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「君たちはどう生きるか」とりあえず覚え書き③※ネタバレあり

とりあえずテーマの部分として

宮崎駿が生み出した世界は崩壊しそう。

後継者を探そうと鈴木敏夫が誘導してくる。

けど他のスタッフ達がそこそこ敵意むき出しだったり、非協力的。

あまりにもいびつでギリギリな中で、結局有望なやつには

「自分には無理です」と言われるし、外野がちょっかいかけてきてジブリ崩壊

それもしょうがないと受け入れつつ

みんな何とか逃げ出す中、純真で強気な少女”だけ”は泣いて感謝する。

でも間違いなく宮崎駿が生み出した世界を構成していた一部(積み木)を持って帰ることで、自分のことは忘れ去られないし

そこで原作「君たちはどう生きるか」が担っていた日記の役割を積み木が沿う形で

宮崎駿は次世代の子供たちに、自分の作品をしっかりと受け継ぎながら生きていって欲しい。と

「借りぐらしのアリエッティ」が宮崎駿、ジブリからの脱走だったことへのアンサーを意識しているわけではないだろうけど、その意味合いが強い。気がする。


ネットのまとめ記事で「アニメを卒業しろ」ってテーマ。と受け取ってる人もいるけど

アニメを作ることを自ら戦犯と言い、込めた意味が誰にもわからなくとも大衆に美しいものを見せたいし子供達には伝わってると信じてるのが宮崎駿なので

自らアニメを見るなと込めることはあり得ないと断言していい

もちろんこれまでの発言や、何より作品群を見てそんな訳がない。というのは殆どの人は理解してるだろうけど

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