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女性監督ローリー・シモンズ-映画「The Music of Regret」を考える

ローリー・シモンズ監督「映画:The Music of Regret」を考える

ローリー・シモンズ(Laurie Simmons,1949- /アメリカのアーティスト、写真家、映画製作。ファッション..)

Cut-Excellent Moon(3.36min)

ローリー・シモンズのシリーズを従来の小型のレプリカから、その後、人間のサイズにスケールにすること、そして、その混在化は、ある意味、非常に重要だった。それは、ローリー・シモンズ監督「The Music of Regret」から、感じられることだが・・・

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The Music of Regret(2006)

The Music of Regret (44min)- 設定から、字幕を英語、また、日本語にも変えられます。

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映画「The Music of Regret」(心残りの音楽)

そこには、「私たちは、私たちの周りのものが私たちを支配している、燃えるような消費者志向の社会に住んでいます。」- Laurie Simmons

ローリー・シモンズの作品から、男性のアイデンティティへの注意は、それは、慣習と表面性の問題にも同様に敏感だ。そして、シモンズは、人工的な男性の姿として、腹話術師のダミーに惹かれる。1980年代半~1990年代にかけて、彼女はこれらの関節人形を使用して男性的な経験と自己表現を探求する一連の写真を制作する。

「腹話術のモチーフは、シモンズが郊外の子供時代の物語です。その興味は、腹話術人形でした。子供の頃の大部分は唇を動かさずに話そうとして過ごしたような気がします。」-Laurie Simmons

繰り返すが、ローリー・シモンズのシリーズを従来の小型のレプリカから、その後、人間のサイズにスケールにする、そして、混在化することは、重要だった。

そして、この「The Music of Regret」は、ローリー・シモンズのコンテンツの集大成かも知れない・・
2006年、「The Music of Regret」(心残りの音楽)シモンズの最初の監督作品だ。
そして、この映画は、彼女の従来からのコンテンツの写真の延長であると考えられる。

ミュージシャン、プロの人形遣い、ダンサー、ハリウッドの撮影監督、女優のメリル・ストリープ(Meryl Streep,1949- /アメリカの女優)が参加することで、彼女のオブジェクトに命を吹き込まれたと言うことだ。とても、完成度の高い作品だ。

物体と人の混乱、現実と幻想が新たな思考の境地

このシモンズの芸術的な、これらのセルフ・ファッションは、人工の文化から完全に逃れることはできないことを示唆している。
物体と人の混乱、現実と幻想が新たな思考の境地にあることが、シモンズのアートシーンだろう・・

コネチカットのスタジオで、ローリーシモンズは、繰り返しながらも進化し続ける、芸術、家庭性、性別、作品のイメージの構成に関するテーマについて述べる。-Laurie Simmons

#学術 #現代アート #ローリー・シモンズ #実験映画

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