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おかげさまで三ツ矢140周年!ウィルキンソン120周年!

2024年最初の投稿は本年、周年を迎える2ブランドについてご紹介させていただきます!

そのブランドとは…
140周年の三ツ矢と120周年のウィルキンソンです!

こんなにも長い間販売を続けることができたのは、いつもご愛飲いただいている皆さまのおかげです。本当にありがとうございます!

今回は各ブランド担当者に周年を迎えての想いを聞きました!さらに、この2ブランドではそれぞれの歴史をより楽しく知っていただけるよう「漫画ブランド史」を制作しました。制作担当者にもインタビューしてきましたので、その内容をお届けします!

漫画ブランド史はこちらをチェック↓
https://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/asahiinryohistory/manga/


【プロフィール】

左)土井 香澄(どい かすみ)
アサヒ飲料株式会社 マーケティング本部 マーケティング一部 無糖炭酸・果汁グループ所属。ウィルキンソンの商品開発を担当。
趣味は全国のパン屋さん巡り&お取り寄せ(特にベーグルが好きです!)。
右)山上 尚記(やまがみ なおき)
アサヒ飲料株式会社 マーケティング本部 マーケティング一部 炭酸グループ所属。
三ツ矢の商品開発を担当。特技は円周率を50桁まで言うこと、イントロクイズ。

W周年!多くの皆さまに感謝!


―――三ツ矢は140周年、ウィルキンソンは120周年という節目を迎えますが、担当者としてどのようなお気持ちですか。

山上 驚きと感謝です。三ツ矢が140年も前から飲まれ続けているという驚き、絶えず挑戦を繰り返し時代に合わせて進化し続けてきた先人たちの想い、そして何より多くの方々に愛され続けていることへの感謝の気持ちでいっぱいです。

土井 ウィルキンソンがPETボトルでの発売を開始してから10年ほどしかたっていないので、改めてこれほど長い歴史を持っているブランドであるということに驚きますが、担当として周年という節目に携わることができ、とてもうれしいです!また、これほど長い歴史を持つブランドを、これからの120年、さらに盛り上げていかなければ、という身が引き締まる思いもあります。

―――各ブランドについてお客様からのリアクションで印象に残っていることなどはありますか。

山上 3月28日は「三ツ矢の日」ということで、社員自らが店頭に立ち、日頃のご愛顧をお客様に感謝するとともに三ツ矢ブランドの商品を試飲いただく機会がございます。

「三ツ矢の日」での社員による試飲販売の様子

その中で初めて炭酸飲料を飲むお子さんの反応がとても印象的でした。炭酸のシュワシュワにびっくりして目を大きく見開いたり、涙目になったり、おいしくて「おかわり」と笑顔になったりと、さまざまな表情を見ることができます。また、我が子を見つめるお父さん、お母さんを見ると、とてもほっこりした気持ちになり、「三ツ矢ブランドの商品は人々を笑顔にできるんだ」と、とてもうれしかったです。

「三ツ矢の日」についてはこちらの記事でも紹介しています↓

土井 私は、朝、出勤する際に、駅のホームで「ウィルキンソン タンサン」を飲んでいるお客様を見かけたことがあります。プシュッと開けてグビッ、グビッ、グビッと飲んだ後に、「よし!今日もやるぞ」という顔をされて電車に乗り込んでいかれました。ウィルキンソンの強炭酸の刺激が、朝のスイッチにもなるのだなと気づかされた瞬間でした!

―――それぞれのブランドの歴史や商品開発の裏側を知って印象深かったこと、驚いたことなどがあれば教えてください。

山上 もともと三ツ矢が好きでしたが、入社した後、さらに担当した後と、愛着がどんどん強くなりました。ブランド担当になり、改めて三ツ矢の歴史を学びましたが、その中で特に驚いたことは“水へのこだわり”です。「三ツ矢サイダー」は水にこだわり、 “磨かれた水”を使用しています。磨かれた水とは、安心・安全、おいしさのために、念入りにろ過し、一定範囲内のミネラル分(硬度)に調整した水のことです。「三ツ矢サイダー」のおいしさを追求し、水へもこだわっている、このこだわりが安心・安全な品質とおいしさへとつながっていると改めて実感しました。

