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瀬戸内に浮かぶ島へ─女子大生ひとり旅、社会人になる前にしたかったこと

幸せって、探すとない。でも感じればたくさんある。

 🐣女子大生、はじめての一人旅にでる
せっかちで心配性な私が、社会にでる前に滞在した、瀬戸内海に浮かぶ島のゲストハウスでのお話。ここでのダイアログの記録、自分との対話、人との対話での気づきを紹介します🌊

☑瀬戸内に浮かぶ島のダイアログビレッジ
ここにあるのは国内・海外から集まった旅人との弾む対話、すべてを受け入れてくれそうな海、そして海辺のまち音戸での素朴な暮らし。
長いようで短かかった1週間。心豊かに、幸せに暮らすヒントがたくさん見つかったお話。

往き先にまよった私が選んだ瀬戸内にアーティストも滞在するゲストハウス


学生時代の生活は、やるべきことをギリギリ全部スケジュールに詰めちゃう効率命。エレベーターに乗れば「閉」を連打🤪、ゆっくり閉まるドアは強制的に引っ張り閉める😜、電車はホームで5分以上待てない😝!!!

就職を控えた春、そんな私は完全なる内定ブルーに陥っていた。
人生は選択の連続なんていうけれど、考えれば考えるほど正解がわからない、、。今までだってもっとうまくできたこともあったじゃん。
うーん、こんなネガティヴのまま就職して楽しく過ごせるのかな?

もやもやすると考え込んじゃうよね

こんな時は非日常に身を投じるにかぎる!
留学、ワーホリ、リゾートバイト…といろいろ探していて目に入ってきたのが、今回参加した「瀬戸内ダイアログビレッジ」での「おてつたび」。

旅行客として滞在しながら、まちやダイアログビレッジの伝えたいメッセージを発信するおてつだいをするというもの。

旅行はたくさんしたきたけど泊まるのはいつもホテルだった私、長い一人旅の経験もなかったけど、ダイアログビレッジの募集のページは、なんだか私をわくわくさせてくれた。「よく生きる、よく暮らす」というフレーズに惹かれてなんとなく応募してみた🐥


瀬戸内ダイアログビレッジの3つの余暇


まるでおばあちゃんの家
瀬戸内ライフ


ダイアログビレッジのあっちゃん曰く、
ここでは3つの余暇、「よく寝る、よく歩く、本を読む」ことを大切にしているらしい。余暇がしあわせなきもちを育み、人生の楽しみ心の豊さを向上させる。
5歳の心に戻るんだよ、というお話が心にストンを落ちたから、まいにちぐっすり寝て、島中を歩きまわって、たくさん本を読んだ📚

人目を気にせず浜辺で寝転がって本を読んでみたり、気になる道を見つけたら遠回りしてみたり、島人とお喋りしてたら3時間経っていたり。そうしたら思いがけないハッピーがたくさん起こって、あー、肩の力抜いて生きるっていいな、一人旅って案外自由で楽しいな。
ダイアログビレッジで出会ったいろんな考え方のおかげで、受け取り方がどんどんポジティブに変わっていく感じ🙂頭の中がぜんぶ生まれ変わったみたい。

宿までの帰り道
ここを歩くと頭がスッキリする


一人旅だけど一人じゃない、シェアごはん🍚


ダイアログビレッジでは、朝と夜に作ったごはんをここに集ったみんなで囲んで食べる。

寝ぼけまなこでうとうとしている間に作ってくれた朝ごはん


帰ってすぐに今日あった出来事やうれしかったこと、みんなで食卓を囲みながら今日の行ったところを話すのは実家のよう🍊一人旅だけどさみしくない!
それだけじゃなくて、ずっと悩んでいたことまでも、ここではなぜかずっと昔からの親友だったみたいに話ができる。
シェアごはんがきっかけで、ここで偶然であった旅びとと一緒に海やまちの占いに行ったり、想像できなかったくらいたくさんの思い出ができた!
いろんな人が口をそろえて言うのは、「ダイアログビレッジは実家のように帰る場所」思い出すと心がじんわりあったかくなる、居場所が増えるって幸せだなあ。


