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考えるための道具を持つ#19

毎週板橋にある整形外科と整形外科直営の鍼灸接骨院にて臨床に出ています。
板橋は歴史のある街で、散策すると神社仏閣や文化財などがチラホラ

先日の雨上がり

延命寺で、仏様の目にも涙が

仏様も泣きたい日があるよね

努力と工夫の掛け合わせ

発達障害・グレーゾーンに対して鍼灸やマッサージ、運動指導の効果を探るとしてnoteを継続していますが、文化の違いや情報のアップデートなど壁にぶつかっています。
新しい課題が生じてきたとも、言い換えられるのですが、日々楽しい

成果物は、努力と工夫の組み合わせだと思っていて
気合いと根性の努力に、工夫での整地が加わるとよくて

闇雲に頑張るだけじゃなくて、工夫を用いいる

UDフォントで、読字障害の人が読みやすくなるのが工夫で
大量のインプットして、成果物のために頑張るのが努力

読みにくい状態で大量のインプットしてもダメだし
よめてもインプットが少ないとダメ

この掛け合わせの発想に辿り着かないと徒労に終わることは多い

以前にも書いたが、長谷川健さんのような専門機関で指導している人からしたら
工夫(解決策)のパターンがいくつかあるのと、普通級での授業一択では大きな違いがある。

同じ努力の時間でも、全く違う結果になるだろう

考具

加藤昌治さんの著書で「考具」
これは、教えたくない珠玉の一冊

考えるための道具を持っておくと、アイデア工場になれる
この本が、自分の中のビオトープをいい感じにかき混ぜてくれる。

僕の癖で、思考がとっ散らかってるのを活用して、実行まで収束できるようになったきっかけの一冊でもある。

アイデアが枯渇してしまうタイプの人は、一読お勧めします
努力するための工夫が揃っているので、手数が増えます。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

マンダラート

考具の中でも紹介されている「マンダラート」
9マスの正方形の中に文字を入れて思考していきます
僕も、これは採用させていただいておりまして
企画から、施術、勉強に至るまで大いに活用しております。

その際に使っている一部をお見せします。

中央に、テーマを決めて入力

今の発達障害・グレーゾーンののお子さん向けのへのアプローチを考えているので
それをセンターに据えます

主題をセンターに

周辺のマス目に、具体的なアプローチの内容を列挙
8個なくてもOK

センターから想定できるものを埋める

展開したものを、さらに細分化

呼吸でできることを書き出す

ここから、さらに実際に行うワークまで落とし込んでいきます。
1つの課題に対して、1シート
さらに、階層を下げて1シート

そうしていくと、アイデアの具現化まで持っていけます。

こうして、考えるための道具があると、努力の方向性と、工夫での整地で
生産性が上がり、効率的に思考と行動がしやすくなります。

ちなみに、このシートをもとにプレゼン資料の作成まで持っていきます。

思考の方向性

キーボードでの入力での思考と
手書きでの思考が、また違ったりするので
時々手書きでも、作成します。

最近のアイデアを書き出したもの

割と僕の場合は、荒めの思いつきは
先に手書きにして、後にアプリに落とし込む

目や、手の使い方が変わるので思考にも変化がある

頭の中のモヤついたアイデアの種は、先に手書きで出した方が
自由度があるし、感情や情動が字に出るので思考が広がる

ゆえに荒さも、また活かしたい

基本的には、自分しか見ないので読めればいいし
その時の感情ままにどんどん書いていく

その後に、人に見せる形に整えるために
アプリに打ち込んでいくのだが

面白いもので、整えていく意思があると
収束に向かうので、アイデアの拡散が薄れる。

拡げたい時は手書き
収束させたい時はアプリ

これもまた努力と工夫の合わせ技
かつ自分なりの解釈で使える考具

⚫︎まとめ

このnoteも、ネタに詰まるとマンダラートに手を出します。
真ん中に「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」と入れて
周りに思いつくワードを埋める(ネタ帳から出してみる)

そこから、お題を決めて書き出す。

思考のビオトープを混ぜ混ぜするシステムがあると
無駄に悩まなくていいので、効率的

講演会企画も、施術の新メニューも、鍼灸整骨院の出店案もほとんど起点をこれで作っています。

学習障害も、みんな少なからずあるのだと思う
フォントで解決するものもあれば、音声読み上げ、ヴィジュアライズなど
様々な方法で学習障害を乗り越える方法があると思うと
やる気や努力の問題にしすぎないで、工夫、方法の変化で乗り越えたら

意外となんでもないことが多いのだと思う

だからこそ専門機関への相談は有益
ただし優秀な専門機関でないと方法が少ない可能性もある。
ここは諦めずに進みたいところ

考えるための道具を持つ努力を怠らない

けして「バカ」なんかじゃない
アプローチが合わないだけのケースはたくさんある。
その上で、努力や意欲がのってくればいい

僕のマンダラートのパターンは本家筋の使いかた知らずに
自分の目的を達成するためのカスタマイズが日々行われている。
使っている人に勧められて、その後に必要あれば検索して
自分のやり方に合わせて行っている。

型は、確かにある。

でも、それが全てではない

弱い部分の補完ではなく、強い部分の活用法が向いてる僕には
このやり方があっただけ

皆さんにも、きっと合う方法が見つかるはず

ついでですが、茂呂史生さんとの対談中にchatGPTを使ってる?の問いに対して

「使っていない」と答えた私

やらず嫌いでしたが、ついに解禁

今使いまくっています、自分×考具×AIでさらに進化していくのは

ワクワクしかない

✳︎

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