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こころとからだの欲求に忠実だった、2021年の買ってよかったもの(前編)

物欲の秋だし、3日後には年齢変わるし、
というふわっとした理由で、
近年買ってよかったもの 6点を振り返る。

・・・のつもりが、
長くなりすぎたので、前編として
からだとこころに効いた 4点を。

① オンラインカウンセリング

いきなり「買ったもの」から外れたカテゴリーかもしれないが、いちばん効き目のあった出費なので、買い物にカウントする。

特に名前がつくような心の病はないのだけど、

・記憶能力が急激に下がった
・会話のテンポが落ちた
・ときどき気分が沈む

といった変化や、
しばらく前に父が亡くなったダメージを、正しく処理できていないような感覚があった。

それ以上に、たまたま手にしたこの本がおもしろくて、著者に会ってみたいという興味から、著者の東畑さんが主宰するカウンセリングルームに行ってみた。

↑↑ 専門書カテゴリなのに、小説仕立てでめちゃくちゃおもしろい。

カウンセリングっていうと、治すべきはっきりした異常のある、ゴールが明確な取り組みのイメージがあるけど、

「美容室みたいに、定期的にメンテナンスしてもらうとこ」

という私の勝手な使い方に、うまく足取りを合わせてくれた。

著者の東畑さんの紹介で、とても優秀なカウンセラーが担当に。オンライン時々リアルで、自分では気付かない視点や傾向を示唆してくれる。

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記憶力のぼんやりしている私は、たぶん毎回同じような話をしているけど、
記憶力のよいカウンセラーは、だいぶ前に語った私の話と、今日語った話とを紐づけて、共通項を教えてくれる。

はっきり何かを改善できたか分からないけど、自分の傾向を知っていることは、知らない状態よりも、半歩進んでいる気がするのだ。

② パーソナルジム

またこれも買い物の範疇になるか分からないが、効き目のある出費。

運動が大嫌いで、あらゆる理由を使って小学校から体育の授業をさぼりまくってきた自分が、まさかジムに。

「銀座のパーソナルジムに行っている」

と言うと、私の全友人が「全米が衝撃」みたいな顔をする。

明確なきっかけはないのだが、
人より病弱、手足はもやしのように細く、なのにおなかの肉はズボンにのる中年体型まっしぐら。

筋力なさ過ぎて、一度しゃがむと、どこかに手をつかないと立ち上がれない。
30代後半なのに、身体ポテンシャルは自分の母親世代な気がしている。

このまま年をとっていったらどうなるのか。
ジムに通う気力と体力の残っている今が、最後の分岐点のような危機感が湧いてきて、信頼する美容師さんの紹介に後押しされ、行ってみた。

月3回くらいのぐうたらペースだけど、ストレッチで足の可動域が広がったり、前は上がらなかったダンベル(たった3kg)が持ち上がるようになり、効果がすぐに実感できるのが、嬉しく続いている。

なにより、このジムは運動が大嫌いでも「このお門違いが!」と門前払いせず、楽しく根気強くやれるメニューを提案してくれるので、合っていた。

あれだけ体育の授業が嫌いだったのに。ちょっと無理かも・・・くらいの負荷をかけたほうが、その後の成長につながることを実感できちゃったりして、毎回鏡の向こうで筋トレする自分を見ながら、「お前誰だよ」と自分にツッコんでいる。

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(もちろん、こんな激しいトレーニングはしていない)

③ sneeuwの服

ここ数年、大好きすぎて、買った服の過半数がここな気がする。
http://www.sneeuw.jp/ (スニュウ)

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仕事で外に出る日は、半身がスーツになっている、すぽっと被るだけの楽ちんワンピースにお世話になりまくった。

パンツは、年中ここのコクーンパンツしかはけなくなった。

秋になってからは、ちょっとくらい暑くても、軽くてあったかいトレンチコートをはおり続けている。

会社の先輩のご友人がデザイナーさんで、知ったブランドなのだけど、ひいき目を差し引いても、どっぷりはまれる理由がある。

・ハンガーで見る以上に、試着するともっと好きになる形
・必ずポケットがついていて使いやすい
・ユーモアあふれるデザインアイデアににやっとなる

他のブランドの服がまったく買えなくなる病から抜け出したいくらい好き。

④ 草人さんの植物

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最近のわが家、植物がもりもりである。

もともとサボテンも枯れる、草木が生えない部屋なのに、インテリアにおしゃなグリーンを飾りたい欲求は、枯れることがなかった。

そんなところ、植物屋さんなのに美大出身で、家のなかのグリーンをまるっと相談できる、草人-kusabito- さんを知った。

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https://www.instagram.com/kusa_bito/

相談会の日に、家の写真を持ち込み、夢(こうしたい)と現実(この部屋でこれが枯れた)をぶつけた。

店内にあった植物と、新しく仕入れてくれた植物とを携えて、数日後、草人-kusabito-さんは、砂漠の家をオアシスに変身させた。

植物にも、デザインにも詳しい人って、最強。

それから半年、みんなすくすく元気に育っています。

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あと2つ、インテリアとガジェットを書きたかったのですが、長くなってきたので後編にまとめます。

(予告)
・サブスクのオフィスチェア
・iPadとGoodNotes

買ったものの記録は、その年の自分の記録になりそうなので、毎年書き留めると良いのかも。




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