高校生グラドルだった私が「カテゴライズ」されずに”じぶん”を生きようと思った話。
皆さんこんにちは、広報のありさです!
さっそくですが、私は高校時代、グラビアアイドルをやっていました!
これを公の場で発信することは、初めてです。
最近、仕事をしていく中で「高校生グラドル」だった経験などが私の価値観や軸をいかに強くしていることに気付きました。
このnoteでは、自分自身のアイデンティティを愛せるようになると、性別などのカテゴリーにとらわれず”じぶん”を生きられることと
”個”の自由にフォーカスした社会をつくるという価値観が強くなった理由を書いています!
この記事で話していること
先にサマリーです。以下の内容をまとめています…!
自己紹介
高校生グラドルありさ、マーケティング思考で「神対応」といわれたワケ
「性別」を友達に”カミングアウト”させてしまったこと
今は、なにしてる?
いちばん伝えたいこと
さいごに
自己紹介
高校生グラドルありさ、マーケティング思考で「神対応」といわれたワケ
そもそも、なぜグラビアアイドルになったのか。
中学生のときに所属していた事務所からスカウトされたのがキッカケです!
イメージDVDの撮影、撮影会、ファンイベントなどのお仕事をすること、ファンの方と交流することはとても面白い経験で楽しかったです。
しかし、オンナとして消費される感覚が常にありました。
例えば、撮影会で思うように集客ができなかったとき、
「太ってきたからじゃない?」「肌荒れ治そうと思わない?」とか見た目について、当たり前のようにスタッフから言われるんです><
(私が一緒にお仕事していた方が特殊であり、「こういう世界もあるんや」という感じで読んでいただけると嬉しいです(笑))
私は、良くも悪くも共感性が高いので、この話を受け入れてどうしたら集客できるかと考えた結果、
ファンが好みである”理想の女の子像”を演じ切ったわけです!
つまり、ファン個々のコミュニケーションを通して、相手のニーズがどこにあるのかを考えて、ユーザーファーストで仕事をするようになりました。
などを使い分けて、ファンの方に接したわけです。
例えば、イメージDVDの発売イベント。
DVDには購入特典があります。3枚買ったらサイン、4枚買ったらサイン+チェキみたいに。私と「握手」する特典は、枚数が多くないとできません(笑)
しかし、私は会いにきてくださったファンの方々に自分から「握手しましょ!」と言ってしまい、逆にファンの方から「ありさちゃん、多分握手は◯枚以上買わないとダメなんだよ!」って言われることもありました…!
このように、ファンの好みである”理想の女の子像”を演じ切ったことで、ファンの方から「神対応」と言われるようになりました。
しかし、これは一種のマーケティング方法であり、「素の自分」として接していませんでした。
「高校生 ”なのに” グラビアアイドルをやっている」というモノとして消費される感覚や、私自身が、じぶんに「理想のオンナとしての暗示」をかけてしまったのです。
(やってみる!という選択を自分で取ったのは重々承知ですが、高校生の私にはのしかかるものが重すぎた😅)
この経験から「女性」や「若い」というカテゴリーに縛られず、”わたし”というアイデンティティを活かしたいと強く思い、「女性がもっと活躍できる社会をつくる」ことを目指して大学2年生まで活動していました。
「性別」を友達に”カミングアウト”させてしまったこと
グラビアアイドルの経験から「女性がもっと活躍できる社会をつくる」ためには、何がわたしにできるか。と考えて突っ走っていた大学2年生。
女性向けサービスのインターンや仕事をしていました。
しかし、とある日に、高校時代の友達から電話をもらいました。
クラスが一緒で、お昼ご飯を食べたり休み時間はおしゃべりが止まらないような、同じグループの友達。
いつもと違って、緊張したような声で
「ちゃんあり(高校時代のあだ名)、実はね、話したいことがあって。」
「おれ、女性が好きか、男性が好きかわからないんだよね。ちゃんありは偏見ないの分かっていたけど当時は話せなかった。」
と言われました。
「身体は男性だけど、性別は認識できていない」ということを悩んでいたことを大学生になってから話してくれたのです。
高校時代には話せずひとりで苦しませてしまったことがとても悔しいというか、もっとできたことあったんじゃないか、というやるせない気持ちになりました。
その子の素敵なアイデンティティなのに、苦しませてしまう社会なのだと気付きました。
わざわざ、自分の「性別」を主張しなくていいはずなのに身体と恋愛対象で性別を判断されてしまうことがあります。
今の私に、恋愛対象は男性ですか?って聞かれたら「わからん!笑」って感じです。この人は、女性・男性の〇〇さんというより、"ひと"として関わりたいからです。
グラドルと友達の経験を通じて、女性だけにフォーカスするのではなく、”個”の自由にフォーカスした社会をつくりたいという思いを持っています。
今は、なにをしてる?
