箱根本箱で考えたこと
「ヒトを通じてタグを知り、タグを通じてヒトを知る」それが場となり、コミュニティとなる。
こんなことを箱根本箱に行ったときに、思いついて書いた。ここでいう「タグ」とはインスタなどの#=ハッシュタグのこと。
ちなみに箱根本箱とは以下のような施設。
2018年はどのようにコミュニティが形成されるのか、いろいろな場所を見てみた。それは、喫茶ランドリーだったり、ピースホステル三条だったり。
コミュニティが何によって形成されるのか? ひとつの仮説を立ててみた。
それは「食」である。
つまり食というタグ(興味関心軸)=でコミュニティが形成されるというもの。
フィールドワークというわけではないが、まずは自分がそのコミュニティに入ってみた。青山ファーマーズマーケットという「食」に対して、日本で関心がもっとも高いであろう、消費者と生産者が集まる場所。ここで私は「ヨガ」のコミュニティを作ろうと思って、ヒトを巻き込んでいった。
そこでこれからのコミュニティについて、こう書いている。
1.会社・仕事関係ではない、2.世代を超え。3.地方、国境を越え、4.自分の興味・関心でつながる、5.バーチャルではなくリアルなソーシャルネットワーク
この最初のトリガーが「食」というタグである、という仮説だった。2年近くコミュニティに属していて思ったのは、最初のトリガーは「食」ではなく「ヒト」なのではないか? ということ。
つまり「ヒト」に対する興味が、ヒトとヒトとをつなげる最も強いファクターになる。
その中で私が2019年に注目しているのは「本屋さん」。「本」ではなく「本屋」さん、それもオンラインではなく、リアル店舗である本屋。
これからのコミュニティは、街の本屋のように、テーマに沿った棚から本をとるように、イベントやコトで出会ったヒトを介して、緩く形成される。
必要なのは、雑誌の編集長的なムーブメントの提示と盛り上げ、セレクトブックストアの店長のような棚作り。
SNSからリアルな場に重心が移動していく感じ。
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