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東京/九州を拠点とするクリエイティブカンパニー・「NEON GREEN」はどんな会社?

前回の記事で、クリエイティブディレクター・ALLYについてご紹介しましたが、今回は彼女が代表を務める制作会社はどんなところなのか、どういった経緯で立ち上がったのかをお伝えできればと思います。(執筆/もも)

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これまでの活動をよりレベルアップするために。ネオグリ立ち上げの理由とは

もも:ネオグリ(NEON GREENの略称)を立ち上げたそもそもの経緯を教えてもらえますか?

ALLY:そうですね。これまで引き受けてきたクリエイティブ案件をさらにグレードアップさせたいと思ったのが一番の理由ですかね。チームの規模感もクオリティも高めて、もっと世の中に様々なコンテンツを届けたいと思っているからです。

私は、NEON GREENが引き受ける仕事が、クライアントやクリエイターと世の中のハブ的なポジションであり、みんなのポテンシャルを最大値化する役割だと思っていて。法人化は、その立場で守れる範囲を広げ、引き出せるパワーの天井を高くできるよう強化した、みたいなイメージです。

熊本市のオフィスから

もも:なるほど。NEON GREENが引き受ける仕事は、Webサイトや記事/SNSコンテンツ、広告の制作ディレクションなどで、ファッションや美容、観光や社会課題など、あらゆるジャンルがあると思うのですが、クリエイティブカンパニーとしてできる「かけ算の選択肢」も増えそうですよね。

ということは、ネオグリが行うこととしては法人化する前(フリーランス時代)とあまり変わらないのでしょうか?

ALLY:そうです。今担当している制作案件と基本的には動き方は変わらず、なにか制作に困っていることがあれば、お気軽にどうぞ。成果物を形にしていく際のチーム体制を以前より強化して臨みます。

一冊まるまる制作のディレクションを担当した写真集を例に挙げるALLY

もも:フリーランスの頃から、パワーアップされたのですね。これまでも、大規模な広告代理店や制作会社の「“ジェネリック(医薬品)”のようなクオリティと扱いやすさ」と仰っていましたが、今後もクライアントからの相談に合わせて、ほど良いサイズ感で洗練されたチームを構成し、ガッツリ動き進められる姿が想像できます。

会社名の由来は、ニュージーランドと熊本に共通する「グリーン」な景色と人々

もも:ちなみにですが、「NEON GREEN」という会社名にも、なにかこだわりが詰まっているのですか?

ALLY:はい。相反するワードですが、キャッチーでありながらも人のあたたかさを感じる”ネオンでグリーン”なコンテンツを作っていきたいと思っていて。「ネオン」はパッとミーハーな雰囲気が思い浮かぶかと思うんですが、「グリーン」に関しては、移住先である熊本の自然から着想を得ました。

熊本・阿蘇の広大な緑

ALLY:私は国内外問わず、旅するのが大好きなのですが、色々なところに行った中でも特に大好きな国・ニュージーランドと熊本に共通する部分があると思っていて。

ニュージーランドは、以前メディアでインタビュー取材させてもらった執筆家・四角大輔さんの著書(ガイドブック)『LOVERY GREEN NEW ZEALAND』に影響を受けて旅行に行ったのですが。

四角さんの本について熱弁するALLY

その本の中では、ニュージーランドのことを「わかりやすく例えるなら、北欧のセンスと先進性、ハワイの優しさと大自然のエナジー、そのふたつを掛け合わせたようなハイブリッド国家」だと表現していて、すごく興味がわいたんですよね。

行ってみると、まさに本で言っていることを体感できて。街は最先端でユニークなところが沢山あって、現地の人もヒップで穏やか平和で……。まさに、「LOVELY」で「GREEN」 な場所だったんです。それが、ものすごく心地よくて。

ガイドブックの中や思い出写真を見せてくれた
自然の美しさとコントラストが素晴らしいそう
クラフトビールスタンドなど、賑やかでスタイリッシュな店も豊富だとか

ALLY:私としては、熊本も近い雰囲気を持っていると思っていて。豊かな自然や人が多く、伝統的なエリアもありつつ都会的な店も立ち並んだり。

熊本空港にあるスタイリッシュな珈琲回廊

もも:大好きな土地がもつグリーンな雰囲気こそが、ネオグリが大事にしたいものなんですね。

ALLY:そうですね。ニュージーランドや熊本の持つ「グリーン」さと、東京生活で感じた「ネオン」のようなミーハー心をくすぐるような最先端の集結。その良いところを両方とも持ち合わせていたい。そう思って、「NEON GREEN」と名付けました。

ちなみに、「NEON GREEN」には信号機の青(色としては、グリーン)のような意味も込めています。“Go straight” つまり「真っ直ぐ進んでよし」というようなニュアンスで、私たちが世の中の人たちに「そのままで進んで良いんだよ」と認め励まし、心の信号機を灯すようなコンテンツを作りたいという祈りでもあります。

