豆腐

登録してたTwitterアカウントが乗っ取られたため新生 元・何者でもなかった人 h…

豆腐

登録してたTwitterアカウントが乗っ取られたため新生 元・何者でもなかった人 https://note.com/arua

最近の記事

「ゴジラ-1.0」を見て 良い所はある...のに

当然のごとく、山崎貴が撮ると聞いて身構えること数年 戦中~戦後間もなくが舞台ということで 「永遠のゼロ」や「アルキメデスの大戦」からの印象で 山崎貴の中でもまだ見れる水準かな…?と ある程度ハードルを下げつつ、ダメで元々感覚で初日に見に行ったのですが 可もなく不可もなく…は言い過ぎですが いつもの人間ドラマにおける演技演出の変わらない垢抜けなさというか、抑えた演技をさせていることは伝わるけど抑えきれてないわざとらしさは直視し辛い。 ため息や頭を抱えることに変わり

    • 恐る恐る...「バービー」を見て

      事あるごとに私は「フェミニズム映画」に対して 一方をサゲて、一方をアゲるだけの物語に意味はなく お互いに”敬意を払う”ものこそが前向きで意義のある作品だとして 「Hidden Figures」のように史実をベースに人種性別に対して強く心沸き立ち、男女どちらも最高でどちらも悪い部分がある。ということを描き 「Last Night In Soho」のように、受けた被害から憎しみに囚われて他者を攻撃する人間が、最後にはそれらの悲劇を繰り返させないよう若者の背中を押す。と陰陽の

      • まな板の上より。「ぼざろ」に釣られてそれから

        https://note.com/arua/n/na8180243f3b7 こんな記事をかつて書いた奴が、気づけばTwitterにて何故かオススメ等にて廣井きくりのファンアートを浴び続け 「えっ、きくりって昔陰キャだったの!?」ということを知り やたらとそれから気になりだし、ファンアートのネップリをするところまで至り ついに重い腰を上げて原作を2巻までとりあえず読んだのですが… アニメの構成が悪かった!!! アニメは確か(もう記憶があやふや) 学校で演奏して、ギ

        • 見る予定は無かった「竜とそばかすの姫」

          何を隠そう オールタイムベストであり、ランニングタイムの都合上 最も通しで繰り返し見ている映画である 「ぼくらのウォーゲーム」がとてつもなく大好きが故に どうしても劣化コピーというか、原液を薄めた形になっている 「サマーウォーズ」以降 どんどんポスト宮崎駿になろうと、なるように押し上げられていく様が どこか無理をしているが故の歪さや 補助輪外したは良いものの、助けを固辞(奥寺さんに限らず)して血みどろになりながらも進まない自転車… といったような痛々しさから見

        「ゴジラ-1.0」を見て 良い所はある...のに

          「君たちはどう生きるか」とりあえず覚え書き③※ネタバレあり

          とりあえずテーマの部分として 宮崎駿が生み出した世界は崩壊しそう。 後継者を探そうと鈴木敏夫が誘導してくる。 けど他のスタッフ達がそこそこ敵意むき出しだったり、非協力的。 あまりにもいびつでギリギリな中で、結局有望なやつには 「自分には無理です」と言われるし、外野がちょっかいかけてきてジブリ崩壊 それもしょうがないと受け入れつつ みんな何とか逃げ出す中、純真で強気な少女”だけ”は泣いて感謝する。 でも間違いなく宮崎駿が生み出した世界を構成していた一部(積み木)

          「君たちはどう生きるか」とりあえず覚え書き③※ネタバレあり

          「君たちはどう生きるか」とりあえず覚え書き②※ネタバレあり

          まず一番捉えづらいペリカンについて 最初に扉に来て、若マキ?さんが船から降りて鞭みたいなのと火を扱うことから「鵜飼」を連想したけど wikiを見ると 「鵜の字は、日本では鵜飼いなどに用いる鵜を指すが、もともとはペリカンの意である」 とのことでやはり鵜飼がモチーフなのは確かで 加えて 「人によく馴れ、ときには、主人のもとに魚を持ってこさせたりするほどにしつけることができる」 「あらゆる動物のなかで最も子孫への強い愛をもっているとされる。この伝説を基礎として、ペリカ

          「君たちはどう生きるか」とりあえず覚え書き②※ネタバレあり

          「君たちはどう生きるか」とりあえず覚え書き①※ネタバレあり

          当然ないと分かっていながら多少「ナウシカ2」を身構えるも 冒頭のサイレンの造形と音で、大体太平洋戦争周辺っぽさで あれっ風立ちぬで描いたばっかりなのに!? でも今回は戦争で早くも喪失して、世界から抜け出した子供が主人公 しかしまたもピラミッドの上の人間の話らしく面を食らう と思ったら父親が工場長、疎開 前回の風立ちぬでは作家としての自分の業と美しさを描いて、描き切ったと思ったら (本人は嫌がる言い方だろうけど)自身のノスタルジーに寄った作品か!と 火事だったり

          「君たちはどう生きるか」とりあえず覚え書き①※ネタバレあり

          FF16 一部の絶賛派に言いたい!説明表現について

          あんまり書きすぎると粘着してる熱心なアンチみたいな感じで凄く嫌なので抑えてたのですが SNSで流れてくる「FF16の良さをわからないのは説明台詞がないとわからず、演技や演出を読み取れないから」的な(超意訳かつ総括)感想をたまに見ます。 もちろんそうかもしれないとは思います。 自分でも見ておくべき、これを楽しめるべき。と思うようなゴダール映画やアメリカンニューシネマ以前の作品などはイマイチ楽しく見れていない未熟さには自覚があります。 今のリズム感や、マーケティングに基づ

          FF16 一部の絶賛派に言いたい!説明表現について

          FF16をクリアして 脚本がとにかく酷い!

          ネタバレ有り!前置き 私は1年前からFF14をプレイし暁月で大泣きし「Flow」を聴くと風景が滲むほどストーリーに感動させられたのですが 逆に言えば新生~紅蓮までのストーリーはさほど…というようなユーザーで 今回FF16の脚本家はその新生~蒼天を担当した前廣和豊さん 本職はプランナーであり、脚本家ではない。 (本職じゃないからダメというつもりは一切ない) ただFF16は各媒体でのインタビューでしきりに「物語」を売りにしていたため 情報が出始めた1年近く前から”あの”

          FF16をクリアして 脚本がとにかく酷い!