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【エッセイ】ことばの持つちから。

この二日ほど不調続きで
横になることが多かった。

夕方から少し動ける。
腰痛はまだあるが
父のところへ行こう。

雨と風がすごい。
漫画のように
傘がひっくり返る。

😱

父は寝ている。
手をさすっていると
目を開けて目線が合う。
それだけでいい。
それだけでいい。

穏やかに
辛くなく
いてくれたら。

それだけでいい。

時おり
呼吸が乱れる。
不安になる。

看護師さんが
病室へ見回りに。

「大丈夫よ」
「ちゃんと看てるからね」

その一言で涙が溢れて止まらない。

😭

感謝が止まらない。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

父は、きっと
泣き虫やなぁ…

と、いつも涙腺が弱い
わたしを思ってるだろう。

またうとうとしはじめている。

帰り道、雨と風は止んでいた。

晴れ間から眩しい夕日。

心が温かくなった。


大丈夫。


なんて力強くて
安心感あることば。

何気なく使っていることばだけれど

ものすごく心に沁みた今日の出来事。





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