W介護のakubi

交通事故で高次脳機能障害になった父親の介護17年目。加害者は公務員。証言が二転三転し手…

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交通事故で高次脳機能障害になった父親の介護17年目。加害者は公務員。証言が二転三転し手術代も支払わないと圧力をかけられて官民格差を痛感しました。パーキンソン病発症15年目の母親は専門医から夫が精神障害となったショックのため早期に発症したのだろうと言われました。被害は今も進行中。

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  • [備忘録]交通事故重度後遺障害者とその家族の記録

    2007年3月9日発生交通事故 加害者は公務員。証言が二転、三転し、警察も公務員のかばい合いで加害者を擁護。個人で目撃者を探し、再捜査となったが、初動捜査の警察官には起訴されないからなと言い放たれた。そのため個人で刑事告訴に踏み切っている。

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  • 交通事故被害者はなぜ犯罪被害者と意識されないのか

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ビジネスケアラー

ビジネスケアラー 最近、耳にするようになった。それ以前は、ヤングケアラーのようだと言われていた。しかし私のように両立できず介護離職したものはどのような位置づけになるのか…。 トリプル介護 事故当時、祖母を施設介護していた。ゆえに、父の入院先いがいに祖母の施設にも通っていた。祖母の身の回りの世話もしていたのである。その後、母がパーキンソン病を発症し、W介護がトリプル介護になった。 独りで、親ひとり介護するだけでも大変なのに私は3人だった。ただ必死だったし、まだ30代だ

    • [高次脳機能障害]交通事故から50日目:リスパダールは切らしてベゲタミン(「飲む拘束衣」と呼ばれた薬)

      リスパダールを切らしているためベゲタミン 事故から50日目。まだまだ劇薬づけの父。 リスパダールの投与についての説明は全く医師からなかった。転院先の医師からは注意書き等びっちりかかれたA4のプリントをもらってそこで初めてどういう薬なのか、危険性を知ることになったのだが、この日はリスパダールはきらしてありませんと看護師が言ってきた。そのかわりにベゲタミンを持ってきた。 今調べてみてもベゲタミンは怖い薬だ。「薬物乱用防止の観点からの販売中止」となっている。 当時の記録から

      • [高次脳機能障害]交通事故から49日目:多機能トイレのボタンに怒り出す

        複雑なスイッチ・ボタンに混乱 この頃になると、自力で室内のトイレまで歩くことは出来るようになっている。PTの先生が病室まできてストレッチもしてくれるようになっていた。しかし薬漬けでドロドロになるとリハビリにならないと帰って行く。それが本当に悲しかった。 そして見舞客が増える度、意欲はあがっていく。もともと寂しがり屋なため友人に電話をしたかったのだろう。しかし携帯の操作ができない。高次脳機能障害者には、携帯電話はそれはそれは複雑な代物でしかない。まず、通話のボタンが分から

        • [高次脳機能障害]交通事故から48日目:おどけて楽しむように

          当時の記録を読み返すたびに、当時のことを今でも鮮明に覚えていることに驚く。おどけては看護師さんたちにツルツルになった頭を触ってもらうだけでご機嫌だった。 こんな人ではないのだが…。誰にも理解はしてもらえないだろう。 オセロを購入したトイザラスは今は家電量販店になっている。17年も経過したのだ。病院の周囲が様変わりするのも当然だろう。 [備忘録]2009-04-25 18:05:13 当時のブログより 【2年前の今日:平成19年4月25日】 この日は、右目の充血がひど

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          [高次脳機能障害]交通事故から47日目:精神病院に相談に行った日

          2009-04-24 18:20:15 精神病院に相談に行く この日は一般病棟は諦めて地元でも有名な精神病院を訪ねた。初めての精神病院、なんとなく怖かった。2時間待ったが対応してくれて医師はとても丁寧に対応してくれた。 「大変な事故でしたね。」とても力強くはきはきとお話をしてくださる先生で、高次脳についても、より専門的にお話してくださるので、安心できた。しかし、「ごめんねぇ。受け入れてあげたいのは、やまやまなんだけど、今年からベッド数を減らすようにと制度が変わってしまっ

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          [高次脳機能障害]交通事故から46日目:易度性の強度

          [備忘録]交通事故から46日目【損保紹介の弁護士】 2009-04-23 18:49:38 易度性の強度は変わってない 昨日、父が切れて何度か電話がかかってきた。換気扇のスイッチのライトが弱く確認できないから修理を依頼したのだ。スイッチの修理ごときで30万の請求書がきた。賃貸契約なのになぜ入居者がスイッチ交換から壁紙の張り替え、そのうえ退去時の原状回復費もすべて請求されるのか正直理解ができなかったが、施設長も本社から言われていることだからと入居者に支払ってもらうという

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          [高次脳機能障害]交通事故から45日目:病院を飛び出す 110番 死を覚悟した日

          [備忘録]交通事故から45日目【高次脳: 感情爆発 暴走 110番 --- 加害者にもTELした日】2009-04-22 19:17:43 正直この日のことについては言葉がない。一番辛い日だった… この出来事が引き金でNSステーションの投書箱に投書をしている。今でもチラチラこちらを見ながら去って行った看護師のあの空気感が忘れられない。

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          [高次脳機能障害]交通事故から44日目:半側空間無視の疑い

