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『ゆれる』を観ました@Amazon Prime

西川美和監督作品。
好きな監督です。

それよりも何よりもオダギリジョーが主演となると存在感ありまくりで且つその作品自体が締まる唯一の俳優と認識しているので。

兄、香川照之との明暗を分けた人生。
それは一体どっちがどうだったのか、どう受け取れば良いのか。

オダジョーも香川も良い演技してるから本当に引き込まれて、人生って、自分自身って、兄弟って、親子って、とめっちゃ考えてしまった。

ただ単に、オダジョーのカッコいい演技を観たい一心で見始めたが。
ストーリー引き込まれて行った。

兄弟の差。
父、伊武雅人との関係性。

父が兄弟をどう見ていたのか。
どう関わっていたのか。

その影響が少なからず大人になった今もあると思う。
父の子供としてのひとりひとりが、どうありたいのかを探し続けたように
私には思えた。

父としての関わり方、意図せずにいたのでしょうが、影響を受けていると思う。
そう、私は父性が気になるのです。

子供達との関わりは、自分自身、蟹江敬三演じる、兄との関わりも関係している。
蟹江敬三はオダジョーで、伊武雅人は香川照之になるのかも知れません。

お互いにそれぞれの思いは計り知れないのかも知れません。
それ故に複雑になっていくし、自分自身もこれで良かったのか?
などと思い巡らしたりするのかも知れません。

とにかく考えさせられる映画です。
気楽に観てとは言えない。

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