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(今日の1枚)ユン・ヒョングン:Burnt Umber & Ultramarine Blue

ユン・ヒョングンBurnt Umber & Ultramarine Blue, 1991–2005


Burnt Umber & Ultramarine Blue, 1991–2005

Burnt Umber & Ultramarine Blue, 1991–2005

Yun Hyong-keun 
Oil on linen, edition (#675)
72.8 x 116.5 cm / 28 11/16 x 45 7/8 inch
Oil on linen

ユン・ヒョングン(윤형근/Yun Hyong-keun)


윤형근/Yun Hyong-keun

ユン・ヒョングン(윤형근/Yun Hyong-keun,1928 - 2007/抽象画家) は、東洋と西洋の芸術運動や視覚的伝統と関わりながら、その特徴的な抽象的な作品は、それらは超越しての、伝統的な東アジアの書道や水墨画を彷彿させる。
ユン・ヒョングンは、モノクロ画(Monochromatic Painting) 運動の著名な一人だ。
そのモノクロ画(Monochromatic Painting) とは、絵画の物理的特性をリサーチした、技術とプロセスを優先した 1960年代- 1970 年代の影響力のある韓国のアーティスト・グループの名称。

存在と不在の間の絵画 -Yun Hyong-keun

1974 年にニューヨークを訪れ、そこでマーク・ロスコ(Mark Rothko,1903 -1970/抽象表現主義だが分類拒否)をはじめとするアメリカの戦後のアーティストの作品から、絵画空間を分割する方法を模索、リサーチした。それは、ユン・ヒョングンの独自のロジックになる。
Mark Rothko

存在と不在の間

1970年代半- 1980年代にかけてのユンの絵画は、存在と不在の間を中心に展開している。
マーク(mark/目印・跡)のない領域は、非物質化された空洞ではなく間隔として特徴づけられている。

ユン・ヒョングンのロジック

ユン・ヒョングンのロジックは、彼が生きた時代の学際と言われるジャンルを広げている。当時のオイルペイントと紙、キャンバスとの相性や、そこでの、新しいロジックを探索していた。
ユン・ヒョングンの作品は、東京都美術館をはじめ、日本国内でも、非常に多く展示・収蔵されている。

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