感性を磨ける、にやっと図書館って?📚


ダイアログビレッジには、あっちゃんが揃えた選りすぐりの本を集めた小さな図書館がある。

パッと手にとりこたつでパッと読める!
ダイアログビレッジで大切にされている
対話と利他の心


夜な夜なみんなで話し込んでいると、ふと誰かが「この本の〇〇いい」「この本ヒントになりそう!」と教えてくれる。みんなそれぞれのこだわりを持ち寄って、新しい価値に触れるとどんどん視野も広くなり、自然と勇気が出るというか、いろんな世界を知ってすごく気が楽になった。私もここで大切な本と出会って、出かけるときの相棒にしたんだ📙

ここには、旅をもっともっと楽しくしたり、対話を促す仕組みがたくさんある。新しい考えに触れて実践してみるのってなんだか学校みたい。
こんなゲストハウス、きっと探してもなかなかない!


大学、本当に作ってた
ダイアログビレッジからダイアログユニバーシティへ

「楽しくなきゃ、意味がない」
それがダイアログユニバーシティのメッセージ。

ダイアログビレッジでは子どものころに好きだったことをやるのが良いとされる。自然体で、ただただ楽しいこと、やりたいと思ったことをやっていたあの頃🛝

桂浜で見つけた貝が花びらのようで、夢中で遊んでいた


でも、それって子どもにしかできないことじゃない。おとなだっていつも心に動機!
どんな状態が幸せで、どんな美学があるか。
それを見つけて、実現し、より良くしていく方法を学べる。
これまでに全くない、でも単純に面白い。ダイアログビレッジを運営しているあっちゃんこと中村あつよしさん(NPO法人 earth cube japan代表) が作ろうとしてるのはそんな大学。名付けて「ダイアログユニバーシティ」ほかにも人気のゲストハウス開業合宿、起業のサポートで、これまで110人もの人が、自分の美学に基づいて夢を叶えてきた。(※200人中。2024年3月現在)
https://note.com/artdevivrenote/n/n75fadd5000bd

未来の子どもに見せたい景色がある、自分が一番いきいきと過ごせる服を知ってほしい、大切な人にいつも笑顔でいてほしい、着物の楽しさを知ってもらえたら嬉しい!

あなたにとっての美学はなんですか?


「暮らすように滞在」して、分かったこと。


幸せって、探すとない。でも、感じればたくさんある。

ダイアログビレッジを歩けば、住民の人はお話したりお土産にみかんを持たせてくれたし、みんなお友達の仕事を手伝って、助け合って過ごしている。音戸のひとびとは優しくて自然に好きになる、でも伝えると口を揃えて「普通の生活だからねー」という。

和食屋さんが「バスでたべんさい!」
と持たせてくれたみかんたち


瀬戸内には穏やかな海があって、景色が綺麗なまちはいっぱいあったけど、
あっちゃんがここにダイアログビレッジを作ったのは、瀬戸内の景色は綺麗だけど、人が素敵だったからみたい。挨拶すれば、ここは気持ちのよいこんにちはが帰ってくる。
どこに行ってもまるで実のおじいちゃん、おばあちゃんのように接してくれて、「またおいで」と言ってくれる人がたくさんいた。

まちの人は優しい。交流するほど心が豊かになる気がする。


本当にキラキラしてた海


ダイアログビレッジでは自分の考えを受け止めてもらえて、新しい考え方に出会えて、ただいま~と言えばお帰り~と返ってくる。

帰ってきたら準備してくれてたシェアごはん
「ただいまー!かわいい!これ何ー!?」


1週間はあっという間だったけど、幸せに過ごす光を私の心に灯してもらった。
あのとき偶然ダイアログビレッジに出会って、飛び込んでみた自分はとってもラッキーだった。

偶然見つけてこのnoteをみてくれたあなたも、人生過ごすこだわりの詰まったダイアログビレッジで、おばあちゃん家の夏休みみたいな日々を過ごしてみませんか?

ダイアログビレッジとは?
https://note.com/artdevivrenote/n/nce4f5758bca7

また私がダイアログビレッジに帰るとき、会えるのを楽しみに待ってます!



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