自然の川が温泉!?
川の温泉に入ったことがありますか?人口でなく、自然の川。
和歌山県田辺市にある「川湯温泉」。12月から2月まで川の一部が温泉となる【仙人風呂】(無料)。
川底から湯が湧くという、なんとも不思議な温泉地。
河原を掘れば自分だけの露天風呂が作れるということで、夏は水着とスコップを持って、川遊びをしながら温泉も楽しむ人が多いそう。
近くには、1800年の歴史を持つ、日本最古の湯であり世界遺産の「湯の峰温泉」や、「渡瀬温泉」もあります。
熊野は一度訪れてみたいと思っていました。期せずして長女と日程が合ったのが12月初旬。
『あら〜なんと川の温泉に入れるじゃない♡』とワクワク。
目的は、熊野詣と古道歩き。鮪と鯨(笑)。
熊野三山とは、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の総称。
「熊野詣」とは、熊野三山を参詣すること。平安時代、宇多法皇に始まる歴代法皇、上皇、女院の熊野御幸は百余度に及び、身分や老若男女問わず「蟻の熊野詣」と言われるほど大勢の人々が熊野を訪れたそう。熊野詣のために通った道が「熊野古道」と呼ばれる参詣道です。
飛行機は高いので、東京から名古屋まで新幹線。名古屋から特急南紀で3時間、新宮駅へ。レンタカーを借りて、さあ、3泊4日の旅のスタートです!
まずは、新宮駅からすぐの【熊野速玉大社】へ。
初日(12月4日)は、風も無く雲も無い青天。
翌日が雨予報だったため、日の入り前にあの川湯へ!と「仙人風呂」へGO!!
スギちゃんの「ワイルドだろうぉ」のフレーズが思い浮かぶ(笑)。
まさにワイルド。
下から温泉が湧いており、といっても上手い具合に熱くはない。(が、所によりココ熱い!となる笑)
源泉に川の自然の水を混ぜて、湯加減は最高♡
温泉だけでも体に良いが、水道水でなく、川の自然の水の成分もプラスされているわけで、そう思うとなかなか無い体験(笑)。
2日目は、【発心門王子から熊野本宮大社】までの古道歩き。
この日だけは雨でしたが、それがかえって幻想的。良い体験でした^^
[王子]とは、12〜13世紀にかけて近隣住民が在地の神を祀っていた諸社を「王子」と認定。九十九王子が至る所にあります(九十九は実際の数ではなく、数多く存在するという比喩表現です)。
還暦目前のおばさん、ほぼ休憩無しの2時間歩いて無事到着〜。
ガイドブックに「熊野本宮大社」は、神門から先は神域で許可のない写真撮影は禁止と書かれていたため撮りませんでした。
白砂が敷き詰められた神域に檜皮葺きの社殿が並ぶさまは圧巻でした。
3日目は、那智へ。大門坂から那智の滝へ歩くルート。
大門坂の無料駐車場になでしこたちの足形が。
宿泊はホテル浦島さん。
自然の洞窟をそのまま生かして温泉が作られていました!
ザブンザブンと寄せる白波を見ながら入る絶景のお風呂。4つの温泉巡りを楽しみました(*´∇`*)
どこも源泉掛け流し。ボコボコ、あるいは滝のように源泉が流れてきます。熊野は温泉の宝庫ですね。
4日目。帰る日は、道の駅たいじでお土産を調達。
ついでに、鯨の竜田揚げカップも(500円)。懐かしい給食の味〜♡
いや〜、約半世紀ぶり(^◇^;)
世界遺産ということで、外国の方が圧倒的に多かったです。那智はドライブやデート風の人もいましたが、本宮方面や古道歩きとなると、ほぼ外国の観光客。シドニーに住む妹に熊野へ行ったよと伝えたら、「オージーにも人気なのよ」と。
日本の歴史と自然と温泉を満喫できる熊野。
健脚の方は、もっと長いコースや険しいコースもあります♪
逆に自信の無い方は近くまで車で行けます。
キャンプ場もあったので、『キャンプして、川遊びして、スコップで穴掘って温泉』もいいかもしれません♪
師走のせいか、日本人が少なかったのですが、大変良いところです♪
歩きながら全身の細胞が浄化される感じがしました(*≧∀≦*)
↑途中に写真を入れられず(スペースを取らなかったせいかな?)こちらに入れさせていただきました。
すみません(^◇^;)
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