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シンガポールでSTAY@HOME 3月19日(日)通算1077日目 グリーン(DORSCON)35日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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3月19日(日)通算1077日目 グリーン(DORSCON)35日目

 最近YouTube再生機と化しているリビングのテレビで、珍しくNHKを観ていると、毎回異なる俳優などが2人で短期間の海外生活を送る「チョイ住み」が始まった。以前にも視聴したことはあったが、当時は新型コロナウイルスの流行が始まる前だったので単に面白い企画だな、としか思わなかった。時勢から考えて再放送だろうか、と観ているとどうも違うらしい。今回の主役の1人である金子大地は昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演していた俳優、と経歴が紹介されていた。ちなみにもう1人は、元サッカー選手の大久保嘉人だ。

 初対面の2人が生活するという番組内容自体は、以前と変わりなかった。ただ、毎朝抗原検査をしており、その様子も放映されていたが、棒を鼻に突っ込む場面は何故か大久保さんしか映っていなかった。

 書き忘れていたが、今回の舞台はイタリアのナポリで、昨年のクリスマス頃に撮影されたようだ。見た限り、街中でマスクをしている人は全然いない。シンガポールでも最近は減ってきたものの、もう少し着用率は高い。撮影時期と同じ年末頃で言えば、公共交通機関では義務だったこともあり、現在よりも更に多くの人がつけていた。また、シンガポールの飲食店では若干形骸化しているきらいはあるが、着用が義務なのに対して、ナポリの飲食店従業員は誰も身に着けていなかった。政府の方針の違いが、顕著に見てとれる場面でもあった。

 国によっての政策の差異が認められる点につい意識がいってしまうが、番組の元々の主旨である海外での短期での生活という部分も当然面白かった。特に新型コロナウイルスの流行が始まって以降、旅行と名の付くものが一層億劫に感じるようになっていた。それだけに、楽しそうに過ごしている人を見ると本来の旅が持つ良さを垣間見ることができて、いいなと思う。

 正直、日本の一時帰国ですら、手続きを考えると面倒に感じて番組で感じた「いいな」が吹き飛んでしまいそうだ。それでもフットワーク軽く、とまではいかなくても、以前くらいの気持ちで前向きに旅ができるようになりたい。

参考文献
NHK「チョイ住みin ナポリ」(2023年3月19日16時54分閲覧)
inナポリ - チョイ住み - NHK

去年(2022年3月19日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年3月19日)の記事はこちら↓


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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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