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臼蓋形成不全の股関節の痛みに筋トレはなぜ

専門家のアドバイスがあまりにも不可解でそれで良いのかと不思議に思い相談者の状態を確認した
筋トレは必要と思うが原因をはっきりみないまま闇雲に筋トレはあまりにも無謀過ぎそれにより改善効果が得られないままになる人も少なくはないと思えは罪作りなアドバイスに思えてくる

足を広げてゆくと途中でかくんと詰まって広がらなくなった

確かにゆっくり足を開いてゆくと途中で動かなくなった

トレーニングを行う前に簡単に改善テストを行った


度々紹介する図ではあるが素直にこの絵を見ていただけると足元のバランスが崩れると様々なところにその影響が現れてくることは容易に理解できると思う
左右の足の高さが異なると股関節の位置が左右でずれてくるのは理解できるはずであるが、このねじれを筋トレで変えようと試みるのは無謀と言えないだろうか?

足のバランスを変えてみたところ引っ掛かりがなくなった
これに要する時間は
1分:緊張の」強い足裏の奥の方の筋肉をチェック
1分:緊張を簡単に解す(確認のため)
これで引っかかりが軽くなった

原因はアーチを支える筋肉の緊張が強くなっていたようだがそれは外反母趾の足の動きに起因しているようだ

アーチを支える筋肉と足底筋を柔軟にするほぐし3分で股関節周辺の緊張した筋肉が緩み足元に安定感が戻ってきた


このように簡単に変わる脚を筋トレ不足と決めつけるのはあまりにも理不尽である

脚の筋肉の緊張がゆるむと広がり易くなった

股関節の周辺の痛みは様々であるがこの方の場合は手術を必要とするまで悪くは無いと医者から言われているが、であればなぜ足のバランスを整えることを始めにしないのかが理解できない

股関節を元気にする秘訣

1.足元のバランスをまず整える(足の専門家なら数分で整えられます)
2.整えた足で毎日30分程度の歩行をする
3.毎日のストレッチを行う
 ストレッチはアスケル東京のLINE公式ページにあるストレッチの動画を参照ください
バランスの良い状態で普通に歩くことで股関節にかかる負荷バランスが良くなり関節包での関節の動きがスムーズになり滑液が分泌され関節の潤滑油となり軟骨へ栄養を供給する動きになる

これにより関節がより元気になってくる

10年いやそれ以上も前に、柳川整形外科でジグリングは効果があり軟骨が戻ってきたと話題になったが以降どの専門家も語っていない
しかし今年山口の整形外科医が柳川整形外科の事例を紹介していた

今では「健康ゆすり」との愛称もつけられるようになったようである

とても大切な事はカラダの基礎であり土台である足元のバランスを正しく整えること
これができなければ効果的な改善は進みにくい
難しいのは足は大切というがそのバランスの取り方が論じられない事だと思う

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