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人気者と恋人の違い:愛されキャラのジレンマ

 「ミッ○ーマウスが人々から愛されるのと、一人の男性が特定の女性と恋愛関係になり愛されるのは違うと思います。この両者の愛され方の違いを教えて下さい。」と自分はAIに問いかけました。

 今回は、愛されることの違いについて語っていきます。

 自分は過去に同級生から「猫男君は愛されキャラだよね」と言われたことがあります。確かに、多くの人々に親しみを持って接してもらえることが多く、居心地は悪くなかったです。ただ、本当に仲が良くて腹を割って話せる友人はごく少数であり、特定の女性との恋愛関係には至らず、別の意味で愛されキャラではなかったです。
 そのため、「愛されキャラ」という立ち位置に、何となく違和感を抱いていました。

 AIは、ミッ○ーマウスが人々から愛されるのと、一人の男性が特定の女性と恋愛関係になり愛されることは、いくつかの違いがあることを提示しました。

 まずは、キャラクターと個人の違いです。ミッ○ーマウスはフィクションのキャラクターであり、多くの人々に親しまれています。一方、一人の男性が特定の女性と恋愛関係になり愛される場合は、個人同士の関係であり、お互いの感情や絆に基づくものとしています。

 次に一般的な愛と個別の愛の違いについてです。ミッ○ーマウスは幅広い人々から愛されていますが、その愛は一般的なものであり、多くのファンによって共有されています。一方、一人の男性が特定の女性と恋愛関係になり愛される場合は、その愛は個別の関係に特化しており、お互いの個別の特性や経験に基づいているとされています。

 さらに、親しまれる理由の違いがあります。ミッ○ーマウスは、その愛される理由として可愛らしさ、陽気さ、冒険心などのキャラクター的な特徴があります。一方、一人の男性が特定の女性と恋愛関係になり愛される場合は、個人の魅力、共通の興味や価値観、相互の支えや理解などが関係しています。

 そしてスケールの違いがあります。ミッ○ーマウスの愛され方は大規模で広範囲にわたります。一方、一人の男性と特定の女性の恋愛関係は、より個人的で密接な関係であり、その範囲や影響は限定されています。

 これらの違いにより、ミッ○ーマウスの愛され方と一人の男性と特定の女性の恋愛関係での愛され方は異なるものとなります。

 この回答から、ASD(自閉スペクトラム症)者の困り感に関連する要素が浮かび上がります。ASD者が抱える困り感の一つに「他者との関係性の構築の仕方がよく分からない」というものがあります。友達ができない、恋人ができない、コミュニティに馴染めないといった困難がよく聞かれます。

 これらの困り感は、ASDにおける社会的コミュニケーションの障害によるものと考えられます。中でも、対人関係の発達の遅れにより、友情や恋愛関係の形成が遅れることが考えられます。他者との深い絆を形成することや、相手の感情やニーズに適切に対応することに困難を抱えることがあります。

 また、コミュニケーションには社会生活技能訓練(SST)が参考になります。生活機能は、対人場面における効果的な行動であり、その技能には周囲の人々との良好な関係を維持するための親和的な技能が含まれます。

 さらにASDの場合、対人状況における情報処理が定型発達者と異なる側面があり、思いが共有されにくいという特徴も考えられます。自閉スペクトラム症の人々は、感情や思考を言語化するのが難しい場合があります。これにより、自身の感情に気づきにくく、他人との感情を共有することや関係性の形成が困難になる可能性があります。

 さらに、アレキシサイミアという特性も重要な要素です。アレキシサイミアは、感情の表現や認識が難しいという特徴を持ちます。これはASDの一部の人々に見られる特性であり、自身の感情に気づきにくいために他者との関係性を築く上で困難を抱える要因となる可能性があります。

 これらの要素が複雑に絡み合い、ASD者が他者との親密な関係を築くことが困難になると考えられます。友人や恋人を作ることに関しては、個人的な魅力や共通の興味、適切なコミュニケーションスキルが重要ですが、ASD者はこれらの要素において困難を抱えることがあります。

 したがって、ASD者が他者から愛されることや親しまれることを求める場合、個別の関係性や個人的な魅力に焦点を当てる必要があります。自己理解や適切なコミュニケーションスキルの開発、感情の認識や表現のサポートなどが重要な取り組みとなるでしょう。

 以上のように、ミッ○ーマウスの愛され方と個人としての愛され方には違いがあると言えます。

 「人気者になれば、友達や恋人ができる」という話を聞いた際、自分は違和感を覚えました。しかし、今回、キャラクターとしての愛され方と個人として愛されることには、概念と個別の違いがあることを言語化できたことで、その違和感が解消されたような気持ちになりました。

 これを踏まえると、過去に自分は人気者としてマスコット的な愛され方をしていたかもしれませんが、個人としてはあまり親密な関係性を持って愛されていなかったのかもしれません。愛されキャラであるはずなのに恋人ができなかったことも、今では納得できるようになりました。

 ASD者は人気者になれることがあるが、恋人になるのが難しい理由が腑に落ちました。友人や恋人を作りたいと希望している当事者にとって、今回の内容が参考になれば幸いです。


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