          [備忘録]交通事故から44日目【高次脳:半側空間無視の疑い】 2009-04-21 18:31:27 自立で食事はできるように 自力で食事ができるようになった父。それまでは食事介護をしていたので気づかなかったおかしな点がまたひとつ。きれいに半分残された食事のトレー。即座に反則空間無視を疑った。すかさずトレーの位置をずらすとまた食べ始める。 半分空間が理解できなくなっているのか。書籍で読んだ症状が出ている。寝たきりでは分からなかった脳外傷の後遺障害をみつけるたびに、なん

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          [高次脳機能障害]どんどんおかしくなっていく父

          [備忘録]交通事故から43日目【高次脳:朝か夜かがわからなくなる 】2009-04-20 20:15:48 回復とともに後遺障害も表面化 父の体の回復力は私からみてもすさまじかった。さすがスポーツ万能で学生時代から様々な部活動の助っ人をしていただけのことはある。子供会のソフトボールのコーチも20年ほどやっていたし、事故時は地元のソフトボールのリーグに所属していてキャッチャーをやっていた。常に運動をしてきた人の体の丈夫さには頭が下がる。しかし脳は元には戻らない。体が回復すれ

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          巻子[まきこ]—— 妻と過ごした最期の2920日

          このご夫婦にお会いしたのは、柳原三佳さんがお声掛け下さったからである。 私は自分の裁判の経過をもって柳原さんとお話がしたくて彼女の乗るJRの隣席を予約し、名古屋駅から電車に乗り込んだ。 車内でお話できれば十分だったのだが、そのまま大阪のKさんの奥様のお見舞いをさせていただき、その後お声がけいただいて富山まで同行させていただいたのだ。 忘れられない巻子さん。なんと愛情深い女性なのだろうと。素晴らしい方だった。

          巻子[まきこ]—— 妻と過ごした最期の2920日

          [高次脳機能障害]事故から42日目にして心療内科の先生が来てくれた

          [備忘録]交通事故から42日目【高次脳:心療内科の先生】 心療内科の医師 忘れられない出会いだった。17年前の今日 病室に訪れたのは心療内科医だった。とても物腰の柔らかで丁寧な先生で感謝してもしきれないくらい医師だ。後日知ることになるのだが、彼が転院先がみつからず困っていた私をみかねて転院先の医師に話しを通して下さっていたのである。 彼は病室に入り、私が独学で得た高次脳の情報をもとに部屋中にはってあるカレンダーや時計、父の好きなダンスのCDがかかっている様子をみて、 「

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          [高次脳機能障害]患者の知る権利            ー薬剤師の質問を遮る医師ー  

          [備忘録]交通事故から40日目 交通事故から40日目はじめて薬剤師が病室を訪れる 入院して40日経過しても薬の説明を受ける事が出来ないなど全くおかしな話なのだが… 薬剤師への質問を遮る医師 はじめて薬剤師が病室を訪れた。やっと薬の話が聞けると喜んだのも束の間。担当医が病室を訪れ、薬剤師との会話を遮った。そして、とうとう精神病院へと通告される。リハセンに断られたらもう精神病院しかないだろうと言わんばかり…。早く出て行ってくれという気持ちが体から溢れていた。 しかし、精

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          [高次脳機能障害] 作話:謎の生物ピグミーがヤギに進化

          40日目【高次脳:作話:ヤギのはなし】 2009-04-17 19:28:03 リハビリセンターへの転院の道が断たれた私の落胆とは裏腹に父の作話は、謎の生物ピグミーからヤギに変わった。架空動物ではなくなったのだから進化しているのだが、ヤギなど飼ってはいない。しかし、私にヤギの世話を頼むのだ。餌はやったか?など話しかけてくるのは、ヤギのことばかり。父に合わせて、うん餌あげてきてから来たよ~。と答えてはいたけれど、リハセンに入院できない一縷の望みも絶たれた私には父の言動は悲し

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          [高次脳機能障害]ころせ!ひとおもいにころせ!と叫ぶ

          事故から39日目【床屋さんと、リハビリセンター】2009-04-16 18:29:35 つらかったリハセン初診の日 17年前の本当につらかった日の記録。 この日は念願のリハセンの初診の予約日。しかし前日に無残な髪型になった父。院内の床屋へつれていく。しかし行列。母に順番待ちをしてもらい渡しは車椅子を押しながら建物の外へ出た。少しでも気を紛らわせるために、しかし 感情障害も意識障害もひどい無論待つことなどできない。体を支えることもできないため車椅子から崩れ落ちそうになるにも

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          バリカンで逆モヒカン!?[高次脳機能障害]

          38日目【バリカンで前頭部を剃った日】2009-04-15 18:06:18 忘れもしない衝撃的な日 この日は、忘れもしない。 病室につくと洗面所の床は髪の毛が散乱し、そこには変わり果てた姿の父がいた。バリカンで頭部の中央に見事な1本線ができているではないか。「モヒカン モヒカンー」と本人は鏡をみながら頭をペンペンしている。とうとう気が触れたのかと思わずにはいられない奇行に言葉を失った。 父の奇行はこれだけでは止まらなかった。次々と鏡で見える部分をモヒカンでかりはじめた

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          問題看護師 障害者差別と蔑視 

          自らの利益のためだけに、患者とその家族に容赦なく犠牲を強いる医療関係者たち [備忘録]事故から37日目【高次脳患者に公衆電話をかけさせ放置する看護士】2009-04-14 18:13:27 一体誰が高次脳の患者を電話口にだしたのか 忘れもしない問題の看護師の名前である。この人間が夜勤の際に必ずと言っていいほど問題が起きていた。 朝8時54分 病院に行くために家を出る間際の電話だった。 また何か問題が起きたのかと体は臨戦態勢だ。しかし電話の声は父だった。意識混濁状態の父

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