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書くだけでいいママになれる?

今年の初めにふとしたことからAmazonのKindle Unlimitedで高田晃著、手帳で夢を叶える全技術を見つけ読んだことをきっかけに、随分昔に読みっぱなしになっていた7つの習慣も引っ張り出してきてゆっくりと時間をかけて再読してみた。そして自分の価値観やなりたい姿を書き出すということを実際にやってみた。

今まで年初に目標を立てたり100個のウィッシュリストを書く、ということを毎年してみるものの、いつも継続してフォローアップしていくことができず、手帳も結局第二四半期に入る頃には予定管理をするに終始していた。

しかしこの価値観となりたい姿を書き出し、そこに到達するべく年間行動計画を作り、さらにそれを3ヶ月ごと、月ごと、週ごとというサイクルで振り返っていくということをやってみると自分の日々の生活に指針ができ、ただ忙しく毎日を送り、気づいたら色々頑張っているものの、疲れているだけで何か自分が何もできていない、という空白感でいっぱいになることがなくなった。

高田晃氏が推奨するほど、そして彼の分厚い手帳にあるほど綿密に実行しているわけではない。というのも、急にやってみても3年後、5年後の目標や自分の姿まであまり現段階では描けなかった。であれば、とりあえず積み上げ式で、と自分なりにやり方を切り替え、1年後の自分を目指して、月ごとの目標に向けて毎日、そして週ごとの目標設定と振り返りをするということを2月からやっている。

3ヶ月ほど経ってふと思うと、先ほども書いたように、「自分いったい毎日何してるんだろ…」とため息をつくことがあまりないことに気づいた。むしろ読みたい本がたくさんあり、行きたいけどまだ予定に落とし込めてないことがあり、とある意味で行動につながるポジティブな焦りがある。これはとても嬉しい変化だと思う。

今の自分のライフステージでは仕事をしている自分と母親という役割が一番大きなウェイトを占めているわけだが、その二つのうちで「母親」という観点から見ても自分の日々の在り方に大きな変化を感じ取っている。

日々の子供との生活の中でイライラした時も、”10年後娘がティーンネイジャーになった時も話をしてくれる信頼関係を築くんだ”という自分の思いが指針となって、感情の整理をし対話をする姿勢で子供達と向き合えるようになった。姿勢があるというだけで、対話に成功しているわけではない笑。それでもイライラした態度で接したり、子供を急かしたり、ぐちぐちと叱ったりすることは減っていると思う。減っているだけで0ではない笑。

家族の思い出がたくさんある子供時代を将来は思い出して欲しい、という思いが季節のイベントを大切に祝ったり、一緒に料理をしたり、家族共通の趣味の試みを始めたり、という行動に繋がっている。今まではやろうと思っても仕事の忙しさにかまけていた… 雛祭りもこどもの日も「幼稚園でお祝いしてたしいっか!」週末は「とりあえず公園で走り回らせとこ!」であった…恥。

紙に書いて、毎日少しの時間を使って進捗確認していくだけでこんな変化を自分に起こせるのだな、と手帳のマンスリーページ6月を開き眺めながら思った次第。

書くだけで、少しいいママになれている、かな?



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