三ツ矢の変遷 
※マドリッド協定批准を受けて、「シャンペンサイダー」の名称の使用を中止し、
1968 年に「三ツ矢サイダー」に名称を変更しました。

土井 私はこれまでさまざまなブランドを担当しましたが、ウィルキンソンは“伝統”を重んじる一方、なによりも“挑戦”しているブランドだと感じました。例えば、カッコよさやスタイリッシュさは、120年間守り続けてきていますが、2011年にPETボトルでの販売を始めて以降、炭酸水を直接飲む文化を創造してきたように毎年新しい挑戦を続けています。

ウィルキンソンの変遷

飽くなき挑戦!


―――それぞれのブランドで現在行っている挑戦について教えてください。

山上 三ツ矢は元々、甘味のない炭酸水でしたが、時代の流れに合わせて甘みを付けたり、無色透明にしたりなど、伝統を守りながら絶えず進化してきました。現在は、商品についてだけではなく、地球の環境や資源に対する取り組みとして“MITSUYA EVER GREEN ACTION”に挑戦しています。例えば、ラベル面積を小さくすることによるプラスチック使用量削減、容器形状変更による配送効率向上に伴うCO2排出量削減、糖原料の見直しによるCO2排出量削減などにも取り組んでいます。ここで言う容器形状変更とはPETボトル(500ml)の高さを少し変えることを指しており、積み付け数(※)を削減し配送効率を高めることでトラックがもたらすCO2を削減することができます。

※積み付け数…商品を輸送する際にパレット(貨物を置くための台)に並べる商品箱数のこと。

MITSUYA EVER GREEN ACTIONについてはこちらをチェック↓

土井 ウィルキンソンは1904年に瓶入りの炭酸水を発売してから、数々の挑戦をしてきました。120周年を迎える本年は、強炭酸の刺激と大人の甘さで、午後のリフレッシュにぴったりな「WILKINSON GO」という新しい商品の販売に挑戦します。ウィルキンソンの爽快な刺激や飾らないカッコよさはそのままに、ほどよい甘さがあって、ついでに1日分のWビタミン(※ナイアシン、ビタミンB6)もとれる炭酸飲料です。「無糖の炭酸水は物足りなくてちょっと苦手」「普通の炭酸飲料は甘すぎて気になる」という方にも満足いただける商品となっています!

本年4月に発売予定「WILKINSON GO」

―――周年の本年をきっかけに、今後、それぞれのブランドで挑戦したいことは何ですか。

山上 良質な原体験に触れる機会もつくることで、更にファンになっていただき、未来につながるブランドになるよう挑戦していきたいです。「子供のころ、夏休みにはおじいちゃんの家の縁側で瓶の三ツ矢サイダーを飲んだ」や「学生のころ、部活のあとみんなで三ツ矢サイダーを飲んだ」、「炭酸デビューは三ツ矢サイダーだった」など、さまざまな原体験があると思います。そのような原体験を将来世代にも語りつなぐことができるよう、140周年という歴史が物語る安心・安全なイメージを改めて伝えていくことで、より多くの方にブランドに触れていただけるよう取り組んでいきます。

三ツ矢140周年への想いを語る山上

土井 ウィルキンソンブランドを知っているけど炭酸水を飲んだことがない人の数は、実は日本人の約半分にものぼります(※1)。周年の本年に、一人でも多くのお客様に炭酸水のNO.1ブランドである(※2)ウィルキンソンを手に取っていただくことに挑戦していきたいです。具体的には新商品の提案、サンプリングを通し炭酸水のおいしさを知ってもらう活動、食事と一緒に炭酸水を楽しんでもらう提案をしていきたいと考えています。これらの活動を通して、誰もが生活の中で炭酸水の価値を感じ、飲用している文化を定着させていきたいです。また、今接点がない方も年間通して飲みたくなるようなシチュエーションをつくりたいです。また、改めて社員にも炭酸ブランドを知ってもらう勉強会をしたり、冊子や文具を配布したりしています。

※1:当社調べ(2023年7月実施、n=5,000、20-69歳男女)
※2:インテージSRI+調べ 炭酸水市場(フレーバーを含む)2022年12月~2023年11月 ブランド別累計販売金額

