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なぜ生きる(素朴な疑問)

 最近身近な知り合いで亡くなった人が3人います。3人ともボクより若い人たちばかりです。一人はがんで65歳(男性)で亡くなり、一人は50歳(男性)で心筋塞で亡くなり、もう一人は62歳(女性)でくも膜下出血でした。がんは5年の闘病生活がありましたが心筋梗塞、くも膜下出血とも、直前まで全く元気でいきなりその場で倒れ、亡くなられました。

 ボク(74歳)もつい4か月前突然倒れました。大動脈解離でした。そして開胸手術の末、奇跡的に助かりました。死んでも不思議ではなかったのです。現在はリハビリのお陰で後遺症もほとんどなく生活しております。感謝ですね。

 

ここで2つの疑問が湧きました。

 一つは、なぜ若くして亡くなる人と助かる人がいるのか。その分かれ目は何なのか。もう一つは、助かったのは何のためにこうして生かされているのか。生きているというより何か役割があって生かされているのではないか、と思うようになりました。その役割は何なのか?生き残っているのはどんな意味があるのだろうか?

 

 自分はこれまでやりたいことはほとんどやってきました。ですからいつ死んでも後悔することはさほどありません。それでもまだこうして死なずに生かされているということには何か意味があるのでしょうか。あるとするならそれは何なんでしょうか。

 

 人は誰しも幸せになることを希求します。幸せの定義は人それぞれでしょうが、自分が楽しく生きることと、他人を幸せにする(喜ばせる)ことに分かれるのではないでしょうか。自分が楽しく生きることは様々な経験や良い思い出につながる行為によってもたらされます。もう一方は、他人の幸せ(喜び)が自分の幸せ(喜び)になる「利他」の心ですね。

 幸せの要素は、3K即ち「経験」「貢献」そして「感謝」だと思っています。

 人(自分)は何のために生まれて、何のために生きているのでしょうか?生き残って(生かされて)つらつら考えるようになりました。

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