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私の人生
夫との関係がなかなか日の目を見ない
この10年間一人の女性として私が何より辛かったことは、夫とコミュニケーションが取れないことだった

セックスレス

それがこんなにも心に深い影響を与えるものとは思ってもみなかった
それは結婚の半年ほど前から始まっていた
式を目前に悩んだ末に思いを打ち明けた

「俺はあなたが大好きだから。そんなことで悩まなくても大丈夫だよ」

そうなんだ。良かった。本当に良かった。彼は私のことを好き
だから大丈夫なんだ
でもまさか式の前後も別々だなんて寂しいな…
新婚時代は寂しさでいっぱいだった

夫は7歳年上、国立大出身のIT経営者
性格も穏やかで飾らない人柄

一方私はなかなかの過去を持つ荒くれ者
一般社会に適合しているとは言い難いと思っていた

あんなに素敵な夫なのだから
私が変なのかも…
私に問題があるのかも…

そんな葛藤の中で、私は女性としての自信や、アイデンティティーのようなもの、なんというか源になるような愛や力をどんどん失い元気を無くしていった

もう母に心配は掛けたくない
そんな思いも結婚式生活を続ける推進力となった

最初のうちは愛情から自分の気持ちを素直に伝えていった
でも返って来るのはいつも同じ返答だった

「悩まなくてもいい」

って言われても…
どうしよう、このままでは離婚になるかもしれない、結婚前に一瞬の不安がよぎっていた

~一番悲しかった人が一番幸せになるために~
アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー 朝比奈 卵


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