キーワードは「ネアカ」。ネオグリ、これからの展望

ALLY:ちなみに、会社として初の事業なのですが、来春からネオグリではクリエイティブディレクターの養成アカデミーを開講する予定があって。

もも:いいですね。ALLYさんは、前々から愉快なディレクターを沢山育てたい!と仰っていましたもんね。「クリエイティブで世の中を明るく照らしたい」と考えて実行されている姿を見ていると、ネオグリのキーワードは「ネアカ」なのかなと思ったのですが...。

ALLY:そうですね。「ネアカ」はとっても大事なキーワード。会社のミッションも制作するコンテンツも、主軸は「ネアカ」でいきたいと思っています。

もも:なるほど。そもそも、ネアカってどんな人を表すんでしょう?

ALLY:「自分自身で、脳内に“ポジティブなコード”を書く(プログラミングする)ことができる人」というイメージなんです。元々の単語の意味としては、「根がとにかく明るい」「元気!」など、はっちゃけた人のようなイメージだと思うんですが、表層上だけの明るさという意味ではなく。

どんな矢面に立たされても前向きに考え、自身でご機嫌取りができて、周囲にもプラスになる好循環を生み出す存在のことを「ネアカ」と呼んでいます。

「自分と相手が〜」とお気に入りの人形で例えてくれるALLY

ALLY:「ネアカ」なマインドが大事だということに辿り着いたのは、家庭の影響が大きいかもしれませんね。生後すぐに父が交通事故で亡くなったのですが、当時まだ20代後半だった若い母が、4つ上の兄と私をそこから1人で、なるべく明るく楽しく…というスタンスで育ててくれて。

色んな場所へ旅行に連れて行ってくれたり、学校から帰宅すると知らない外国人(海外留学生)が沢山いて、ホームパーティが開かれていた…なんてこともありました(笑)。

そういった姿を見てきて、「どんな状況でもポジティブコードを生み出すことができるって最強なのかもな」と幼ながらに思っていたんです。同時に、私も「好きな人たちを守れる、強い女になりたい」とも。これは就活のときに書いたエントリーシートにも残っているコピーなのですが。

とにかくそんな流れもあって、「ネアカ」で強い人たちに尊敬するし、大好きなんですよね。例えばアンミカさんとか、渡辺直美さんとか。

一番好きなネアカは、矢沢あい先生の描く少女漫画『天使なんかじゃない』の主人公・冴島翠だそうです

ALLY:あとは、「ギャルマインド」もかなり尊敬していたり、私の好きは大抵「ネアカが好きだから」に帰結している気がします。もちろんマインドの話なので、必ずしも元気がよくテンションも高く、アクティブな感じがいいと言っているわけではありませんよ。私自身はインドアで、一人でじっと作品を摂取していられるコンテンツオタクなので(笑)。

「ネアカ」で「誠実」なNEON GREENを目指して

ALLY:これまでしてきた話のような理由で、見る人の心がポジティブになるプロダクトとか、前向きになれるコンテンツを作りたいと思っているんですよね。そして、そのためには作り手自身が「ネアカ」である必要があるとも。

だから、これから始めるクリエイティブディレクター養成講座(ネオンアカデミー)からは、「世の中がより明るい方向に向かうように」を本気で考えられる愉快なディレクターがたくさん生まれてほしいです。

このスクールの話は、次回の記事でもう少し詳細に話してもらいました

もも:ちなみに、「ネアカ」って、まさに「NEONでGREEN」な雰囲気でもありますよね。人の心をパッと照らす太陽でもありつつ、やさしく包み込むオーラもあるというか。

ALLY:そうですね。NEON GREENは「ネアカ」でありつつも、向き合う姿勢は「真面目・誠実」でいたいと思っています。

こういったマインドの人をどんどん周囲に増やしながら、私たちが明るいクリエイティブを作っていくことで、日本を少しでも明るくできたらいいなと本気で願っています。

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◆Profile:ALLY / NEON GREEN Inc.代表取締役
クリエイティブディレクター
1992年兵庫県神戸市出身。株式会社主婦と生活社の女性誌『ar(アール)』編集部を経て、18年に独立。『mina』『Gina』等の雑誌、『SPUR.JP』等のウェブマガジンを担当しながら、徐々に雑誌以外にも携わり始める。ファッションや美容に限らず、自身が好きな旅・カルチャー、社会課題に関する広告やコンテンツ、ウェブサイトやLP、商品開発などの企画制作ディレクション、ブランディングサポート、自身のメディア露出まで、多岐にわたり活動中。23年7月には、NEON GREEN Inc. (制作会社)を立ち上げ、「日本全国をもっとネアカに」を信条に邁進中。(22年より熊本県熊本市に移住し、東京都と2拠点で活動しています)

◆Text:もも / コンテンツディレクター
フリーランスの「書く人」として編集・ライター・コピーライティング・SNS運用などを手がける。22年1月より、ALLYのアシスタントディレクターとして活動中。


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