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高齢者というイメージの理不尽さ

高齢者というイメージの理不尽さ
働き方改革から、定年は75才が適切と言う論理が発生して、、池袋の高齢者運転の事故以来、運転免許返納は70才がよいと言う。
家族が「70才で免許返納に成功するには」と言う*事例紹介まで、放送されていた。

誰でもが、高齢者になる、そして、その現在の高齢者と言われる人たちは、先人として、今の日本社会、グローバル化を推し進め支えた人たちだ。
それぞれの役割は、多様な万象であり、確実に日本文化・経済は、プラスの方向で、戦後展開されて来た。

21世紀の現在、高齢者のイメージは・・・
例えば、東京でタクシーに乗ると、70才以上のご高齢のドライバーに出会うことは、多々ある。
それをどう考えるかだ。

解釈によれば、その年齢は、運転免許を返納すべきであろうし、また、現在の平均年齢のシフトによって、年金制度の維持のためにも、まだまだ、働かなくてはならない年齢なのだろう。

*高齢者というイメージの理不尽さ
クラウド時代に、テレビ放送では「70才で免許返納に成功するには」という安易なコンテンツを制作する認識は、日本の放送業界の崩壊を感じざるを得ない。放送事業が過去形の範囲に入ったのだろう。


(c) Marius van Dokkum

*marius van dokkum museum:このマリウス・ヴァン・ドックムのミュージアムでの展示・イベントの方向性は、現在の日本の高齢者のあり方に、1つの極めて文化的なイメージを与えるだろう。
そこには、明るい世界観があるからだ。



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