー側が負うものであって、本当に避けてとおれないリスクです。


でも、メーカーが予めにエバンジェリストを用意することで、メーカーより先にリリース前の商品や製品、サービスを試してもらい、メーカー側の趣旨に沿って、消費者に向けての情報発信が容易になり、インフルエンサーやメディアには、インフルエンサーやメディアがやりやすいようにやってもらう代わりに、エバンジェリストが先に新製品や新商品、新サービスの情報解禁の後から、インフルエンサーやメディア側の情報解禁を進めた方が、メーカーの視点から非常にやりやすく、インフルエンサーやメディアにとっても良いことづくしですし、消費者も多彩な視点からの新製品や新商品、新サービスを契約や購入の判断に助かるので、本当の意味のWin(メーカー)-Win(インフルエンサーやメディア)-Win(消費者)の関係です。

これは、エバンジェリストをメーカー側が用意することによる大きなメリットと言えます。



まとめ


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今回、メーカー直属のエバンジェリストがインフルエンサーより優れている理由について解説しましたが、ここまでの解説でインフルエンサーがどれだけのリスクを負うことがよく理解できたと思います。

これは、インフルエンサーが大きく台頭してきた2014年以降からインフルエンサーが社会的に大きな影響力を与え行動変容につながることがよく分かる一方、インフルエンサーがここまで大きくなってしまったことによる社会問題化の波がはやかったことは、想像つかなかった事実ではないでしょうか?
でもこれは、既に予測していたことであって、前々から対策を打っていれば、このようなことでメーカーによる損害は、かなり限定的と言ってもおかしくないです。

エバンジェリストとは、自社の製品やサービスを中立的な立場でわかりやすく消費者に伝える仕事であり、エバンジェリストに対する影響の拡大ぶりは、令和の時代になった今、とても重要視できるものではないでしょうか。

エバンジェリストは、メーカー側の人間でもありながら、時にはインフルエンサー的な動きが非常に寛容なので、エバンジェリストとインフルエンサーとの相性がとても良く、メーカーが用意した YouTube Channel やインターネット番組でインフルエンサーを呼んで、エバンジェリストを司会進行やMCになってもらい、メーカーの愛をお互いに語り合ってもらい、メーカーの商品を分かち合う人々と共感と共有を行い、これからメーカーの製品や商品、サービスの導入に検討している消費者などを招く。

これは、本当に素晴らしいので、エバンジェリストの役割はとても偉大で世の中になくてはならない存在です。

さいごに



久々に note で1つの記事をアップしましたが、なぜ、エバンジェリストのことについて投稿たのでしょうか。

これには、インフルエンサー、メディアに於ける時代的変化がかなり大きく関わっています。


インフルエンサーは、基本的な収益源の多くは、Google アドセンス、アフィリエイトプログラム、メーカーからの商品提供、グッズ販売、サブスクリプション等が主な収益源です。
でも、その収益源のほとんどは、ネット広告なんです。

これは、メディアもそうです。
メディアもインフルエンサーより先に『Google アドセンス、アフィリエイトプログラム、メーカーからの商品提供、サブスクリプション等』で生計を立てていますが、インフルエンサーと同様、ネット広告に頼りっぱなしです。


インフルエンサーとメディアが共通することは、需要と供給。
インフルエンサーに対しての供給が不足すると、インフルエンサーに対する需要が増え、インフルエンサーからのコンテンツが供給過多になると、自然にネット広告からの収益が大きく減ってしまい、インフルエンサーそのものを廃業する人々が居てもおかしくないです。


メディアも同じことが言えて、メディアに対しての供給が不足すると、メディアに対する需要が増え、メディアからのコンテンツが供給過多になると、自然にネット広告からの収益が大きく減ってしまい、メディアそのものを閉鎖する媒体が出てもおかしくとはっきり言えるのです。

とくに、メディアに対しては、Google検索のコアアップデートに対応できず、従来の平均的なメディアの影響力を示す『PV(アクセス数)』が段階的に減少し、メディアとしての事業が成り立たなくなります。


インフルエンサーは、自身が媒体となり、自身が好きなように商品や製品、サービスを消費者に向けて発信することができますけども、必ずしも、自身が好きなように商品や製品、サービスを消費者に向けて発信することができるはずがありません。

それは、前々から指摘され続けた『インフルエンサーの最大の弱み』であり、これを改善しなければ、インフルエンサーとしての個人事業職を続けるには、非常に困難しか言えません。


ですが、エバンジェリストは、インフルエンサーのような動きができつつも、必要に応じて、都合に応じて、商品や製品、サービスに対しての改善やアップデート情報をインフルエンサーやメディアよりも先に発信することができ、メーカーがエバンジェリストの存在が不要と言われるまでの間は、エバンジェリストの職は、これからも末永く残り続けるメーカー職です。

よく見ると、エバンジェリストは、インフルエンサーよりも優れており、エバンジェリストのパワーをしっかり活かせば、消費者がメーカーに対しての印象が大きく改善し、とても良い方向に向くことをお約束します。


インフルエンサーは、インフルエンサーとしてあり続ける必要がありますけども、あまりにもインフルエンサーに対する負担とプレッシャーを与え続けるのは、本当に如何なるものかと思います。

これは、長年、この世界で書き続ける身だからこそ、すごく感じる部分ですし、インフルエンサーを『自由でありのままを発信する人々』に社会や人々が意識して、成長させることが重要ではないでしょうか。

でも、忖度やいいところしか発信しないインフルエンサーは、もうそのような需要は既に供給が追いついていますし、もう既に供給過多です。

ですが、忖度せず、いいところと悪いところの両方を発信するインフルエンサーが本気で足りていないので、是非、忖度せず、いいところと悪いところの両方を発信するインフルエンサーやメディアが大きく増えることをいつも願っております。


さいごまで読んでいただき、ありがとうございました ('ω') 📝✨


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