この想いを軸に、自分がワクワクする活動をしています。
現在、”人生も、世の中も、ナナイロに。”をコンセプトに『7NaNatural』(ナナチュラル)というブランドのPRを担当しています。
7NaNaturalは、7つのFREEという価値観を持っており、つかう人、つくる人がともに心地よくいられように、ひと・社会・地球環境が抱える7つの課題解決を目指した、クリーンビューティーブランドです。
私はなかでも、”Free your mind” 年齢や性別、固定観念にとらわれない自由な生き方を、特に大事にしています。
まだ始まったばかりですが、「なんかホッとする、帰りたくなる居場所」(7NaNaコミュニティ)を作ろうと構想を練っています。普段感じている疑問やモヤモヤを話せるような、半径5m以内の”友達”のようなブランドを目指しています。
興味ある方はぜひご連絡お待ちしています♡
🌿7NaNatural Instagram
いちばん伝えたいこと
今回のnoteでいちばん伝えたかったのは、
自分自身のアイデンティティを愛せるようになると、
性別などのカテゴリーにとらわれず”じぶん”を生きられる
ってことです。
正直、高校生のときは誰にも「グラビアアイドルをやってる」と言えなかったです。(噂で知られていたようですが、みんな私をおもって黙っていてくれた🥺スキ)
自分がやっていることは、自信がないし恥ずかしいって思っていました。
ですが、これらの経験がなかったら「オンナ」とか「若い」で判断されたくないとか、そもそも女性にだけフォーカスするという認識が違っていたことに気づけなかったです。
このタイミングでグラドルだったことを発信しようと思ったのは、当時しんどかった自分を受け入れて、「過去のじぶん」のことも「今のじぶん」のことも愛しているからです。
人間なので失敗することもたくさんあります。
正直、仕事とか恋愛とか色んなことにモヤモヤしすぎて「おめえに!何がわかんだYO!」って私の中のラッパーが韻を踏むこともあるし、とにかく逃避したくて「わかんにゃ〜い♡かわいい〜♡」って私の中のマイメロが言ってるときもあります。
もちろん一人ひとりにいいところがあるけど、生きていく中では辛い、悲しい、やばいみたいなこともしょっちゅう起きる。
だけど、完璧な自分を求めず、不完全な自分を楽しむことができれば物事への捉え方が前向きになり、恐れずにチャレンジできるようになるって自分の原体験から感じています。
自分のことを愛し自尊心を育てると、モヤっとしたことを恐れずに言えるようになり、相手の「いいじゃん!素敵!」と思ったことを口に出して伝えることができます。
私は、素直に褒める文化を根付かせて、日本人の自尊心を底上げしたいと本気で思っています。今できることをじわじわと着実にやっていきます。
さいごに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!♡
自分の経験を発信してみようと思いつつ、自分の心と対話できるいい機会になりました。
このnoteのもっと深い話にご興味を持ってくださった方、ぜひ気軽にお話しましょ〜!
今、どんな活動をしているのか(詳細)
今後、どんなことをやりたいのか
広報・PRのお話
マインドケア・セルフラブ etc…
DMお待ちしております&リアクションしてくださった方にご連絡させてください✌️
Twitter:広報のありさ
Instagram:saito arisa
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