見出し画像

【子どもdatte美術館】

知ってる?美術館はおとなだけの場所じゃないんだよ!

私たちの活動の原点は、小さい子どもと美術館に行きたい、でした。
その為に毎年「子どもの美術館デビューワークショップ」を開催してきました。未就学児から小学校の低学年まで、美術館でのマナーを紙芝居で教え鑑賞してもらい、実際に絵を描いてもらう。
それと当時に、保護者の方には、ゲームを通して絵を見ることのコツをつかんでもらい、その後対話式鑑賞などを行います。

あれこれありまして、一昨年は開催できず、昨年は例年の半分以下の規模で開催しました。
無理して開催することは本意ではないけれども、小さい子どもの一年は、大人の一年とは違います。
今年、作品を見て感じることと、来年同じものを見て感じることは違うかもしれない。いえ、たぶん大人よりずっとその違いは大きい。
本当はもっと多くの子どもにもアートとつながる機会をもってほしい。
その思いから、人を集める代わりに、ワークショップで使用してきた、美術館でのマナーを教える紙芝居を動画化しました。
多くの子どもに動画を見てもらうことが出来れば、少しでもアートとつながるきっかけとなるのではないか?
こういうものがあると気づいた大人が、子どもを美術館に連れていくきっかけにしてくれたら。

昨年、鎌倉市鏑木清方記念美術館のご協力で、夏休み期間中、この動画を常時見ることが出来る環境を整えました。
でも、広報はできなかったのですよ。
去年の夏は来てください、と言えなかった。

今年はまだ、規模半分ではありますがワークショップを開催します。
(ワークショップは満席となりました。ありがとうございます)
そして、今年も鏑木清方記念美術館で夏休み中、動画を上映しています。

今年は動画の広報します!

気合を入れて、チラシをデザインしました。
いっぱい印刷して鎌倉市内の小学校、幼稚園等にも配布いたしました。
色々考え方はあると思うけど、子どもにアートの存在を、アートとの付き合い方を、それを大事にしている大人のことを知る機会を持ってもらうことは大切だと思う。

ということで、カッコいいチラシ出来ました。
機会がありましたら手に取ってご覧ください。
よろしくお願いいたします。

そして、この夏、お子様の休暇中、アートに触れる機会を作ってください。
美術館は年間通して、気温湿度の管理が完璧です。
窓を開けての換気などはしにくいですが、現在それぞれの場所で本当に色々と気を付けてくれています。
基本、大きな声でおしゃべりする人はいません。

美術館はすべての人に開かれた場所です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?