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シンガポールでSTAY@HOME 7月3日(日)通算818日目 イエロー(DORSCON)69日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

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7月3日(日)通算818日目 イエロー(DORSCON)68日目

 家の前にある大きな通りから、からにぎやかな音楽が聞こえてくる。旧正月の頃によく耳にする獅子舞のような、華やかなライオンダンスの伴奏にも似ている印象だ。ただ、実際に催されたのはお祝い事ではなく、葬式だと窓の外を見なくても断言できる。ちなみに、斎場の近くを通り過ぎた事は何度もあるものの、読経は聞いたことがない。当地で私は葬式の類に参列したことがないため、具体的な形式は知らないが、日本とは異なり読経はメジャーではないのだろうか。

 普段は数分で音が鳴りやむのだが、今日はどういう訳か長い。不思議に思って窓の外を見ると、道路で10人以上の人とチャーターしたであろうバス2台、それに当然ながら霊柩車が列をなしてゆっくり進んでいた。どういった方の葬儀かは知らないが、多くの人が参列しているのは間違いなさそうだ。
 
 新型コロナウイルスが流行して、最近でこそ人数制限が撤廃されたが、長らくは冠婚葬祭に出席するのにも上限が設けられていた。1年前なら、今日のような光景は見られなかったはずだ。人が亡くなられたことに対して良かったという言葉を使うのは違う気がするが、大勢の人が意志さえあれば参列できるようになった点は、良かったと言って良いのかもしれない。

去年(2021年7月3日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年7月3日)の記事はこちら↓

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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