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地域の自分を通じて地域を語れ!

行政の中の「綺麗で耳障りの良い言葉」が嫌いだ。
かく言う私もこれまでに行政職員として
そのような言葉を多く使い、
行政の各種計画等でも文章を作ってきた。

それが行政内でも合格答案であり、
上司からも評価されることであった。

しかし、ここ数年、私的に地域と関わる中で
気づいたことがある。

行政が実際見ることができているのは、
せいぜい一部の、高齢者、専業主婦(主夫)、
フリーランスぐらいだ。

日々、家と職場を往復するだけの
マジョリティには届いていない。
いや、届かせようとしていない。

家と職場を往復するだけのマジョリティ?

あぁ、その典型例がもしかすると
行政職員ではないだろうか。

一方で、行政の立場からすると、
家と職場を往復するだけの人を
地域に望んではいなかったはずだ。

そのような状態で行政職員が
地域を良くしたいと
語ることができるのか。

地域協議会、まちづくり協議会、中間支援組織等
だけが地域をつくっているわけではない。

野球コーチ、サッカーコーチだって
立派な地域づくりだ。

そうだ。まずは行政職員が地域に目を向けよう。
もし行政職員がほんの少し主体的に
地域に関わることができたなら、
もし行政職員がほんの少し積極的に
自分の職場で私的な地域のことを
語ることができたなら、

地域のキーパーソンは自然と明らかになり、
例えばサッカーのコーチが他の活動で
地域のリーダーとなることがあるのかもしれない。

一人一人が地域で関わる活動を発信し、
そこの情報からつながることから始まる。

さぁ、地域に飛び出し、語り合うことから始めよう!

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