シンガポールでは2023年2月13日に、病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関におけるマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOの明確な終息宣言はないままです。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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11月10日（金）通算1312日目　グリーン（DORSCON）270日目

　繁華街のオーチャードにある高島屋に行くと、大きなクリスマスツリーが登場していた。記憶違いでなければ、新型コロナウイルスの流行が始まった2020年と翌年の2021年は店内に入る際にトークンをかざす改札のような機械が設置されたり、係員が動線を仕切っていたりしたので、ツリーはなかった。しかし、昨年からは再度登場している。ちなみに今年はシャネルとのコラボレーションらしく、白が基調になっている。てっぺんには、輝くロゴが見えた。

　毎年高島屋に飾られるツリーは、4階まで空いた吹き抜けに飾られており、非常に見応えがある。南国で全く長袖を必要としない外気温の中で生活していても、この風物詩を見れば、地球と一緒に12月をきちんと迎えているのだ、という実感が湧く。そのためか、このツリーを見るのを私は毎年楽しみにしている。もしこの時期にシンガポールへ来る人が居たら、ぜひ一目見て欲しい。個人的には仮にオーチャードに何の用事がなくても、わざわざ見る価値があるのではないかと思う。

　高島屋が面しているオーチャードロードには、車道をアーチのようにまたぐイルミネーションもある。夜には点灯されており、こちらも綺麗だ。新型コロナウイルスの流行が沈静化したとは言わないが、他に目を向ける位の余裕は出てきたことを実感する。

去年（2022年11月10日）の記事はこちら↓

一昨年（2021年11月10日）の記事はこちら↓

3年前（2020年11月10日）の記事はこちら↓

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