見出し画像

(今日のART)エリザベス・ズボナー :Dali's Dalliance・・

Dali's Dalliance・・

Knock on Wood Whistle
エリザベス・ズヴォナー:ノック・オン・ウッド + ホイッスル
2022年1月13日~3月12日
Gallery Odin 215 Odin Rd, Vernon, BC V1B 3M1, Canada

Gallery Odin

20thの芸術からいくつかの、ある意味、悪名高い人物が登場する。

Dali's Dalliance, 18”×20", 2022

Dali's Dalliance, 18”×20", 2022

Unknown Master, Probably a Woman, 32"X40", 2022

Unknown Master, Probably a Woman

Lucky, 17"X15", 2022

Lucky

So Help Me Hannah, 5"X7", 2022

So Help Me Hannah

20thの芸術からいくつかの、ある意味、悪名高い人物が登場する。
その中には、天才としての芸術家という男性主義者の神話の 2 つの模範 ― シュルレアリスムのサルバドール・ダリとミニマリストの彫刻家カール・アンドレ(Carl Andre, 1935- /20世紀のアメリカの彫刻家・詩人)と同様に、フェミニストの視覚芸術とパフォーマンス アートのアイコンであるハンナ・ウィルケ(Hannah Wilke, Arlene Hannah Butter, 1940 - 1993/フェミニズム・アートのパフォーミング・アーティスト、画家、彫刻)とマリーナ・アブラモビッチ(クロアチア語: Marina Abramović,1946 - /ユーゴスラビア出身のパフォーマンスアーティスト)も含まれる。
批判的に関連するには「美しすぎる」と見なされ、それに応じて非常に異なる芸術的戦略をとった・・
これらの言及の中で、バラ、卵、手、鎖の写真が増えている、これらのイメージのそれぞれは、文化的象徴性が非常に重くのしかかっている視覚的記号であり、小説家のウンベルト・エーコ(Umberto Eco, 1932 - 2016/イタリアの小説家、エッセイスト、文芸評論家、哲学者、記号学者)が、薔薇の名前について論じたように、「今では、薔薇の名前にはほとんど意味が残っていません」-Umberto Eco
(註)薔薇の名前:中世イタリアの修道院で起きた連続殺人事件。記号論学者エーコがその博学で肉づけした 。人間がいかに「言語」によって翻弄される存在なのか・・・

記号論的消耗

しかし、ズボナーにとって、この記号論的消耗は、イメージに最大の可能性をもたらす瞬間を提供する。なぜなら、彼女が主張するように、視覚芸術(ウンベルト・エーコが小説について述べたように)は、「解釈を生成するための機械」です。この再構成と回り道の戦略により、ズボナーは観る側に自分自身の仮定と投資を、観る側に対して読みとるに要求する。

エリザベス・ズボナー RCA (Elizabeth Zvonar)

エリザベス・ズボナー RCA (エリザベス・ズヴォナー/Elizabeth Zvonar,1972- /カナダの造形作家)

Elizabeth Zvonar

カナダのブリティッシュ コロンビア州バンクーバーを拠点にミクストメディア、コラージュとインスタレーション・彫刻を主に扱うカナダの現代アーティスト。
女性の身体は、彼女が最も、リサーチ・研究しているテーマだ。
コラージュ素材を多用し、雑誌の切り抜きや様々な情報 から画像を収集し、また、彫刻 (多くの場合彼女自身) を使用して、Zvonarは、性的な意味を取り除き、身体を再解釈させる。

「鑑賞者として、その中に何かを見つけられるような空間を作りたいと思っています。それは常に主観的な経験になるでしょう。」-Elizabeth Zvonar
ライフスタイル、アート・ヒストリー、広告から集められた写真をファウンド イメージ(Found image)として複製し、オルタナティブ(alternative/代替の)メッセージ、オルタナティブ ヒストリーを提示する。

artoday

#エリザベス・ズボナー #エリザベス・ズヴォナー #Elizabeth_Zvonar #ミクストメディア #コラージュ #The_Polygon_Gallery #彫刻 #女性の身体の再解釈 #写真 #alternative #現代アート #インスタレーション #フォトコラージュ #視覚的記号 #Knock_on_Wood_Whistle #Dalis_Dalliance

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?