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「今」に目を向けられるようになったことで起きた問題

以前、こんな記事を書いた。

その日はどんな状態で終えたいのかを日記に書いていく「1人おしゃべりノート」を書いたり、カウンセリングに通い始めたりしたことで、自分を少しずつ認められるようになってきた。

自分を少しずつ認められるようになってくると、「今」に目を向けられるようにもなってきた。

過去の苦しかったことや人に言われて嫌だったこと、未来に起こりそうな不安なことは、「今」は起きていないことで考えても仕方ないと思えるようになってきた。

幸いなことに、今の自分は恵まれている環境にいることが分かった。

「なんか、いいな」や「好きだな」と思えることにも触れる機会も増えた。


ところがしばらく経って問題が起きた。

つまらない…」や「退屈だな…」といった感情が起きてしまったのである。


今の自分は、恵まれている環境にいるはずで、「なんか、いいな」や「好きだな」と思えることにも触れているのにどうしてだろう。

それ以来、わたしの心は再び負の感情で溢れることになってしまった。


このままでは良くない。

せっかく自分を少し認められるようになってきて、「今」にも目を向けて自分がいいなと思うことにも触れられてきたのだから、なんとかしなければ。

そこで「つまらない」や「退屈」といった感情が生まれてしまった理由を考えてみることにした。


するとわたしは、単に「今」を見ているだけで、「今」をもっと楽しめるようにするための具体的な行動をあまりしていないことが分かった。

今自分が置かれている環境に目を向けたら、「ああ、恵まれているな」で終わっている。

「なんか、いいな」や「好きだな」と思えることも、全てではないけれどそれらを眺めていることが多い。


本当は、今をもっと楽しめるようにするための行動がしたい。

でも「続かなかったらもったいないな…」とか「失敗したらいやだな…」とか考えてしまって、制限をかけてしまっている。

こう考えると、やらない理由を考えているというか、「本当にわたしは楽しいことをしたいと思っているのかな?」という疑問も生まれる。


わたしは自分に制限をかけることが癖になっているのかもしれない。

何もしないほうが失敗することもなくて自分を否定しなくていいから、その方が安心なのかもしれない。

でも何もしなければしないで、「つまらない」とか「退屈だ」という負の感情が生まれてしまう。

なんか矛盾しているな。


ではどうしたらいいのだろう?

考えたのが「ハードルを低くして、少しずつ行動に移してみること」。

おそらくわたしは、ハードルを高くしてしまっているから、「続かなかったらもったいないな…」とか「失敗したらいやだな…」と一歩を踏み出せないのだろう。

少しずつ行動すれば、失敗しても損失は小さいはず。


この行動が、わたしの「今」をもっと楽しくすることにつながるといいな。

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