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春の香りを楽しむくらし

『食べると癒される🍎りんご』


4月も半ばになり、立科町はずいぶんと暖かくなってきました。
桜🌸も満開で、他の花々たちもにぎやかに咲いています😊
私は目が見えなくなったので、みんなの話や香りで春を感じています。

ヒーリング🍎りんご農園岩波は、新しいりんごの木との出会いの中で、大詰めの剪定を続けています。
亨さんは暖かくなったので、6時過ぎには家を出て五輪久保へ向かう日々です。

新しい畑のりんごの木。
剪定が完了して木が綺麗になると、とても気持ちいいですね。
木も喜んでいるようです❣️

🍎

このところ何人かの視覚障害の方の料理の話を聞きました。
ひとりは「サラメシ」に出ていた方で、2歳で失明されたそうですが、夫婦そろってのリモートワークのお昼の担当は見えないご主人だそうで、得意料理の卵焼きは手で焼くとおっしゃっていました。
さすがの私も手ではひっくり返さないけれど、卵焼き用のフライパンでお箸を使い、巻きすの活躍により、大体毎日卵焼きを作っています(お弁当用)。

また、「激レアさんを連れてきた。」に出ていた中途失明者の方のお話がたいへん素晴らしかったので、ここでご紹介しようと思います。
事故で30歳くらいの時に失明し、突然失業したことでどうしようかと思ったそうですが、突如自分の勘でラーメン屋さんをやることに決め、2週間のアルバイト修行のみでラーメン屋さんを開店させたそうです。

目が見えなくなってから備わったかどうかはよくわからないのですが、彼の驚くほどの嗅覚で味を追求し、素晴らしくおいしいラーメンを作ることができたので、そのラーメン屋さんは大変繁盛していたとのことです。

あまりの激務にほんの少し見える目がさらに悪化したこともあり、数10年続いたラーメン屋さんを一旦引退したそうです。

それから数年が経ち、やはりラーメン屋さんをもう一度やろうということで、また再開して、今も美味しいラーメンを作り続けているというお話でした。

私もアロマセラピストなので、嗅覚には少しは自信があるつもりでしたが、まだまだこの域には達していないので、日々精進しているところです。

🍳

春の香りを楽しむドレッシングをひとつご紹介します。
これは分とく山前総料理長の野崎さんの野崎塾で知ったレシピを少しアレンジしたものです。
(野崎さんは去年の暮れ、長年勤めた分とく山総料理長を引退したそうです)

◆材料
春ごぼう 5~6㎝
セロリ 5~6㎝
米酢 100cc
砂糖 大さじ1
塩 ごく少量(1/3つまみくらい)
りんごジュース 大さじ1

◆作り方
米酢に砂糖と塩を入れ、火にかけ煮切ります。
そこに春ごぼうとセロリをすりおろし加えます。
りんごジュースを入れて出来上がり。

油は使わないドレッシングです。
サラダにかけても、ソテーしたものにかけても美味しいので、是非お試しください。



アロマセラピストの寿巳ちゃん、ご主人の亨さんと立科町へ移住、りんご農園を就農したのち、ケガで突然見えなくなってしまいました。 作業や生活に制限がある中、驚くほどのバイタリティで発信しています! よろしければサポートお願いします😊(編者記)