3月1日、漫画家の鳥山明先生がこの世を去ってしまった。ショックで鳥肌が立った。

当時弟の買っていた週間少年ジャンプの見開きで、ブルマが大きなオートバイに乗った絵を見て、物凄い衝撃を受けた事を思い出した。紙の上から今でも飛び出して来そうな迫力と、繊細さ。ブルマも超可愛くて、話の発想力も奇抜で、すごい天才だと思った。

ちょくちょく揃えた単行本に戻って来たくなるから不思議だ。日焼けして色褪せたページで、キャラクター達が笑ってる。この暖かな手触りがいいんだよなー！昔読んだ時と同じ感情で読める、本当に素敵な物語だと思う。野沢さんのシンクロも強烈で、唯一無二で、すべてがカンペキ。アニメも漫画と同じぐらい素晴らしく、毎週欠かさず観ていた。この不思議な世界は彼にしか紡ぐことができなかったと確信している。

天下一武道会あったりサイヤ人来ちゃったりしたけど、でもキャラクター皆が何故かとても魅力的で、幸せそうなのが印象的だ。私の子供時代は、ドラゴンボールに包み込まれていた。

こんな素敵な物語を創って世に出してくれた、鳥山先生に感謝します。

ドラゴンボール全部集めたら、先生はどんな願いを叶えたかったのかな。