ウィルキンソンのこれからについて語る土井

―――三ツ矢・ウィルキンソンを通して100年先をどんな未来にしたいですか。

山上 当社が掲げる3つのマテリアリティである「健康」「環境」「地域共創」に関する活動を、三ツ矢を通してより具現化し続けることで、みんながワクワクし笑顔でいられる未来にしたいです。炭酸は、シュワっと爽やかな飲みものというだけではありません。炭酸が心身にもたらす豊かな機能や価値が、科学的に実証されてきています。当社は三ツ矢、ウィルキンソンをはじめ、多彩な炭酸飲料を世に送り出してきました。私たちはこれからも、炭酸の可能性を切り拓き、暮らしや社会にワクワクするような新しいチカラをお届けしていきます。

土井 100年先は今よりももっと変化に満ちた世界が待っているかもしれません。そんな世界の中で、ちょっと迷った時、ちょっと悩んだ時、ちょっと疲れた時、そういったちょっとした時に、ウィルキンソンを飲むと前向きになれて、もうちょっと頑張ろうと思ってもらえる、そんな未来をつくりたいです。また、炭酸水の持つ可能性は非常に大きいと思っているので、今まで以上に、日常のあらゆる時にあらゆる場所で最適な形で強炭酸体験ができる世界を実現することで、全世代のQOL(生活の質)が一段上がっていく未来にしたいです。また、当社サイト「アサヒ炭酸ラボ」でもご紹介させていただいているような、炭酸水の科学的な研究にも取り組み続けていますし、炭酸のチカラでお客様がワクワクするような社会、そして「炭酸のアサヒ」として市場を活性化させたいです。

―――ありがとうございました!

漫画で楽しく、ブランドストーリーを知ろう!


それぞれのブランドのターニングポイントや開発背景などを楽しみながら知っていただけるように三ツ矢、ウィルキンソンの漫画ブランド史を公開しました!企画・制作担当者のインタビューもぜひご覧ください!

【プロフィール】

安達 聡志(あだち さとし)
アサヒ飲料株式会社 未来創造本部 コーポレートコミュニケーション部所属。
社史・ブランド史などの企画・制作を担当。
社員の挑戦の歴史を多くの方に伝え、未来へつなげる仕事に携わる。
好きな食べ物は白ごはん。

―――今回漫画ブランド史を制作した経緯を教えてください。

安達 三ツ矢とウィルキンソンがそれぞれ周年を迎えるにあたり、この2ブランドの100年を超える歴史を、多くの方に手軽に楽しく伝えるために、漫画仕様で新しいブランド史を制作しました。

三ツ矢とウィルキンソンの漫画ブランド史

―――制作にあたり苦労したことはありますか。

安達 何年に何が起きたかを書くだけではなく、漫画という特長を生かして、物語の主人公を設定してヒトに焦点を当てて描きました。当然、当時の社員の喜怒哀楽までは記録に残っていなかったので、どのような感情やドラマがあったのだろうと、その人になりきってイメージしていくことが難しかったです。また、長い歴史があるからこそ、どこに焦点を当て、限られたページにまとめていくかに苦労しました。

―――読者の皆さんへ一言お願いいたします。

三ツ矢とウィルキンソンが今日に至るまでは決して順風満帆ではなく、携わった社員が挑戦を繰り返し、それぞれの時代のお客様がご愛飲くださり、現在にバトンをつないできました。そのような歴史を手軽に楽しく伝えたいという想いで、この漫画ブランド史を制作しました。ぜひ社員の想いに触れていただき、当社を好きになっていただけるとうれしいですね。

―――ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?
これまでつながれてきたブランドの魅力をブラッシュアップしながらこれからの未来につないでいきたいという想いが少しでもお伝えできていれば幸いです。これからも皆さんの日常に寄り添っていけるよう努めていきたいと思っております!

皆さんの各商品に関する思い出なども教えていただけばと思いますので、
「#三ツ矢」と「#ウィルキンソン」とタグをつけてぜひ投稿していただけるとうれしいです!

YouTubeでも動画を公開しております!そちらもぜひご覧ください。

次回は次世代の研究者育成を応援するプログラムの発表会の様子をお届けする予定です。お楽しみに!

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