公務員クエスト失敗おじさんの「ありのこ」です。

2023年に私は20年以上勤務した国家公務員を退職しました。

勤務したのは〇〇省ではありません。
出先機関に事務系公務員として勤務。

44才にして無職デビューはかなり衝撃でした。
と言っても衝撃なのは私個人の話。

2023年、世の中で衝撃だったのは悪質ホスト問題。
2023年の後半で悪質ホスト問題がダダダダァーと動きました。

ついには岸田総理が国会で悪質ホストに言及するまでに。

いまや「悪質ホストは絶対悪」のような状況。
ここまで来るのに半年もかかりませんでした。

元国家公務員の私はニュースを見るときに１つの視点があります。
その1つの視点について話していきたいと思います。

その１つの視点は「政治案件」です。
公務員として勤務していた時も職場で「政治案件だからねぇ」と話していたこともあります。

ニュースを見るときの視点「政治案件」を今回は取り上げたいと思います。

「政治案件」は後半で取り上げます。

まずは悪質ホストについての動きを振り返りましょう。
今年後半、短期間の怒涛どとうの動きです。

頂き女子りりちゃんが逮捕される

2023年8月23日頂き女子りりちゃんが最初に逮捕されました。

「最初に」と書いたのは何度か逮捕されているからです。
容疑者を何度かに分けて逮捕するのは警察がよくやる手段です。

もちろん「頂き女子りりちゃん」は本名ではなく「渡辺真衣容疑者（２５）」とばっちり日本全国に報道されています。

詐欺や詐欺ほう助で逮捕されています。

頂き女子とは男をだまして金を巻き上げるクソ女のことです。

男と言っても私のようなおっさんが相手なのでしょう。
ただし私は無職・無収入なので頂き女子（＝クソ女）が相手にしてきませんけど。

頂き女子りりちゃんは金巻き上げマニュアルをクソ女たちに売っていた疑いがあります。
（疑いと書いているのは裁判で有罪が確定するまで推定無罪だからです）

このマニュアルを買ったクソ女たちが詐欺をしてしまった。
これが詐欺ほう助です。

そしてもちろん、頂き女子りりちゃんも自分で詐欺をした疑いがあります。
だから詐欺でも逮捕。

で、頂き女子りりちゃんがだまし取ったお金はどうしていのか？

ホストにガンガン貢いでましたぁぁぁぁぁ！！！！

「クソ女 of クソ女」です。

頂き女子りりちゃんが貢いでいたホストたちも逮捕される

ここが「まさか！」の展開だったのではないでしょうか？

2023年10月24日、頂き女子りりちゃんが貢いでいたホストが逮捕されました。
そしてそのホストクラブの責任者も逮捕。

容疑は組織犯罪処罰法違反。

あまり聞いたことがない犯罪。

組織犯罪処罰法第11条に【犯罪収益等収受】というのがあるそうです。
簡単に言うと「犯罪で得た利益だと知っていて金を受け取っちゃダメ」だと。

警察の言い分は「詐欺で得た金と知りながら頂き女子りりちゃんから現金計約4000万円を受け取った」からホストもアウトだと。

「頂き女子りりちゃんが貢いだ4000万円って詐欺で得たお金だって知ってたよね？」と警察はホストたちを逮捕。

4000万円ってすごいなぁ。
容疑が4000万円で実際は1億円と言う話もありますが。

とはいえ、とはいえ・・・頂き女子りりちゃんの件ではあまりホストが目立ったようには感じません。
少なくとも世間的にはホストはあまり前面に出ていない印象です。

というのも頂き女子りりちゃんが目立ちすぎています。
頂き女子りりちゃんの化粧やファッションがアレであり、頂き女子りりちゃんのしゃべり方もアレであり・・・

だまされた男たちは「アレのどこが良かったんだ？」と。

頂き女子りりちゃんの化粧や・ファッションとしゃべり方のインパクトがすごすぎて、多くの国民がお金が流れたホストにそれほど意識が向きませんでした。

「1800万円使った！」「私の人生ぶっ壊して！」と叫びまくり女性がホストを刺す

2023年11月5日に衝撃の事件が起きます。

新宿歌舞伎町で女性がホストを刺しました。

女性が「1800万円使った！」「私の人生をぶっ壊して！」などと叫んでいたと報じされました。

「ホストが1800万円貢がせて女性の人生をぶっ壊した」はかなりインパクトのあるストーリーです。

頂き女子りりちゃんの犯罪は「頂き女子りりちゃん⇔被害者男性」が直接の関係です。
ホストは後ろに下がっている印象です。
そして頂き女子りりちゃんのインパクトがすごかった。

しかし歌舞伎町の事件では「女性⇔ホスト」が直接の関係です。
もちろん女性がホストを刺してよいわけではありません、絶対に。

が、しかし

ということを多くの国民が考えてしまう事件でした。

さらに「周りにたくさん人がいたのに刺されたホストを救護した人が1人しかいなかった」ことも報道され「1800万円使った！」「私の人生をぶっ壊して！」の事件は別の意味でも注目されてしまいます。

そしてその時が来た！（実は岸田総理の前）