有島ゆん

日本の伝統的な方法、金継ぎでうつわを直しています。初心者の方が気楽に始められる金継ぎ教…

有島ゆん

日本の伝統的な方法、金継ぎでうつわを直しています。初心者の方が気楽に始められる金継ぎ教室を開催しています。 京都金継ぎ教室

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京都のギャラリー&Hereでの金継ぎ教室

京都にあるギャラリー&Hereにて金継ぎ教室を行っています。 &Hereは、京都の古い町家をリノベーションしたギャラリーです。 作家さんの展示や、ワークショップなどを行っています。 金継ぎ教室は 金曜日、土曜日14時から2時間ほど、一回2,500円、予約制です。 最近の金継ぎ教室には、主に簡易金継ぎ、簡漆金継ぎ、伝統的な金継ぎと 大きく3つに分けられると思います。 一日で出来上がるワークショップなどは、簡易金継ぎ、簡漆金継ぎの所が多いようです。 私は伝統的な全て漆で行う

    • 金継ぎは一周回って楽しくなる

      京都のギャラリー&Hereで金継ぎ教室を担当しています。 おかげ様で金継ぎ教室へのご参加人数が増えています。 ありがとうございます。 金継ぎに興味を持っている方がとても増えているなー、と 最近とても感じます。テレビで芸能人の人が体験へ行っていたり、 外国の方も金継ぎ体験をしてみたいという方が 増えているようですね。 私が行っている金継ぎは「本物の漆」と自然素材である砥の粉、小麦粉、米粉などを使用した日本の伝統的な方法で行う金継ぎです。 とにかく時間と回数がかかるのが伝統

      • 京都の古道具屋で金継ぎ用の器を探す

        日本の伝統的な方法「金継ぎ」で陶磁器のうつわや漆製品、ガラス製品を直しています。 京都にあるギャラリー&Hereで金継ぎ教室も行っています。 金継ぎ教室では、皆様ご自分の直したい器をいくつかご持参頂きますが、壊れている物はないけれど金継ぎをやってみたい方、せっかくなのでもっといくつか直してみたい方などの為に、器を用意しています。 京都という土地柄、観光の方などにもお越し頂く為、その時にもご利用いただいています。最近は外国からの旅行の方も金継ぎを知っていて、体験に来て頂いて

        • 金継ぎ作品のインスタも始めました

          日本の伝統的な方法、金継ぎで器や漆製品を修理しています。 インスタでも作品を載せています。 https://www.instagram.com/kintsugi_remake/ 金継ぎと、一言で言いますが、色々な直し方ができます。 漆で仕上げる、金で仕上げる、銀で仕上げる、錫粉や真鍮粉で仕上げるなど、器のイメージや、ご自分のお好みで選択出来ます。 是非、うつわ修理のご参考にご覧頂けたら嬉しいです。

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        京都のギャラリー&Hereでの金継ぎ教室

          金継ぎでガラス製品を直す方法

          ガラスのグラス、お皿なども金継ぎの方法で直すことが出来ます。 割れてしまったものも、欠けてしまったものも直せます。 ワイングラスの足の部分もよく割ってしまいますが、直すことができますよ。 グラスは欠けさせてしまう事が多いですよね。 こちらのガラスのピッチャーは欠けていたのを直して、銀色で仕上げました。直しても逆に良い感じになったりもします。 そしてやっぱり私は銀色で直すのが好きです。 今回はこちらの花瓶を直した時の様子をご紹介します。 前回までの陶器や磁器の食器を直す時

          金継ぎでガラス製品を直す方法

          金継ぎで割れたうつわを修理する方法

          日本の伝統的な方法「金継ぎ」でうつわや漆製品、ガラス製品を直しています。 前回は欠けてしまったうつわを直す方法をお伝えしましたが、今回は割れてしまったお皿や、器を直す方法を簡単にご紹介いたします。 最近はSDGs、アップサイクルの観点からも注目されている金継ぎです。 漆の木の樹液を使用して直します。 漆のお椀や、仏具など日本の家庭では漆製品は多く、なじみがありますが、 液体の漆はなかなか見る機会はないですよね。 私も金継ぎを始めてからみました。 割れたお皿をくっつけるに

          金継ぎで割れたうつわを修理する方法

          金継ぎで欠けたうつわを修理する方法

          日本の伝統的な方法、「金継ぎ」でうつわや漆製品を直しています。 金継ぎとはいいますが、いわゆる「金」でなおすのではなく、 「うるし」という木の樹液を使用して直します。 最後の仕上がりの時に「金」で飾り、きれいにする為、金継ぎと呼ばれています。 室町時代、茶の湯文化の茶碗の修理に多く使用されたといわれる金継ぎ。 器の修理としてだけではなく、美しさも追及された結果、金や銀で装飾されるようになったといわれています。 最初は割れてしまった物を直すより、欠けてしまった物を直してみ

          金継ぎで欠けたうつわを修理する方法

          金継ぎで器を直しています

          金継ぎとは、室町時代頃から続く器の修復方法で、 主に漆を使って直します。 「金継ぎ」とは言いますが、金は最後の飾りつけであり、漆が主役です。 なんだか難しそうだなー、と思う金継ぎですが、壊れたうつわ、ガラス、漆の製品、お盆など色々な物が直せてとても楽しいです。 私は仕上がりを銀で仕上げるのが好きなタイプです。 金継ぎは、金、銀、色のついた漆などで仕上げる事ができます。 この器は、5つ位に割れていたのを直しました。大正時代頃の器で、 絵がレトロで可愛い。 ガラスの製品も

          金継ぎで器を直しています