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地球さんとのおしゃべり

地震は地球さんのオナラかな

ウンチも屍も土に還り
植物から吸収されて
それをまた愛する子孫が食べて
血肉になり
体内を循環して命を宿し・・・

限りある資源
有限化したのは人間かな

もらったら返す(借りたらお返しする)
ごく当たり前のことを
地球さんにできていないのかも

一方的に搾取してたら
そりゃたまには
地球さんだってブチギレる

魂と地球はいつもおしゃべりをしている
魂たちは本音を言わない

地球さんはそれを気づかせるために
時々サインを送る

魂に聞いてみた

「死んだらどうして欲しい?」

「好きな木の下に埋めて欲しいです」

「そこに大好きな家族や友だちが集まり
おむすびやお菓子を食べて笑って欲しい

みんなに集まってもらえるように
春になったら
また綺麗な花を咲かせますから」

植物に心があるかどうかはわからない

きれいな花
惹きつけられる香り
新緑の緑
秋はちょっとだけおしゃれを楽しんでから葉を落とし
冬は根に甘いエネルギーを貯め
春になると一斉に芽吹く

誰が一番に合図してるかわからない
号令も言葉もない

「そういうもんだよ」

私を誰も会いにこない納骨堂に並べないで
隣に並んでる知らない人の骨に
人見知りしそうだから

そこにはいないのだけど
暗い地下室はちょっとだけさみしい

森や海に帰りたい
いつも頭上で歌ってた
あの鳥の唄を聞きたい

そしたら目に見えない「つぶつぶ」になって
どこまでも飛んでいける

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