にごり酒
私は酒癖が悪い。
以前のお酒の失敗談は、下記のリンクのノートにも書いてあるので、マジで暇な時は読んで鼻で笑ってほしい。
まぁ、過去の失敗談はひとまずさておき。
誰しもが酔っ払うとやってしまう奇行はあると思う。
泣き上戸や笑上戸になってしまったり、
愚痴っぽくなるなどはよくあると思う。
私の場合は、そういう感情の振り幅が大きくなると言うよりは、
目視ができる位の奇行に走る。
最近気づいた、その奇行の種類と移り変わり、
そこから見えてきた私自身の環境の変化を振り返っていこうと思う。
私が初めて、自分自身のおかしな行動を認識したのは、大学3年生の冬だっただろうか。
二日酔いで頭が痛い中、朝起きたら部屋中のゴミが捨ててあった。
ホコリ1つないきれいな部屋になっているどころか、床がワックスがけまでされていた。
その前日に一緒に飲んでいた友達に聞いたところ、
友達よ。本当にごめん。
その次の奇行を指摘されたのは、大学4年生、バイトの送別会の次の日の話だ。
例のごとく、プロレスのゴングが、頭の中で鳴り響いてるような頭痛にさいなまれ起きると、
ビニール袋にいっぱいのお菓子が、部屋の隅に置かれていた。
自分は普段お菓子を買わない性質なので、誰かの忘れ物かな?と思い、バイト先の人に聞いてみると、
まじで何してんだよ、と自分で思いながら、
その時に買ったであろうプリンを食べていた。
二日酔いで荒れている胃にはほどよく染みた。
その後にも、社会人になって、金銭的にも外でたくさん飲めるようになってからと言うもの、
帰り際に焼き鳥を2本頼んで、それを両手に持ちながら踊りながら帰ったら顎から転んだり、
3次会で行ったカラオケで友達がトイレに行っているときに、急に寂しくなって、ペットのハムスターに会うために一人暮らしの家に帰ったり(まじで何やってんだろう)、
それなりに人に迷惑をかけながら、酒草の暑さを披露し続けている今日この頃。
基本的に人といる時に酔っているようには見えないと言われるけれども、(おそらくキャッチボールがしっかりしているからだと思う)
特に自分が奇行に走りがちと言うことを自覚してからは、最後にもう1杯飲もうかなをセーブしていたりする。
結構これがしんどい。
そういうわけで、一昨日も人と飲んではいたけれども、最後もう1杯飲もうかな、をセーブして帰り、
まぁそういう時は決まって、最寄りのコンビニで強めのお酒を買って飲みながら家路に着くんだけれども、
家に帰って安心したときに、急に酔いが回ってきてしまった。
久しぶりに二日酔いする位飲んだな、と思いながら、スマホを見てみると、
その時に会話していた友達全員に「大好き〜!」「いつもありがとうね😭」と送っていた。
まじやばい。
それに付き合ってくれる友達の心の広さもまじやばい。ほんとにありがと。
「てにをは」もしっかりと汲み取れるような文章だから、多分向こうからしたら正常に見えるんだろうけど、
そこがしっかりしているからの余計の狂人ぶりである。
でも思うのは、人が酔った時に本性が出ると言う。
でも、それは本当だと思っていて、
鬱1歩手前だったとき、いつもは非常に振る舞っているようでも、お酒を飲んだ瞬間に涙が止まらなくなったりした時があった。
いろいろなストレスが重なっているときに、お酒を飲むと、お友達に愚痴を話してしまいがちになったりしていた。
でも、今はお酒を飲んで、ある程度酔っ払うと友達に対して感謝の気持ちやスキと言う気持ちがたくさんだ。
今幸せなんだなぁと思いながら、今日もビールを飲んでいる。
最近始めたジョギングで消費したカロリーが無駄にならない位にはお酒はセーブしたいところだ。
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