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部活動は教育的に必要だ!!

 こんなふうに思っている教員はどのくらいいるのでしょうか。

 部活をすることで普段の生活レベルが向上する。

 部活を行うことで精神的にも強くなり、忍耐力がつく。

 部活を一生懸命行なっていた生徒の方が学力が高い。

 部活を一生懸命できないのであれば勉強だってできるはずがない。

 部活で学ぶことは普段の学校生活の中で学ぶことができないことばかり。

 耳が痛いほど、部活大好きな教員から自分が言われてきたことです。

 

 さらに「部活動を指導したいから」と教員採用試験を受ける人が一定数まだいることに衝撃を隠せません。

 また、いまだに各教育委員会も願書や面接シートのなかに部活動のことについての欄があることに驚きです。

 部活動をやっていた人を優遇するような魂胆が見え見えです。

 また、人事の時に都合よく顧問を当てはめる時にも使えますしね。

 非常に管理職や教育委員会としては聞きたい欄なので教採のときに聞いておけば間違いないですよね。


▼ 滋賀県教育委員会

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▼ 愛知県教育委員会

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 願書は採用試験の時には非常に大事な判断材料であることはいうまでもありません。

 面接に行く前に、願書でこの人はどういう人なのか判断されるはずです。


 こういった部活に関して面接で聞くということは、部活動をやってもらいますからねということなのかと思います。

 実際そうだと思いますが・・・・


 なぜ、部活動はなくならないのか

 ・単純に先生の中で部活をやりたいという人がまだ多い

 ・部活は生徒指導城楽な場面にもなり得るから

 ・中体連や高体連などが開催している全国大会の存在がでかい

 ・縮小することで校内での部活への温度差から保護者から文句を言われる

 ・管理職が部活動の優位性を信じているから


 負担の声に耳を傾けなければ、教員のなり手は減っていく一方ではないでしょうか。

 やらなくてはならないものなのかの吟味をきちんとしているのか不思議です。

 部活やりたい人はクラブでボランティアで教えればいいと思います。

 わざわざ学校の中で活動しなくても良いと思います。

 もちろん部活などの活動が無駄かと言われれば、それは違うと思います。

 部活で学ぶこともあるし、その活動も立派な教育の一部であることは間違い無いと思っています。

 しかし、本来の業務に支障をきたすほど、サブの活動に専念しなければならない状況はおかしいと思いませんか。

 だから自分は自分のできる範囲での部活改革を行いながら、管理職への意見を絶えず行い、学校全体の意識改革を行なっていきます。



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